血清総ビリルビン

血清ビリルビンの異常

ビリルビンには、間接ビリルビンと直接ビリルビンに分けられます。
間接ビリルビンと直接ビリルビンを合計したものを、血清総ビリルビンと呼びます。

総ビリルビンが高い場合、どちらのビリルビンが高いかを確認します。

  • 間接ビリルビンが高い場合

    • Gilbert症候群、Crigler-Najjar症候群

  • 直接ビリルビンが高い場合

    • 急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝癌、肝膿瘍

    • 薬物性、ウイルス性胆汁うっ滞、原発性胆汁性胆管炎(原発性胆汁性肝硬変)、原発性硬化性胆管炎

    • 総胆管結石、胆道癌、膵癌

    • Rotor症候群、Dubin-Johnson症候群

以上のことなどが考えられます。