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【聖地巡礼】静岡県三島市を散策

仕事で三島市に行く用事があり、少しだけ三島大社に寄り道しました。

三島市といえば、いま読んでいる井原忠政著『三河雑兵心得(12)小田原仁義』の舞台であり、井上靖著『夏草冬濤』の舞台でもあります。

三島市内には、湧水が至る所で湧き出ており、そこから流れる川の水はとても澄んでいて綺麗で、そのまま手ですくって飲めそうなほどです。
そんな水の流れを見ながら、水辺を散策しているだけでも気持ちがいい場所です。

残念ながら、『小田原仁義』にも『夏草冬濤』にも、その湧水のことには触れられていないのですが。

三島大社の鳥居の前には、『夏草冬濤』の主人公、洪作が下宿していた親戚の家(真門家)がありました。
隣は茶碗屋ということでしたが、現在でもそのお店だと思われる陶器屋さんがあります。
その隣は空き地になっており、そこに真門家があったのではないか思われます。

洪作が下宿していた親戚があったと思われる場所

『夏草冬濤』で洪作がよく行った千本浜や、『小田原仁義』で植田茂兵衛が戦った韮山城跡へも行きたかったのですが、今回は時間がなくて三島大社だけになりました。

小説の舞台となった場所を巡るのは楽しいものです。
今はなかなか出かける機会はありませんが、将来はゆっくりと巡ってみるのもいいなと思っています。

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