Step2「意識をつくる」はじめに
こんにちは。
てんすけです。
これからどんどん勉強の仕方を学んでいって、圧倒的に勉強ができる人を目指していきましょう。
さて、さっそく「メチャメチャ効率的な勉強法はコレだ!!」というのをたくさん紹介していきたいんですが、その前に話をさせてください。
このベストスタディ・プログラムは「あなたに勉強して結果が出る喜びを知ってほしい!」という僕の本気の思いで設立したものです。
頑張って勉強したことで成績が上がったら、それはすごく嬉しいことですよね。
「勉強してるのに結果につながらない、、」そんな人も中にはいます。
でもそれはあなたの努力が足りないのではなくて、正しい勉強の仕方というものをまだ知っていないからなんですよね。
そんな人の手助けをしたい。正しいやり方を知りそれを実践して、勉強する喜びを体験してほしい。
一人でも多くの人に希望を与えるために、僕はこのプログラムを立ち上げました。
では、正しい勉強法を知って成績アップにつなげるにはどうしたら良いのか?
僕はここで「ただ勉強法を教えるだけでは意味がない」と思ったのです。
勉強法を紹介するだけなら、いくらでも色んな勉強法を紹介できます。
「午前中は数学や理科のような理解に関する勉強をし、夜は暗記中心の勉強をしろ」
「こまめに休憩を取ることで集中力を維持すると良い」
「時間に制限をかけて取り組むと、文章を読むスピードを速くできる」
僕がもし何も考えていなかったとしたら、これらのような「効果的な勉強法」をなるべくたくさん紹介するだけになっていたでしょう。
でも、それだけでは意味がありません。
なぜなら、情報を受け取る側には「情報を受け取る心の準備」が必要になるからです。
「こんな勉強法がありますよ」と投げかけるだけでは、受け手であるあなたからしてみれば「ふ~ん」としか思えないんですよね。
いくら僕が勉強法を教えたところで、見ている側が何も行動を起こさなければ、現状は変わることはないです。
そこで必要になってくるのが、受け手の「意識づけ」です。
同じ文章を見ても「ふ~ん、そうなんだ」と思う人と、「へえ!さっそく自分の行動に取り入れてみよう!」と思う人が出てきます。
その原因は「受け手が持つ意識の違い」にあるんですよね。
詳しく言うならば「な~んか良い勉強法あるかな~」って思って見ているのと、「この文章の中から、自分の学びとなる情報を少しでも多く手に入れよう」と意識的に見ているのでは、文章ひとつ取っても受け取り方が全然違うってこと。
その意識づけのために、このStep2「意識をつくる」を取り入れました。
自分の考えをアップデート
勉強というのは、同じ勉強量、同じ勉強法でやっていたとしても人によって成果が違ってきます。
なぜこんなことが起こるのでしょうか?
野球の素振りを例に説明しましょう。
野球をしている人でも「ただバットをブンブン振ること」、これを素振りだと思っている人は多いです。
でも同じ素振りでも「もしカーブの球が来たらどんな振り方をすれば良いだろうか?」「力の使い方は正しいだろうか?」こんなことを考えて素振りする人もいます。
前者と後者では、どちらのほうが大会で結果を残せそうでしょうか?
当然、考えて素振りをしている人のほうが良い成績を出せそうですよね。
同じ素振りでも、その人のアタマの中が違うだけで結果が違ってくるんですよ。
世界的に有名な元メジャーリーガーである「イチロー」って方いますよね。
彼にとっては「日常の全てが練習だった」そうです。
普通に考えて、野球場やトレーニング室でやる練習のことを「練習」って言いますよね。
でも彼は「歩くとき」さえも筋肉の使い方を意識していました。
日常生活で変なクセが付いたらそれは野球にも影響してくるし、逆に生活がしっかり管理されていれば試合でも高パフォーマンスを出すことができるんです。
彼は練習に対する「考え方」が違っていた。だからあれだけ素晴らしい結果をメジャーで残すことができたのです。
他のことでも同じです。
世の中にはいわゆる「成功者」と呼ばれる人たちがいます。
アスリート、企業の経営者、アーティスト、芸能人など、、
この人たちはなぜ成功できたのか?
それは物事に対する考え方が優れていたからなのです。
成功者は成功するだけの「考え方」を持っています。一般人とは物の捉え方が違うという特徴を皆持っています。
そして勉強。
やはり勉強ができる人は「勉強に対する考え方」が違うんですよね。
たとえ同じ勉強法をやったとしても、根本となる意識が違ってくると表れる結果も天と地の差が出てきます。
勉強ができない人が見えてないものが、勉強ができている人には見えているのです。
これが意識の違いの大きさです。
意識が違うだけで、結果に大きな影響を与えてしまうのです。
だとするならば、あなたがまずすべきなのは新しい勉強法を知ることでも勉強量を増やすことでもなく、考え方の見直しをすることなのですね。
「意識のアップデート」これが必要になってくるのです。
今言っていることは少し抽象的で分かりにくいでしょう。
でも僕のプログラムを進めていくうちに、自分で勉強を続けていくうちに、だんだん今の話が理解できてくるはずです。
意識→行動→結果となる
何か結果を残したいのであれば、意識から変えるのが効果的です。
なぜなら「意識」が変わると「行動」が変わり、「行動」が変わることで「結果」が変わるようになるからです。
「色んなことを試してみたけど、やり方を変えてみたけど、なかなか上手くいかない、、」
そんな人が考え方を変えただけで、簡単に上手くいったということはよくある話なんですよね。
僕はよく他の人から「話が分かりやすい」って言われます。
小中高大でみんなの前でスピーチとかプレゼンをする機会が色々とあったんですけど、前に出て僕が喋るたびに後から「分かりやすかった!」「面白かった!」って友達とか先生が言ってくれてたんですね。
でも僕はそのとき、分かりやすく話すための「スピーチの方法」なんてものは一つも知りませんでした。
じゃあなんでみんなから「分かりやすい」と言われるような話ができるのか?
僕は常に「僕の話を聞いてくれる人なんて誰もいない」っていう前提でスピーチをしていたからです。
人間は自分にしか興味がありません。だから僕がふら~っと前に出て何かを話し始めたとしても、聞く耳を持つ人なんて誰もいないんですよ。
そのような考え方を前提にすると「じゃあ、みんなが興味を持って聞いてくれるにはどうすればいいか?」って頭を使うようになるんですね。
「こういう小話入れたらみんな興味持ちそうだな」とか、「この順番で話したら分かりやすいだろうな」とか、「こんな言い方したら『!?』ってなるだろうな」みたいなことを考えて試行錯誤していったんです。
結果として、「彼の話は分かりやすい、おもしろい」ってみんなが話を聞いてくれるようになるわけなんですね。
「スピーチの仕方」とか「分かりやすい話し方」とかな~んにも知らなくても、「僕の話は誰も聞かない」っていう「意識」をしておくだけで分かりやすいスピーチができるようになるんですよ。
意識から始めよ
このStep2「意識をつくる」では、勉強に対する意識の持ち方を紹介していきます。
勉強法を知る前に、それが大事になってきます。
どんなに優れた勉強法を実践していたとしても、それをただやっているだけでは効果は薄いです。
「あなたがその勉強法にどれだけ意味を持たせられるか?」これこそが結果を残す秘訣なんですね。
今は「点を取るテクニック」とか「効果的な勉強法」というような情報が溢れかえっています。
でも、新しい情報を得ようと躍起になるのではなくて、自分の今やっている勉強というものを再認識することが何よりも大切なのです。
自分の足元をしっかり見つめ直す。ここからやっていきましょう。
「意識から始めよ」です。
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「あの人は才能があっていいなぁ~」←本気で言ってるんですか?