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地域×メディア 地域メディアの作り方!
ようやく寒さが本格的に訪れ、風邪を引きやすい時期になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。インフルエンザも流行しているので、引き続き体調にはお気をつけください🍵
こんにちは!牛山ゼミ16期生です!🐮
11月19日の合同ゼミでは以下のことを行いました。
本日のゲスト講師 影山裕樹さん
今回ゲスト講師としてお越しくださった影山さんは、編集者、メディアコンサルタントの仕事をしつつ、大正大学の表現学部専任講師も務めています。
具体的には、”まちを編集する出版社”千十一編集室の代表、アート・カルチャー書の出版プロデュース、ウェブ制作、「十和田奥入瀬芸術祭」のエディトリアル・ディレクターなど、様々な地域貢献プロジェクトのディレクションに携わっている方です。
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ローカルメディアの作り方
ローカルメディアの作り方としては大きく4つに分類され、①自治体が発行するもの、②地元企業が発行するもの、③NPOなど団体発行するもの、④個人で発行するもの、があるそうです。
③NPOなど団体発行するものでは、城崎温泉で行われた、耐水性の高い紙を使って作られたため、温泉に浸かりながら小説を読めるという斬新な取り組みが行われていました。次の弾では、カニの殻をイメージした、湊かなえ作の小説が出されました。特殊なテクスチャー印刷によって本物のカニのような凹凸と質感が出し、カニの殻から身をスッと抜くように本を取り出す仕掛けなど、そこの地域でしか買えなくすることで、地域に来てもらう取り組みをしているそうです。
④個人で発行するものでは、食べる通信というのがあり、食の作り手を特集した情報誌と、その方達が収穫した食べものがセットで定期的に届く「食べもの付き情報誌」です。そこで、特集されている作り手と直接繋がることのできる様々な仕掛けから、地域との繋がりが生まれるそうです。
これらを通して、ローカルメディアは、異なるコミュニティを繋げるための手段だと仰っていました。
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HEDATE PASSPORT
HEDATE PASSPORTというのは、2017年に千葉県南房総市で開催された「南房総2拠点大学」のメディアコースの参加者が考案した、「移住希望者向けスタンプラリー」のことです。
掲示されているお店に行ってスタンプミッションをクリアすると、スタンプを押してもらえるという仕組みです。観光客はなかなか地元の人と関わる機会がないため、これをきっかけに繋げるという目的があります。
確かに旅行先などで地元の方と交流する機会は少ないため、良いきっかけ作りになるなと思いました!
赤崎水曜日郵便局
赤崎水曜日郵便局というのは、2013年に住民参画型のアートプロジェクトとして行われた、自分の水曜日の物語を書いて送ると、知らない誰かの水曜日の物語が届くというアートプロジェクトのことです。
誰かの思い出を知るというのは普段ではなかなかないことなので、とても面白そうな企画だなと思いました!
新しい骨董のボトルキープ
新しい骨董というのは、「新しい骨董」という名前でボトルキープすることで、それがかけられているボトルは誰でも自由に飲むことができます。
この記事では、「個人の手を離れ眺められるボトルキープは、小さな記念碑のようだ」「ボトルレターの一種か?」と書かれていますが確かにその通りだなと思いました。知らない誰かのボトルキープを誰でも飲むことができるということは、たくさんの人との共有が生まれる瞬間で、一緒に飲んでいなくても誰かのことを考えながら飲めるため、良い企画だなと思いました!
ワーク活動
後半ではワーク活動として、自分が住んでいる地域×メディアについて考えました。メディアの域は幅広いため掛け合わせが多く、とてもたくさんの方向からのアイデアが生まれました。
実際に出たアイデアとしては、小田原城×お化け屋敷、清水公園×YouTube、雪×ロボット、工業地帯×音楽、櫻木神社×上映会など、各グループで様々な個性が出ていてとても面白かったし、新しい発見にもなりました!👍🏻✨
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講義を通して
今回の講義では、地域メディアの可能性と、ローカル×メディアなど掛け合わせによって新しいメディアが生まれるということを学びました。
牛山ゼミで地域活性化について学んでいる身として、今回実際に地域貢献プロジェクトのディレクションに携わっている影山さんのお話を聞くことができたのは、本当に貴重な経験になりました!
様々なローカルメディアについて知ることで大いに刺激を受けたため、現在行っている秋プロの冊子作りにもこのような発想方法を活かしていきたいなと思いました!💪🏻🔥
担当:鶴間
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