ネイティブアドを使ったマネタイズについて
いろんな人がブログを運営して、広告を掲載して収益を上げている人が多くなってきた。その界隈の人たちは大体、アドセンスに依存しているようだが、スマホからのトラフィックが6~8割を超える時代、それに合わせたマネタイズをすることが重要だ。
アドセンスなどのバナー広告でもスマホでは、デバイスのユーザに合わせた広告が表示されるようにはなっている。
しかし、完全にスマホ向けの広告かというとそうとは言えない。スマホはPCとは違い、画面がかなり制限されている。その為、300x250や300x100などのバナー広告では1つの情報しかユーザに伝わらない。
よく、スマホ用広告とか銘打ってはいるが、あくまでスマホ対応なのであって、スマホに最適化された広告とはいいがたい。
これは私の経験から感じたことだが、スマホではバナー広告より、インフィード広告などのネイティブアドが非常に向いている。というのも、同じ300x250のサイズでも広告を5個表示させることも可能だ。50x50の広告を5つ段組みで掲載できる。
その分、ユーザに提供できる情報は従来の広告の5倍である。しかも、通常のSSPなどでは扱っていない案件が豊富で、よりスマホユーザに特化した広告が表示される。
ただ、インフィード広告に代表されるネイティブアドは実装が面倒で、HTMLやCSS、JavaScriptの知識がないと正直厳しいものだ。
基本的にコードだけ渡される通常のバナー広告とは違い、サイトに馴染ませるために自分でデザインを工夫することができるからだ。むしろ「最初から自分でデザイン作ってね」って案件が多いと思う。
とはいうものの、ある程度のテンプレートは用意されているので、ちょっと勉強すれば、それほど苦労することもない。
SSPの中には通常のバナー広告と同様にコードを自動的に提供してくれるものもあるが、正直、そういう広告は期待できない。何故かというと殆どの場合、それを自分のサイトに合わせてカスタマイズ出来ないことが多い為だ。それではCPMも大した額にはならず、通常のバナーを掲載しているほうがマシと言える。
最近、TLで若干話題になったCriteoの場合、スマホでの場合はテキスト広告を使ったほうが効果は断然高い。CPMも通常のバナー広告と比べて100円以上の差がつくことも珍しくはない。
ということで、インフィード広告を実装してみることをお勧めする。また、ツイートプロモ風の広告など、自由なデザインで広告を作成できるため、非常にメディアとの親和性が高いので、ネイティブアドを一度使ってみてはどうだろうか。