【妊活日記00】妊活を始めるまでに葛藤した話
結婚3年目の私たち夫婦は、妊活を始めました。
子育てはキャリアや人生に多くの影響があるもの。
子どもを持つと今まで同じ生活ができないのではないか、キャリアを考えると今妊娠することがベストなのか?などなど・・・
私以外にも、「妊活をするかどうか」で悩んでいる人は多くいるのでは?
今回は、妊活を始めるまでに私が悩んだ話をしていきます。
妊活を始めるまで
・特に子どもが好きというわけではないけど、
人生の中で「子どもを持つ」という経験をしてみたい。
・子どもを産む挑戦をしなかった場合、死ぬときに後悔しそう
そんな理由から、「子どもを持ちたい」という気持ちがありました。
ちなみに、夫と付き合って1年半たった時、結婚するかどうか決めるよう迫ったのですが、それも子どもを産むことから逆算しての言動です。笑
そして、子どもを持つためにした一番大きな準備は、転職をしたこと。
私は新卒で入った会社を4年半で辞めていますが、その時の理由は主に子どもを産み育てることを前提とした、下記のものでした。
・激務で子どもを育てながら仕事をするビジョンが見えなかったこと
・夫の職場と私の職場が遠すぎて、通勤に時間がとられる
=家庭のことをできる時間が少ない。
・転職してから産休を取るまで〇年働きたい。
それを考えると転職はこのタイミングが最適。
しかし、私は一度目の転職で入った会社になじめず、休職・退職をします。
その時にも、「せっかくライフプランを考えて転職したのに、また振り出しか」と思いました。
そして二度目の転職をし、現在の会社では楽しく働いています。
私には、入社してから産休に入るまでこれだけの期間働いておきたい、という理想があったので、しばらく妊活は始めませんでした。
望むタイミングでなかなか妊娠できないと、思い悩む方が多いと思います。
その一方で私は、休職や今の会社に入社したばかりの頃、「妊活している」ことすら良いな・・・と思っていたのでした。
夫の子どもに対する想い
とは言うものの、今の会社に転職してすぐは、仕事も楽しいし、子どもを持つことを真剣に考えていなかったと思います。
そんなある日、夫が「うちって、まだ妊活始めなくていいのかなぁ~」とつぶやきました。
よく聞いてみると、会社で子どもを持っている方が周りに多く、飲み会で子どもの話を聞いて焦りだした、とのこと。
夫が子ども願望があることは知っていました。夫は結婚してすぐに妊活してもよかったのでしょうが、私の仕事が落ち着かなかったこともあり、ずっと待ってくれていたのでした。
私が休職していた時も、何も言わず見守ってくれていた夫。
ちょっと反省し、私も妊活を真剣に考え始めたのでした。
妊活を始めるに当たって、まずしたこと
その後すぐに妊活は始めなかったものの、準備は早めにしておいた方が良いだろうと、ブライダルチェックを受けに行きました。
夫も興味があったようなので、夫婦で受けられる病院を選択。
私が行ったブライダルチェックの項目は、性病や母子感染症の恐れがあるウイルスの抗体検査、子宮の内診、精液検査などです。
風疹の抗体が夫婦ともに低かったので、ワクチンを打ってもらいました。
風疹のワクチンを打つと、2か月妊活をストップしなければならないので、妊活を考えている方は早めに行くのが吉ですよ。
妊活に後ろ向きだった理由
風疹のワクチンを打ったため、妊活は2か月間できない。
この猶予は、私にとってありがたいものでした。
というのも、心のどこかに妊活に対する不安があり、踏み切れない自分がいたのです。
その理由は主に3つ。
1.子どもを育てることへの不安
私は末っ子だし、親戚の中でも一番年下。
近所も同学年ばかりで、小さい子と触れ合う機会がありませんでした。
そんな私がいきなり子育てなんかできるの!?と不安になります。
また、適応障害になったことがあるくらい悩みやすいタイプだし、産後うつとかになったらどうしよう・・・という思いでいっぱいでした。
2.仕事で迷惑をかけたくない
今の職場には、同年代の新婚女性社員が多くいます。
皆大っぴらには言いませんが、子どものことを考えている方が多くいそう・・・。
私の先に入社した人もいるのに、いいのかなと不安でした。
また、転職してしばらくたったとはいえ、まだまだ下っ端。
覚えたいこともたくさんです。
妊娠したら出張は行けなくなるの?つわりがひどかったら?
プロジェクトのリーダーになったのにいいのかな?
起きてないことを先回りして悩みまくるのは、私の癖ですね。
3.妊活で精神をやられるのが怖い
一番大きな理由はこれかもしれません。
SNSでは妊活の体験談がたくさんあって、
「友達の妊娠報告が喜べない」
「リセット(生理)が来るたび泣いてしまう」
「何をしていても楽しくない」
と、なんとなく妊活にマイナスのイメージがあった私。
自分もいつかこうなるのでは、と思うと不安で。
私は社会人になってから、仕事やプライベートで思い悩むことが多かくありました。
しかし、ここ一年くらいは心が平穏で、調子が良い。
それなのに、また非常に思い悩むであろう可能性の高いこと=妊活をすると逆戻りなのでは!?
ここでも、妊活で悩むことを想定して、すでに悩んでいるという。笑
それでも妊活を決意した理由
そんな私が妊活に取り組もう!と思えたのは、
・周りの妊娠が増えて、赤ちゃんを身近に感じたこと
・30代が目前となった
という理由もありますが、夫に話を聞いてもらったことが大きいです。
ある夜、私が妊活に対してどんな不安があるのか、夫に吐露。
夫は特に何も言わなかったけど、話すことでもやもやが整理され、「不安だけど、子どもを持ちたい気持ちがあるなら進もう!」と思えたのでした。
そして妊活の道へ
そんなこんなで、改めて妊活を始めた私たち夫婦。
まだ授かれていないものの、今は前向きに(あえて楽観的に)過ごしています。
実は、妊活で落ち込まないために戦略を立てているのですが、これはまた別の機会に。笑
この先中々授かれないと、大いに思い悩む日々がやってくるかもしれません。
とっても怖いけど、あまり未来のことを必要以上に考えすぎず、進んでいこうと思います!
「未来に悩むことを今悩む必要はない!」
これが私の妊活におけるモットーです。