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勉強への集中力が爆上がりする「スマホの使い方」
勉強とスマホって、切っても切れない関係ですよね。
勉強アプリやYouTubeの授業動画を使えば、より効率的に勉強することができます。
一方で、LINEやインスタの通知に気を取られたり、ついついゲームをやってしまったりすると、勉強への集中力が無くなってしまいます。
スマホを上手く使えるかどうかは、あなたの成績に直結してくるのです。
では、どのようにスマホを使っていけば良いのか?
勉強していくうえでのスマホの使い方について、詳しく解説していきます。
スマホの必要性
まず最初に、スマホのメリットやデメリットなどを総合的に判断したうえで、僕なりの最終的な結論を伝えておきます。
勉強でスマホは使う必要はありません。
スマホを使うメリットはじゅうぶん分かってます。僕も「スマホを使うな」とは決して言いません。
YouTubeで役に立つ教育系の動画はたくさん挙がっているし、アプリを使えば「スタサプ」見たり勉強時間を管理できたりします。分からないことがあればGoogle先生で検索してパパっと調べることができます。
しかし、それはあくまで「補助教材」に過ぎないんですよね。
メインの勉強として、学校から出されたテキストや授業の復習、テスト勉強などがあります。
スマホでの勉強は、そのメインの勉強をよりスムーズに進めるためのツールでしかありません。
そして、勉強するうえでのスマホの最大のデメリットは「スマホによって勉強時間そのものが奪われる」ということです。
SNSの通知が来たら見たくなります。「友達からの返信まだかなぁ~」と気にしていると集中力が途切れやすいです。
ゲームで30分も1時間も時間が奪われることだってあります。
このデメリットと、先ほどのメリットを天秤にかけて比較したときに、やっぱりデメリットのほうが重くなってしまうと僕は思いました。
もちろん「自分は勉強のためだけにスマホを使えるよ」と自信を持って言える人は、スマホを使ってもらって全く問題ありません。
でも、多くの人はそうではないはずです。どうしてもLINEの返信が気になったりとか、ついついゲームやYouTubeの画面を開いてしまったりとかしますよね?
僕もそのような経験がよくあります。ちょこっと調べものをするだけのはずだったのに、いつの間にかYouTubeを見てしまって、あとから後悔することが多々ありました。
やっぱりスマホって、どうしても娯楽的要素のほうが強いんですよね。
だから、「スマホは教材としてアリだけど、必要ではないよね」ってスタンスでいたほうが、結果的に勉強がはかどります。
スマホは教材としてめっちゃ良い
スマホは勉強に必要ではないという話はしました。
一方で、勉強でスマホを活用できると、けっこう効果的です。
勉強におけるスマホのメリットって3つあって、
・動画教材として超有能
・スキマ時間でサッと学べる
・スケジュールの管理、勉強量の管理をしてくれる
「スタサプ」を始めとした動画教材って、かなり優秀なものが多いんですよね。
ぶっちゃけ、学校の先生の授業よりもずっと分かりやすいです。
さらに、現役の東大生とかがYouTubeで勉強法を紹介していますよね。
予備校講師とかの目線じゃなく、受験を乗り越えてきた直近の先輩たちの目線から出された意見は、中高生にとって価値が大きいです。
あえて勧めることはしませんが、動画教材をどんどん活用していくことは全然OKだと思います。
スキマ時間にサッと取り出せて勉強できるのもスマホの上手い使い方です。
英単語をあらかじめスマホ内に入れておけば、ちょっと空いた時間にサッと勉強ができます。
特に単語を暗記するときなどに、スマホでスキマ時間を活用する方法は相性が良いですね。
さらに、「Studyplus」などの勉強管理アプリを使えば、「自分がどれだけ勉強したのか」「どの教科をどれだけやったのか」が分かります。
自分の積み上げが目に見えるので、モチベーションアップにつながります。
また、勉強のスケジュールを管理したい時も、スマホのスケジュールは有効です。
計画的に勉強したい時には、使っておきたいですね。
このように、スマホを使って勉強するメリットって案外たくさんあります。
ただ先ほども述べたように、これはあくまで補助教材にすぎません。
スマホの自己管理がしっかりとできている人ならバンバン使っていいと思いますが、なかなか他のアプリも見ちゃうような人の場合は、使い方をちゃんと考えなければいけません。
スマホの正しい使い方
スマホを使った勉強はメリットがたくさんあります。
しかしながら、スマホに誘惑が多いのもまた事実。
YouTubeにLINE、インスタ、ゲーム、・・・挙げていけばキリがありませんね。笑
このメリットデメリットの両者を把握したうえで、自分に最適な使い方をしていかなければいけません。
僕から、スマホの使い方について2種類紹介していきます。
(ⅰ)スマホをどんどん活用して勉強していきたい人
スマホ内には役に立つ勉強のアプリと、誘惑のアプリの2つがいっしょになっています。
なので、勉強アプリ専用のホーム画面を作っておくと良いでしょう。
そして、勉強する時はその勉強アプリ専用の画面だけを開き、「ほかの画面は見ない!!」と決めて勉強します。
こうすることで、アプリを使って勉強している際に他のアプリが目に入ることがないので、集中力を持続させながら勉強ができます。
(ⅱ)どうしてもスマホで気が散ってしまう人
勉強をやっている最中なのに、ついついスマホを見てしまう人。
このままだとスマホに集中力を持っていかれ、いつまでたっても勉強がはかどることはありません。
スマホへの早急な対策が必要になります。
一番良いのは「思い切って、スマホを別の部屋に置いておく」ことです。
もし勉強部屋でいつも勉強しているのなら、リビングにスマホを置いたまま勉強部屋へ向かいましょう。
スマホが視界に入っているだけでも、集中力は低下してしまいます。
それになんだかんだでスマホが目に留まると、触りたくなってしまいますよね。
なので、視界に入らず通知音も聞こえない場所に置いておいて、勉強中はいったん脳内からスマホを消し去ってしまいましょう。
そうすれば、目の前の勉強に集中することができます。
勉強が終わって初めて、スマホを見てもいい時間にしましょう。
ツールは「手段」であり目的ではない
まとめです。
・基本スタンスは「勉強でスマホを使ってもいいけど、必要ではない」と考える
・自分をコントロールできるなら、スマホはメリットがいっぱい
・スマホに意識を奪われるのなら、近くに置かない
スマホが勉強の道具として使われるようになったのはつい数年前のことです。
スマホが普及する前の人たちも、勉強はしっかりとできていました。
なので、別にスマホが無くなったところで勉強に支障はないんですね。
ただ「お、この道具使えそうだなっ」って、どんどん新しいツールを使っていく考え方は僕は賛成です。
社会に出てから顕著ですが、「我々は昔ながらのやり方でやっていくんだ。新しいツールなんて使わん」っていう企業と、「役に立ちそうな新しいツールはどんどん使っていこう」っていう企業では、後者のほうが生き残ります。
スマホをどんどん活用していくこと自体は良いことなんですね。
後は、使い方の問題です。
道具を使うんじゃなくて、道具に使われる側になってしまっては意味がありません。
しっかりとした目的意識を持って、スマホを使っていきましょう。
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