文字を言葉にすること

私は幼少期にはたくさん夢があった。







美容師に看護師に栄養士…わりと現実的な夢を持った学生時代。










ただ、生まれて初めて抱いた夢は…











シンガーソングライターだった。











自分で作詞作曲をした作品を自分で歌って世に送り出し、自分の作品を知る人や応援してくれる人が現れる…













アーティストもファンも喜びに溢れる…










そんな夢を想像するとドキドキとワクワクとキラキラした妄想が止まらなかった。














当時の私は小学生の低学年だった。














流行していたELTとJUDY AND MARYの歌が大好きだった。











どちらのグループもボーカルが作詞をされていて、とても魅力的だった。














私も影響を受けて、幼いながらに自分で作詞をし、頭に浮かんだメロディーをアカペラで歌っていた。














それは悩むこともなくスゥーッとおりてきた。












今大人になって文章を書く場面で悩んだことがないのも、きっと幼少期にもらったこのギフトからだろう。











自分が思った感情や想いをそのまま言葉にしてメロディーにのせて歌う。











ディズニー映画もそうだ。














物語のキャラクターはいつも自分の想いを歌で表現している。











なんて素晴らしいことだろう。











私はそんな世界が好きだ。















歌と文字が大好きだ。













先日、知り合いでいつもお世話になっている方に手紙を書いた。














最近ご病気を患っていらっしゃることを知って私の想いを伝えたかったからだ。











すると、お返事が届いて嬉しかった。








私のメッセージで元気が出たとおっしゃって頂いた。









伝えたい言葉を文字にする。














それで元気づけることができる。











それはとてもとても感動的なことである。






私は自分のギフトを活かし、いろんな人の小さな力になれたらいいと心に誓った。








きっと私にも何かができるはずだから。





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