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時間の使い方が段違いに上手くなる「勉強計画」の立て方

 

「勉強計画なんていらないよ」。

もしかすると、あなたはそう思っているかもしれません。

事実、ほとんどの人はしっかりとした勉強のスケジュールなんて立てていないんですよね。

 

でも上位1%の勉強ができる人は、勉強計画を作って勉強しています。

なぜなら、計画を立てる意味というものを知っているからです。

今回は勉強を爆発的に捗らせる「計画の立て方」について解説していきます。

 

 

勉強計画がある人は勉強量が違う

 

なぜ勉強の計画を立てるのか、あなたは分かりますか??

多くの人は「計画的に勉強するため」だと言います。

なるほどなるほど。確かに間違ってはないですね。

 

でもよく考えると「計画的な勉強」ってよく分かんなんくないですか?

学校の先生とかから「計画的な勉強をしましょう」なんてよく言われてますけど、いまいちピンと来ないと思うんです。

計画的な勉強というものを僕たちは具体的にイメージできません。ふわっとしていて現実性を感じにくいんです。

だから「なんだかよく分かんないし、勉強計画なんかいらない」って思ってしまうんですよね。

 

僕の考えは違います。

勉強計画は「自分をコントロールする」ために作るんです

 

なぜあなたの勉強がはかどりにくいか知ってますか?

それはあなたが、モチベーションに身を任せて勉強しているからです。

「今日は勉強のモチベが起きないから、ゲームしよう~」

こんなことをしてると、いっこうに勉強が進まないですよね。

「モチベーションが高いから勉強する」「モチベーションが低いから勉強しない」

この考え方だと、継続して勉強することができないんです。だから結果的に勉強量もなかなか増えません。

 

じゃあ、勉強を継続させるにはどうしたら良いのか?

それは「行動をシステム化」することです。

モチベーションとか関係なしに、自分が勉強できるようなシステムを作る。

頑張って勉強を始めるのではなくて、何も考えなくても勉強が開始できるような仕組みに自分をしてしまうというわけです。

こうすれば、あなたのやる気があろうが無かろうが、継続して勉強していける。

これが「自分をコントロールする」ということなのです。

 

そして、自分をコントロールするのに効果的なのが「勉強計画」というわけです。

勉強をスケジュール管理してしまえば、「この時間は勉強する時間なのか、そうでない時間なのか」が明確に分かりますよね。

時間という強制力があるから、「あ、そろそろ勉強の時間だ」ってなったら何も考えることなくスムーズに勉強を開始できます。 

勉強開始時間が決まっていないと、「勉強しようかな~、どうしようかな~、やる気でないし30分スマホしてから勉強しよ!」って遅らせて、いつまでも勉強しないハメになるんです。

 

みんな勉強計画を立てる理由を誤解しています。

素敵なスケジュールを立てることが目的ではありません。

ズボラな内容でいいから計画を立てて、時間を管理することが大事なのです

 

「ここは勉強する!」という時間をしっかり決めて、時間になったら勉強をすぐ開始する。この「行動」こそが何よりも大切です。

スムーズに勉強を開始すれば、勉強する時間をちゃんと確保でき、勉強量がどんどん増えていくわけですね。

 

 

週ごとの計画を立てる

 

では、どうやって勉強計画を立てればいいか。

 

まず効果的な計画の立て方として、「計画通りに行かない」ことを前提に計画を立ててください。

 

計画を立てる時にやりがちなのが「月曜から日曜までキツキツでスケジュールを立ててしまう」ということです。

最初のうちは、自分を過信して「やってやるぞ!」って気合いに溢れているので、ビッシリの勉強計画を立ててしまいがちなんですよね。

 

でもこの計画の立て方の問題点は「予想外のことが起きた時に柔軟に対応できない」ことなんです。

僕らは人間なので、時間内に宿題を終わらせることができなかったり、突然友達に遊びに誘われたり、どうにもならない事情で勉強できない時間があったりするわけです。

その想定外のことが起きた時にも、それをリカバリーできるだけの「時間の余裕」を持っておかないといけません。

 

ビッシリとスケジュールが埋まっていると、それができないのです。

すると、ひとつどこか予定が狂うことになってしまうと、将棋倒しのように後のスケジュールが総倒れになってしまうんですよね。

それでは、せっかく計画を立てたのに台無しです。

 

計画を立てるときは、計画通りいかないことを前提として時間的な余裕を持って立てましょう。

例えば、1週間のうち土曜日はほかの曜日でやり切れなかった分の勉強を埋め合わせするのに使うとかですね。

 

勉強計画①

 

それから、1週間のどこかに「復習をする日」というのを入れてください

復習の大切さはこれまでさんざん伝えてきました。

「分からないを分かるに変えるため」「同じ問題を2度と間違えないようにするため」

授業の復習、問題集の復習、テストの復習はすごく大事だと言ってきました。

効率的な勉強をするうえで、復習は欠かすことができません。

なかなか疎かにしがちなんですけど、復習する日というのをちゃんと設けてくださいね。

 

・計画通りに行かない前提で計画を立てる

・復習する日を設ける

 

 

1日のスケジュールを立てる

 

続いては、1日ごとの計画の立て方について解説します。

まあぶっちゃけ、日ごとのスケジュールはどんなふうにしても構いません。

「何をするか?」「何時間するか?」「勉強の種類は多いほうが良いのかどうか?」「こまめに休憩をとるのが良いのか、続けてやるほうが良いのか?」

それはもう自由です。あなたの学年、学力、志望校、勉強スタイル、部活動などなど、あなたの今の現状を考えながら好きなように決めてください。

 

そんな細かい話は正直どうでもよくて、あなたが意識しなければならないことは1個だけなんですね。

それは「予定ではなく行動を書き込むこと」です。

 

どういうことか。

1日のスケジュールを立てようとしたときに、多くの人は「10:00~11:00 数学」とか「13:00~14:30 英語」とかって書きがちなんですよね。

でもこれってあんまり良いスケジュールの立て方とは言えないんです。

 

なぜかというと、「じゃあ数学の何を勉強するの?」「英語のどの教材使うの?」って聞かれたときに、答えることができませんよね?

実際に10:00から数学をやり始めようとしても、「さあて、数学の何やろうか?」って感じで、何をするか考えることから始まってしまいます。

せっかく時間まで決めて計画立てたのにそこで詰まってしまうと、「何しようか?」と考えている間に「なんか、めんどくさいな、、」とか「やる気が出ないな、、」とかって雑念が入ってきてしまうんですよね。

 

先ほども述べたように、スケジュールは「勉強するための行動を促す」ことが目的です。

なので、スケジュールを決めたらその時間にパッと勉強を開始できるようにしなきゃいけないんですよ。

 

スケジュールを立てるときは予定ではなく「具体的な行動」を書いてください。

「10:00~11:00 数学」よりも「10:00~11:00 数学の青チャート」とかって書いたほうがいいです。

「13:00~14:30 英語」じゃなくて「13:00~14:30 英語のテストの見直し」みたいな感じです。

 

あるいは「図書館で宿題やる」ってふうに、場所を指定しておく方法もアリです。その場所に行ったら自然とやらざるを得ないんで。

行動レベルにまで落とし込んで計画を作っていってください。

 

勉強計画②

勉強計画③

 

 

仕事ができる人ほど計画を立ててやっている

 

まとめです。

・勉強計画は自分をコントロールし、スムーズに勉強を開始するために立てるもの

・週間のスケジュールは、余裕を持たせる曜日をつくる

・日ごとのスケジュールは、具体的な行動を書く

 

勉強計画を立てると、時間の使い方がメチャメチャ上手くなります。

勉強をスムーズに開始できるので、勉強量もどんどん積み重なっていきます。

時間は有限で、かつ誰もに等しく与えられています。

その時間をどう使うか、それって大事なことなんですよね。勉強することがたくさんある高校生とかは特にです。

自分の時間というものをしっかりと管理して、グングンと成長していきましょう。

 

ちなみに、社会においても仕事ができる人ほど、計画を立てて仕事しています。

時間を管理できる人が「デキる人」になれるのです。

なので、計画を立てる習慣を身につけておくと、社会に出てからもそのスキルはじゅうぶん使えるのでオススメですよ。

 

 

 

次のセッション ⇩⇩⇩

勉強への集中力が爆上がりする「スマホの使い方」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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