「勉強が長続きしません、、、」勉強を習慣化するための具体的な方法!!
習慣の力は絶大です。
あなたが勉強を継続できるかどうかは、あなたがどれだけ勉強を習慣化できているかに大きく影響します。
「勉強を習慣にしたいのに、なかなか長続きしないんです、、」
このように悩んだことありませんか?
これからは毎日勉強しよう!とか決めたとしても、三日坊主で終わってしまうようなことって結構あるんですよね。
今回は、勉強を習慣にして長続きさせるための具体的なステップを解説していきます!
これであなたも「なかなか勉強できない、、」ってことが無くなって、毎日当たり前のように勉強するクセがつきますよ。
ちなみにこの方法は、勉強に限らず「運動習慣をつけたい」とか「ダイエットを続けたい」などのように、他の習慣をつけることにも応用できるので必見です!
僕の習慣化失敗体験
僕自身の体験談から、話を進めさせてください。
僕は高校2年生の時に「朝型に切り替えよう!」と思い立ちました。
ネットの記事か何かで「朝に勉強すると、夜に勉強した時よりも2倍も生産性が上がる」って話を聞いたからです。
僕はもともと長時間勉強するのが大キライな人間で、いかに効率的に勉強できるかということを常に考えていました。
そんな僕にとって、この情報はすごく有益で魅力的に見えたんですよね。
バリバリの夜型勉強人間だった僕は、すぐさま朝型に切り替えました。
いつも午前1時とかに就寝していたのを午後11時には寝るように変え、7時30分起きだったのを5時30分起床にしました。
いつもは夜にしていた勉強をそのまま朝に持ち越し、朝にできた2時間を勉強する時間に当てました。
結果どうなったか?
朝に勉強しようとしたものの、何だか頭がボ~っとして勉強ができませんでした。そのせいで、朝型にする前よりも生産性が落ちてしまいました。
もともと朝が得意じゃないので、毎朝早くに起きるのがツラかったです。
1週間くらいは頑張ったんですけど、結局夜型に戻りました。
朝型の生活を習慣化することに失敗してしまったのです。
習慣化がこれほど難しいワケ
僕の習慣化失敗の経験談を書きましたが、これって失敗の典型的パターンなんですよね。
あなたも似たような経験をしたことがあるんじゃないでしょうか?
そう。何かを習慣化しようと挑戦すると、失敗するケースがじつは圧倒的に多いんですよ。
なぜそんなにも習慣化が難しいのか?
それは「人間はそもそも変化に弱い生き物だから」です。
自分の習慣や行動、思考を変えようとしたとき、違和感のような何だかイヤな感覚を持った経験ってありませんか?
あるいは自分の周りの環境が変わった時(進学とか引っ越しとか)、心のどこかで不安な感情を感じたことってありますよね?
これはなぜかというと、人間は自分の身に大きな変化が起こると、脳内で「ネガティブな刺激を受けた」と感じるからです。
人間にとって「変化 = イヤな刺激」というわけです。
少し難しい話になりますが、医学の基本的な概念で「ホメオスタシス」というものがあります。
これは「恒常性」と言い換えることができて、一言で言うと「からだの中の環境や状態を一定に保とうとすること」です。
人間の体温とか呼吸とか血圧とかって一定ですよね。それは、からだの中で体温や呼吸や血圧を維持しようとするはたらきがあるからです。
体温が上がったら汗をかくのも、体温を一定に保つため。
この「ホメオスタシス」の観点からも、人間は構造的に変化を嫌い、一定であることを望む生物なんですね。
だから人間は変化に弱いんです。
先ほどの僕の失敗談に戻ると、「1:00寝の7:30起き」から「23:00寝の5:30起き」になっていましたよね。
就寝・起床時刻がガラッと変わっていたんです。
この変化に、僕の体はついてこれなかった。だから無理が生じて習慣化できなかったわけです。
そう。習慣化が失敗する最大の原因は「自分の行動をいきなり大きく変えてしまうこと」なのです。
勉強する習慣が身につかないのも同じ。
今まで全然勉強しなかった人がいきなり2時間とか3時間とか勉強しようとしても、うまく行かない可能性が高いというわけ。
なにか習慣を身につけたい時は、ガラッと変化をさせるのは良くないことなのです。
小さな変化から始める
だとするならば、習慣化を成功させる秘訣はコレ。
「小さな変化から始める」ということです。
僕のエピソードだと例えば、
「まずは30分だけいつもより早起きする。勉強はしてもしなくてもいい」
「それが身についてきたらもう30分早く起きて、少しだけ勉強をする」
「それができたらもう30分早く起きて・・」
このような感じです。
いきなり変化を加えるんじゃなくて、ある程度の日数をかけて徐々に変化を増していく。
この「小さな変化の連続」を意識していけば、誰でも習慣化ができるようになります。
実際に勉強を習慣化するには
物事を習慣化するには「小さな変化から始めると良い」ということは分かりました。
では実際に、勉強を習慣化させるにはどうしたら良いでしょうか?
僕がオススメする具体策は2つあります。
1、現在の習慣に付け加えで勉強する
2、時間を決めて、短時間で勉強する
いつもの生活の中に突然勉強する時間がボンと入ってしまうと、精神的な負担がちょっと大きいです。
そこで効果的なのが「現在の習慣に付け加える」というやり方。
例えば「夕ご飯とお風呂の間に勉強する」とか「寝る準備(着替え、歯磨きとか)が終わった後にちょっとだけ勉強する時間を設ける」とかです。
「もうすでに自分の中で習慣化している行動」にくっつけるようにして、新しい習慣を入れていきます。
「既存の習慣」→「勉強」の流れで勉強すると決めておけば、非常にスムーズに勉強を開始できるんですね。
勉強って、やっぱり最初の取っ掛かりが一番ハードル高いです。
でもこの方法を使えば、ラクに勉強を始めることができるので効果大ですよ。
既存の習慣に付け加えるように勉強する時間をつくったら、「短時間の勉強」を実践していきましょう。
短時間と言っても人それぞれだと思いますが、全く勉強をしていなかった人であれば「5分」でも全然問題ないです。
5分じゃ何もできないと思われがちなんですけど、5分あれば「英単語をいくつか覚える」とか「今日の1限の授業の復習をする」とか、じつは何でもできます。
それに今は「勉強する習慣を身につける」ことのほうが大事なので、ホントに簡単にできるくらいのほうが良いんですよね。
そして勉強する時間を決めたら、その時間は勉強にだけ集中します。
スマホのタイマーとかを使ってきっちり時間を測ると、「この時間だけは勉強に専念するぞ!」って意気込みが出るのでオススメです。
さらに確実に勉強する習慣をつけたい人には、もう一つアドバイスがあります。
それは「机で勉強しないこと」です。意外ですよね。
机に向かって、教科書とノートとテキストと広げて・・・ってやっちゃうと、どうしても「勉強している感」が出ちゃうんですよね。
「あ、いつもと違ってちゃんと勉強してるな」って脳にバレちゃうから、それを「変化」と捉えられて、違和感につながってしまいます。
リビングで夕ご飯食べたら、そのままサッと単語帳とか取り出してリビングにいるまま勉強する。
こんな感じで「ちょい勉強」していくと、習慣につなげやすいですよ。
「とりあえず勉強する習慣」がついてきたら、勉強時間や勉強量を少しだけ増やしてください。
目安として1週間くらいですかね。
そして、またそれが習慣化したら時間や量をさらに増やす。
やはりポイントは「小さい変化を続けていく」ことです。
これを繰り返していけば1か月ほどで、あなたに勉強する習慣がしっかりとつきますよ。
友だちと協力するのもアリ
とは言っても、なかなか勉強する習慣がつかない場合もあるかもしれません。
そんな時は、友達といっしょに勉強を習慣化していきましょう。
例えば「部活終わりに友達と学校に残って30分だけ勉強していく」とか「〇時に勉強するとあらかじめ決めておいて、その時間になったらLINEで連絡していっしょに勉強始める」とかですね。
勉強が終わったら「これだけ勉強した!」と見せ合うのもいいかもしれません。
人間やっぱり一人だと意志が弱くなっちゃいます。
友達といっしょに勉強するとやる気upできるので、ぜひ友達を巻き込んで実践してみてほしいです。
大事なのは「今から少しだけ行動」
まとめです。
・習慣化のコツは「小さい変化から始める」こと
・勉強を習慣にするには「もともとの習慣に付け足し」で「時間を決めて」勉強するのが良い
勉強を習慣にできると、勉強がすごくラクになります。むしろ勉強しないとムズムズするみたいな感じです。
お風呂って毎日入ってますよね?別に「したい」「したくない」とか考えることなくお風呂に入っているし、お風呂に入らない日があるとなんだかイヤな感じがします。
それはあなたの中でお風呂が習慣になっているから。習慣とはそれだけの力があります。
勉強が習慣になれば、勉強とお風呂は同じです。何も考えなくてもできるようになる。
なので、短時間からで良いので、勉強を習慣化していってください。
物事を習慣化するにはある程度の時間が必要になってきます。
なので大事なことは「今から行動すること」。
最初のステップはすごく小さくていい。
その代わり、「明日から」「今度から」ではなく「今すぐ」始めてほしいんです。
それが、物事を習慣にするもう一つの秘訣だったりするんですよ。
今から行動です。
次のセッション ⇩⇩⇩
勉強ができる人は目標を持っている!!あなたでもできる「最強の目標の立て方」を解説!