医師国家試験はなぜ難しいと言われるか
医師国家試験は毎年90%以上の合格率なのに
難しいと言われ、受験生も模試の成績がそれなりによくても安心できないといいます。
昨年118回医師国家試験では、受験者数10,336人、合格者は9,547人、合格率は92.4%。受験者数から合格者の人数を引いた789人は不合格
です。
これを受ける集団が
私立医学部だと国試より難しいといわれる何回もある卒業試験を合格してきた人。
国立医学部は卒業試験がない大学もありますが、進級はそれなりに厳しいのでそれをくぐりぬけてきたそもそもできる人。
飛び抜けた知識のある学生(5年進級時点で国試問題をすらすら解ける)以外は
横一列に近い状態での試験ですから
難しいといわれるのです。
少なくとも大学受験のように記念受験はいません。
全員が受かるつもりで受けに来ています。
卒業試験の日程が国試に近いのもあります。
年末までにはおおよその大学が卒業が決まりますが年越しに決まる大学もある(卒試再試)
そうなると卒業は決まったが国試の準備は今からとなるのでそれも苦労だと思います。
年末に決まったとしても国試までは40日くらいしかないですから。
年明け組は1ヶ月ない状態です。
合否がわかれるのは運もあるかもしれません。
是非がんばって下さい。