臨床検査技師の施設ごとの働き方について~施設形態別まとめ~
こんにちは、メドフィットです!
弊社は医療・介護に特化した転職サポート会社です。
これまでnoteで臨床検査技師さんの施設形態別の働き方を紹介して参りました。
今回は【クリニック・健診クリニック・一次救急病院・二次三次救急病院・検査センター・企業】それぞれの施設形態別まとめや転職事例をお伝え致します。
施設形態別まとめ
①クリニック
人員体制:
臨床検査技師1~3名程度。検査室はなく看護師と協力して業務をすることが多い業務内容:
生理機能検査中心。その他採血、ドライケム、診療介助 等求められるスキル:
生理機能検査または採血、エコー等
②健診クリニック
人員体制:
臨床検査技師3~15名体制程度 施設規模により臨床検査技師数に大きくばらつきがある業務内容:
健診での生理検査、超音波検査(腹部・乳腺・頸動脈・甲状腺)、採血、結果出しの事務作業 等求められるスキル:
腹部・乳腺のエコー経験 または 一通りの生理機能検査経験
▽クリニック・健診クリニックについて詳細を確認したい方はコチラ
③一次救急病院
人員体制:
臨床検査技師1~3名体制程度 少数精鋭業務内容:
生理機能検査、簡易検体検査、採血、委員会活動など求められるスキル:
病院での勤務経験 等
④二次・三次救急病院
人員体制:
臨床検査技師8名程度~大学病院になると40名程度もある業務内容:
生理機能検査、検体検査、超音波検査等 それぞれ細かく部署に分かれている場合もある求められるスキル:
いずれかの業務の勤務経験 新卒・未経験も応募可能な場合もある
▽病院での働き方について詳細を確認したい方はコチラ
⑤検査センター
人員体制:
ラボは拠点により6~30名ほど ブランチラボは1~2名体制業務内容:
検体検査 ラボの場合は細かく担当業務が分かれている場合が多い求められるスキル:
検体検査業務経験 新卒・未経験も応募可能な場合もある
⑥企業
人員体制:
臨床検査技師資格有資格者がチーム内にいない可能性有業務内容:
治験コーディネーターや臨床開発モニター 等求められるスキル:
臨床現場での勤務経験
▽検査センター・企業での働き方について詳細を確認したい方はコチラ
実際の転職事例
実際に、施設形態の異なる施設へ転職活動をされる方も多いです。実際の転職事例をご紹介いたします。
◇事例①
⇒経験を活かし目的をかなえられる施設
クリニック・健診クリニック・一次救急(療養型)病院
「これまでの病院での症例経験を活かして日勤帯で勤務できる」という理由から、総合外来のクリニックへの転職を決められました。
◇事例②
⇒経験を活かし目的をかなえられる施設
二次・三次救急病院
面接に行った病院の技師長から、「まずはこれまでの経験を活かして検体部署を引っ張ってほしい。その後慣れてきたら、心電図や健診業務、エコーなどもどんどん覚えていってほしい。」とのお言葉があり、二次救急病院へ転職を決められました。
◇事例③
⇒経験を活かし目的をかなえられる施設
クリニック・一次救急病院・二次・三次救急病院
最初は「日勤帯のみ」に絞られておりましたが、エコー未経験なのもあり転職活動が難航。現職のクリニックへ留まることも考えられましたが、「スキルアップ」もしたいと考えオンコールのある二次救急病院へ転職。
このご判断の背景として、まずは病院で生理機能検査や検体検査等の経験を積み新たなスキルを習得し、将来的にその経験を活かして日勤帯のみの環境への転職も検討されているようです。
3つの事例を紹介させて頂きましたが、あくまでいずれも一例です。
メドフィットでは、皆さんのご希望やご状況に応じた施設を一緒に考えてお探ししております。
転職したいけどどういうところに転職すればよいか分からない・・等、お悩みの際は弊社までお気軽にご相談ください!
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