定期購読:あなたの『選ばれ力』をアップするカラー戦略マガジン 029号「色気と痔の気のない者はない ~恥の上塗り、緊張の上塗りをしないためのスーツスタイル~」
本日のお題
こちらの意味は・・・
だそうです。
が!
こんなことわざ、ご存知でしたか?
私は初めて聞きました!
>痔で悩む人が多い
そそそ、そうですか・・・!?
こちらのことわざを見た瞬間「え、マジで!?」と思いましたが、私自身の視野を広げる意味も込めまして(笑)今回はこちらのことわざを、カラー戦略で読み解いていきたいと思います!
本日の内容を画像でダイジェスト
「恥ずかしい」という感情は他のネガティブな感情を増長させる
20代の頃、超ブラック企業に勤めていた私は、ストレスから身体を壊して入院したことがあります。
結果は、腸の調子が少し悪くなっただけで、お陰様で病気ではなかったのですが、検査がとてもハードでした!
先端に小さなカメラが付いたホースを、お尻の穴から入れられる検査は、本当に、本当に、イヤでした!
(胃カメラの検査を腸にするようなイメージです)
20年以上前の話ですので、今は医学の進歩により、そんなに大変じゃないのかもしれませんが、当時は、本当に、本当に、大変でした。
検査前に、男性の医師から、
「こんな検査をしてごめんね。
若い女の子だから(当時の私は20代だったので)、よけいにイヤだろうし、僕も本当はこんな検査、したくないんだけど…」
と謝られ、まだ検査の全貌がよく分かっていなかった私は、なんでこんなに謝られるのかナ? 検査前の、この「溜め」の空気はナニ?と思っていたのですが、まぁそういうことでした(苦笑)
恥ずかしいわ、痛いわで(特に腸のカーブに合わせてカメラが曲がる時)、その時の記憶はトラウマとなって残っています。
でも今思うのは「恥ずかしい」から、よけいに「痛く感じた」のではないか、ということです。
ここで私が、そんなの検査だから仕方ないよね!と割り切ることができていて、恥ずかしいという気持ちがあまり無かったとしたら、こんなにウェットな気持ちにはなっていなかったと思うのです。
もっとドライに「あ、大腸の検査?うんうん、痛かったよー!」と、カラッと人に語れるくらいになっていたと思うのです。
「恥ずかしい」という感情は、他のネガティブな感情を増長させるのでしょうね。
おしゃれより大切なのは「恥をかかない」こと
そして「恥ずかしい状況」になると、頭に血が上り、冷静に考えられなくなる(つまり、テンパる)ということも、往々にして起こりますよね。
「恥ずかしい」とは少し違うのですが、「緊張していて、しかもその緊張を楽しめない状況」は、「テンパりやすい」という意味では「恥ずかしい」と似たような状況ではないでしょうか。
例えば「好きな人に会いに行く」という状況でしたら、緊張してドキドキしますが、楽しみですよね。
でも「初対面の相手にプレゼンしに行くけど、どんな反応が返って来るのか、皆目見当がつかない。下手したら気分を害されるかもしれない」とか「格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)に出席するけど、完全にアウェイな立場」みたいな状況ですと、緊張しますし、その緊張を楽しむこともできませんし、「とにかく恥はかきたくない」という感情も湧きますよね。
コロナも少し落ち着いたこの時節、集まりがある方も多いと思いますので、本日は、
格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)に出席するけど、完全にアウェイな立場
に特化して、
恥をかかないためのスーツの着こなし
をお伝えしていきたいと思います!
おしゃれよりも、「恥をかかない」ことの方が大切ですものね!
生地の「質」で一発勝負
まずスーツの色は「紺」、特に「濃紺」が良いと思います!
「紺」は世界的に「フォーマル感」「ビジネス感」を表現できると認められている色ですので、国際色豊かなパーティでも、堂々とお召しになっていただくことができる色です!
そして「格式ある場所」というのは「質」重視です。
なのでスーツの模様は、大柄なストライプやウインドウペン(格子柄)よりも、「無地」や「控えめなピンストライプ」や、生地の「織りの陰影」でストライプを表現する「シャドーストライプ」が良いと思います!
なぜならば、そのような控えめな柄だからこそ「生地の上質さ」を際立たせることができる、つまり「生地の質」で勝負できるからです。
模様が無いからこそ、「生地の質」がモノを言います。
まさに、生地での一発勝負です。
大柄な模様は、生地の質をごまかすことができる…というのは言い過ぎですが、控えめな柄の方が、良くも悪くも生地の質が際立ちますよね。
ですので「格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)」には、是非、
上質な生地の「紺」の無地、もしくは控えめな柄の「紺」のスーツ
にてご出席いただけたらと思います!
※仕事関係のパーティでない場合(プライベートのパーティ)は、また条件が違ってきます。
品の良い艶感と色気が出まくりの組み合わせ
「紺のスーツ」に合わせるネクタイは、お立場それぞれでおススメできる色が異なってきますので、一概には言えませんが、
上質な生地の「紺」のネクタイ
はテッパンで、どなたにもおススメです!
私は今までたくさんの方々に、「紺」のスーツに「紺」のネクタイの組み合わせってカッコ良いですよ!と言ってきましたし、このメルマガでも書いたことがありますが、全身で使う色数が「紺1色」だからか、
「地味じゃない?」
とおっしゃる方が何名様かいらっしゃいます。
でも、全く地味ではありません。
なぜならば、スーツもネクタイも「質重視」というルールを尊重し、生地にこだわると、自然な「光沢」が生まれ、それが「上質な美しさ」を醸し出すからです。
ですので地味どころか、
品の良い艶感
品の良い色気
が出まくりなのです!
今まで「紺×紺」の組み合わせは地味なんじゃないか、と敬遠されていた方も、機会がございましたら、「色」だけではなく「生地の質感」にも着目してみてくださいね。
ものすごく上質なコーディネートになりますよ!
そして、こんなに「上質感」が生まれるのには、もう一つ理由があるのです!
その理由は、次のセクションでご説明しますね!
カラーコーディネートの「落ち着き」は何に繋がるのか
色はそれぞれに、イメージを持っています。
これは言い換えると「色はそれぞれに、人に与える情報が異なる」ということです。
「赤い洋服」と「青い洋服」はそれぞれ印象が違いますし、「赤をメインカラーにしたプレゼン資料」と「青をメインカラーにしたプレゼン資料」でも、雰囲気が異なってきますよね。
なので、色は単なる装飾ツールではなく、
色は情報
と捉えていただければと思います!
そう考えると、色数の多いコーディネートには、たくさんの情報が詰まっていますが、情報が錯綜してまとまらず、散らかって見える懸念があります。
お洋服の場合には、下品に見えたり、田舎くさく見えたりする場合がありますし、プレゼン資料の場合には、何が言いたいのか、分かりにくくなる場合があります。
しかし、色数の少ないコーディネートでは、一色一色の特徴が際立つので、その色が持つ情報が、しっかりと地に足を付けて伝わるという「落ち着き」が出ます。
このカラーコーディネートの「落ち着き」が、本物の「上質感」や「高級感」に繋がっていくのです!
なので、「紺」のスーツ×「紺」のネクタイのように、全身で使う色数を少なくしておくと、それだけで、
上質感が生まれる!
高級感が生まれる!
という、カラー戦略ならではの効果が生まれます!
ちなみに、この場合のシャツの色は「白」か「薄い水色」をおススメしますが、プラスアルファとして「白のポケットチーフ」を挿すことを、強くおススメします!
たかがポケットチーフ1枚ですが、これがあると、本当に洗練されて見えるのです!
普段はあまりポケットチーフに馴染みが無い方でも、せっかくの格式ある場所でのパーティ(セレモニー)ですので、是非お試しいただけたらと思います♪
「恥をかくのではないか」という心配を全力で取り除いて、本来の魅力を発揮する
このように「生地の上質さ」にこだわり、さらに「全身の色数」も調整すれば、格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)も、怖くありません!
緊張するアウェイな場面で「俺の服装、変じゃない?」と心配して「緊張の上塗り」をし、テンパることが無くなります!
それどころか、一言で言って「カッコ良い!!」、つべこべ言わなくても「カッコ良い!!」ので、のびのびと、本来の魅力を発揮していただくことができます!
まとめますと、格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)では、
という「恥をかくのではないか」という心配を全力で取り除いた服装で、あなたの「選ばれ力」を益々発揮してみてくださいね!
※本日のお話は女性にも当てはまりますが、女性の場合は、もっと華やかでもOKです!
本日のカラー戦略的結論
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