
医学部学士編入で女性が最終合格しやすい大学
編入試験を考えている・受験を決意した女性の方へ
こんにちは。今日は編入試験という特殊な受験方法で、女性に有利・不利はあるのかについて書きたいと思います。
初稿でこのテーマを選んだのは、私が編入試験受験を決意したとき、「募集人数の少ない編入試験で女性に有利・不利があるのか」という疑問がいつも頭をちらついていたからです。
実際、私が3校を受験した際、受験者や1次試験合格者の男女比は非常に偏っていました。滋賀医科大学では、二次試験受験者が43人だったうち、女性は5人でした。大きな面接待機会場で見渡す限り男性だったとき、緊張もよそにあっけにとられたことを覚えています(笑)また、神戸大学の2次試験会場ではほぼ女性(受験したのは午後の部なため、午前の男女比は分かりません)でした。これほどまでの大学ごとに男女の偏りがあるのかとびっくりしました。
今日は受験科目や1次試験の内容と男女差について実際のデータを参照しながら分析した結果についてまとめます。編入試験で女性が受験しやすい大学、そして女性が合格しやすい大学はあるのかと聞かれたら、私はずばりあると思います。女性の医学部編入試験について、私の感想を交えながら分析したことを書きたいと思います。実際の入試データをひも紐解きながら、一見すると有利ではなくとも、注意深く見ると穴場な大学について分析し、グラフにまとめてみました。
記事の後半に、私の考える「女性の合格しやすい大学」について具体的な大学名も記しましたので、もしよろしければご覧ください。
女性が受験しやすい大学の特徴
女性が合格しやすい大学の特徴を考える前に、受験しやすい大学の特徴を考えてみました。特徴を知るために、3科目型、2科目型、特殊型(研究重視型)に分けて、見てみます。3科目型は大阪大学・滋賀医科大学など、2科目型は群馬大学・富山大学・鹿児島大学など、特殊型(研究重視型)神戸大学・名古屋大学が挙げられます。男女別のデータがある大学を選び、分析しました。3科目型は大阪大学・滋賀医科大学の2校、2科目型は群馬大学・富山大学の2校、特殊型は神戸大学の解析を行いました。(入手可能データのうち直近3年分を解析し、その平均値をまとめました。)
受験者のうち女性の割合
ここから先は
¥ 2,000

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?