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20250112麒麟俳句会。

この日は、先生含め29名の参加。
新年初句会です!

持ち寄り5句の中から、この日選をいただけた句。

独楽放ち溜めてゐる息まだ吐けず

こまを回す時、回ったのを見ている時のの緊張感を詠んでみました。

初夢を自慢し合ふや小さき魚

うちのメダッチを詠んだ句。
初めは「それぞれに初夢を見よ小さき魚」とか「それぞれに初夢見るや小さき魚」とかだったんですが、「初夢」は「見る」ものだから「見る」は要らないのでは?という俳句の先輩からのアドバイスがあり、変えたのでした。

この日は他に、席題で、「年玉」と「初景色」でも詠んだのですが、そちらは選は入らず。「年玉」の方では、自分の句と同じ発想の句がいくつもあり、「おお、これが類想句……!」と目に見えてわかりました。

この日は、先生のお話しでは、「清記(せいき。句会参加者の句が無記名で並んでいる用紙)を見た時に『今日はいい句がないなぁ、自分の句がやっぱりいいなぁ』と感じてしまう時には、自分の句もだめなことが多い。自分の調子を見定めるバロメーターになる」というのが印象的でした。
あと、小林一茶の句もいくつか教えてくださいました。一茶は長野の俳人なので、長野好きな私にはとても気になる存在です。探して読んでみようかな。

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