算命学のなぜなに？：同じ生年月日の人は同じ運勢になるの？

同じ生年月日の人は同じ運勢になるの？と良く聞かれます。
答えは、同じ生年月日の人が同じ性格で同じ人生になるということはありません。
なぜなら自分の運勢は一人でできないからです。
色んな人と縁を結びながら運勢は作り上げられていくのです。
同じ生年月日の人でも親は違いますよね。
親の生年月日も生き方も違います。
裕福な家に生まれ育つ者と貧乏で苦労して育つ者とでは、全く人生が異なってきます。
長男に生まれた者と次男に生まれた者はそれだけで運勢の違いを持ちますし、結婚すれば結婚相手の生年月日によっても自分の人生は影響を受けます。
イメージとしては、「縦の糸はあなた～♪横の糸は私～♪」という風にたくさんの人生が交差して一枚の布になるという感じです。
これは縁という言い方にもなるかもしれません。
良い縁を結ぶと良い運になるのです。

双子であっても同様の考え方です。
戸籍上、1番目に生まれたか2番目に生まれたかを決めないといけないですよね。
先ず、それが決まった時点で宿命は違ってきます。
学生時代は似た感じの環境になるかもしれませんが、
社会に出ると２人を取り巻く環境が一気に違ってきます。
就職する会社、結婚相手、子供、住む場所などです。
それと連動して運命も違ったものになっていくのです。
双子であっても食生活や生活環境により病気にかかったり、かからなかったりする違いが出てきますよね。
運命もそれと同じように環境により変化していくのです。