歯学部CBT 今年から国がボーダーを決めるが難化するといわれてる訳は

先日もお知らせしたように 
今年から厚労省が歯学部CBTのボーダーを決めます。
こちらです

医学部は厚労省がボーダーを決めて
単純に4年から5年への進級が少し楽になった経緯があります。
しかし歯学部はこれにより難化するのではといわれているのです。

なぜなら私立歯学部はCBTを受ける前に
CBT受験資格のための試験を行う傾向になってきました。
そうなると試験日程がタイトとなるばかりではなく
CBT以前に留年が決まる仕組みとなります。

例えば某歯学部
1月中旬 4年後期本試験
その後10日くらいに  
4年総合試験
ここまででCBTを受けられるか審査
そして
それを合格して通過すれば
2月OSCE CBT とすすめる流れです。
オスキーもそこそこ覚えたり練習したりが必要ですが
オスキーから数日後にCBTとなります。
1月中旬から2月中旬までの1ヶ月に4つの試験があることになります。

学生さんは時間的にも精神的にも大変です。
父兄も心配だと思います。

4年生で放校になるケースが多いですがこれまでは大学が決めるCBTのボーダーが原因でしたが、今後はCBT受験前の試験をはさむことでそれ以前の留年もあるかもしれないということになります。
歯学部の4年生は本当に大変です。