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「詐欺罪」人を騙して財物を奪ったり、有償のものを無断で受益する犯罪
こんにちは、Medです!
今回は「詐欺罪」を取り上げます。
最近でも「振り込め詐欺」や「結婚詐欺」など、様々な詐欺事件が毎日のように報告されています。
当ブログ執筆にあたり、参考にさせて頂いた各種参考サイト様、画像サイト様には心より感謝の意を表します。
また、当ブログ閲覧によるいかなるトラブルも一切責任は負いません。
今回の記事内容については、捜査機関の捜査内容を妨害するものではありません。
当方は「診察業務」「相談業務」は一切行っておりません。お問い合わせは「法律関連」の場合は「弁護士事務所」など、「精神医学関連」の場合は「心療内科」や「精神科」などお尋ねください。
当方の記事の中で「診る」という言葉を使用する場合があります。これは、当方が「診察する・治療する」という意味ではなく、読者の方が「鑑別すべき・判断すべき」という意味です。
※当ブログ内容、構成、コンセプト等の盗用、窃用、応用、無断転載等は一切許可しません。
※注意書きをご確認ください。
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①「詐欺罪」
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◆「詐欺罪」とは
「人を欺いて財物を交付させた」場合に成立します。
わかりやすい言葉を使えば、他人から金品などをだまし取った場合に詐欺罪として問われると考えれば良いでしょう。
出典:ベリーベスト法律事務所 刑事事件より引用
上記を見ても分かる通り、人を騙して「財物」を「交付」させようとする「犯罪」です。これは「被害者側」から「加害者側」に「財物」が「移転」することで「既遂」となります。
つまり、その時点で「詐欺罪」が「成立する」ということです。
また「加害者側」が集団を作ってこうした行為をする場合には、「組織犯罪処罰法」の対象となる可能性があります。
「詐欺罪」が成立するものには「無銭飲食」や「振り込め詐欺」など、タイプが様々であり、その犯罪内容によっても処罰内容が大きく異なる犯罪ではあります。
最大で10年におよぶ刑期を強いられる「懲役刑のみ」の「重罪」です。絶対に「加害者側」にならないことはもちろん、「被害者側」にもならないようにしましょう。
◆「詐欺罪」の種類
「詐欺罪」には大きく分けて3つ存在します。
A.財物詐欺罪
B.利益詐欺罪
C.電子計算機詐欺罪
まずは各種、法律の解釈から見てみましょう。
(詐欺)
第二百四十六条 人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。
2 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。
出典:e-Gov 刑法より引用
A.財物詐欺罪
上記上段にもありますが、「人を騙して」「財物」を提供させた人物は「財物詐欺罪」を侵したことになります。
この場合の「財産」とは、主に「お金」や「物」の他にも「知的財産」も含まれて当然だと解釈できます。
したがって、「諜報活動」や「知財搾取」のための「ハニートラップ」もこの類であると断定できます。
B.利益詐欺罪
上記下段にもありますが、「不当に利益」を得たり、「第3者」に不当に提供したり、「取得」を許可し得る状況に置く行為も同様であると解釈できます。
そりゃあ、「経済的利益追求」に大きな打撃を受ける「やられた側」からすれば「たまったもんじゃない」というのは、当然ですね。
C.電子計算機詐欺罪
(電子計算機使用詐欺)
第二百四十六条の二 前条に規定するもののほか、人の事務処理に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与えて財産権の得喪若しくは変更に係る不実の電磁的記録を作り、又は財産権の得喪若しくは変更に係る虚偽の電磁的記録を人の事務処理の用に供して、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者は、十年以下の懲役に処する。
出典:e-Gov 刑法より引用
つまり、パソコンやスマホなどを使用して、「対象者」の所有している各種財産を無断で取得できるようなプログラム改ざんなどを施し、「加害者」や「第3者」が無断でその利益供与を得られる状況を作る行為がすべてこれに該当します。
なので、他人のパソコンやネットワークやその「中身」を故意的に「特定」「追跡」「改ざん」「外部流出」を促すすべての行為がこうした「電子計算機詐欺罪」に該当します。
こちらも「懲役刑」となりますので、「絶対」に侵さないようにしましょう。
例えば「有料記事」内容を無断で取得したり、第3者が取得できる状況にすることも同等と見られます。
当然、「企画する」段階の「未遂」も同罪です。
◆「未遂」も犯罪成立
(未遂罪)
第二百五十条 この章の罪の未遂は、罰する。
出典:e-Gov 刑法より引用
つまり、「詐欺を起こそう」とした時点でこの犯罪が成立します。
◆「詐欺罪」の成立例
●借用詐欺
返す意思がなく財物を交付させ搾取すること
●無銭飲食・無銭宿泊
支払の意思や能力があるように装って利得すること
●他人名義のクレジットカード不正使用
●オレオレ詐欺、振り込め詐欺
●代金の不正水増し請求
●商品の取り込み詐欺
●交通事故を装った保険金詐欺
●結婚詐欺
結婚する意思があるように装い、様々な名目で現金をだまし取ること
●投資運用詐欺
株式の投資運用や未公開株の上場等を装い、金銭をだまし取ること
●訴訟詐欺
裁判所を欺いて勝訴判決を取得し、強制執行して財産を得ること
出典:東京中央法務オフィスより引用
意外に「友達に借金ばかりしている」「お金にだらしない」友人も実は「詐欺罪」に該当していることが分かります。
「無銭飲食」が該当するので、当然「有料記事」内容を無断で取得することも同様であると断定できます。
稀に耳にするのは、「モテ期」が到来した女性が「金にだらしなくなり」、こうした「詐欺」まがいの行為に「罪悪感を持たなくなること」があります。
これは別記事でも取り上げた「クラスターB群パーソナリティ障害」化してしまっている「症例」であると診られます。
昨今では「パパ活」なる「援助交際」が蔓延しているようですが、これは単に女性を「後天的」に「クラスターB」化させるだけの温床であり、規制が必要であると思われます。
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ここでの救いは、容姿や化粧で化けまくって「顔面詐欺!」と言われても、「詐欺罪」には問われない事ですね(笑)
②対応策
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対応策については別記事にて記載しています。
ぜひそちらをご参照ください。
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③まとめ
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「詐欺罪」は「対象」の「心」を騙すという意味で極めて悪質性があるだけでなく、その上で「財物」を「提供させる」という2重の意味で悪質性の高い行為です。
その分、法定刑は重罪となっており、「再発防止」を促す仕組み作りができていると解釈されます。
「詐欺罪」は侵してしまうと、対象に甚大な損害をもたらすだけでなく、自身も大きな痛手を受けます。
ハッキリ言って「詐欺罪」のような「誰も幸せにならない」ことは決してしないようにしましょう。
人格形成上「健全」な誰もが「被害者」にも、「加害者」にもならない社会の実現こそが誰もが幸せになれる世界の実現だと思います。
最後まで閲覧して頂き、ありがとうございました。
健全な方が少しでも安心して暮らせるようなブログ執筆を目指してまた頑張ります。
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④参考・引用など
・e-Gov 刑法
・刑事事件弁護士ナビ
・弁護士相談広場
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