過程(プロセス)と結果、どちらが大事?
本記事は2021.1.11別ブログ(閉鎖)に掲載していた記事です
今回は過程(プロセス)と結果、どちらが大事かについて書いていきます。
「私と仕事、どちらが大事なのよ!」と同じくらい比較されるものですよね。
例を挙げると、「オリンピックは参加することに意義がある」「流した汗は無駄にならない」「結果よければ全て良し」「勝てば官軍負ければ賊軍」「結果オーライ」...
Googleで"名言 結果"等で検索するといっぱい出てきます。それだけ多くの人が気にしているかということです。
では、表題の過程(プロセス)と結果、どちらが大事?について
結論 結果を出す前提(=目的でも可)で必要な過程(プロセス)を経る
です。以下に順序立てて書いていきます。
まずは下記の通り、過程と結果の2軸を引き4つの象限に分類しました。
https://i.gyazo.com/059907fb38223949ab3b3b96485f96a2.png
順位を付けるとするなら、①成功、②実力?、③残念、④当然の順でしょうか。②と③の比較が表題の問いとなりますが、私は結果の方が大事だと考えています。単純に過程と結果を比較した場合、結果の方に軍配が上がるのは仕方ないことですね。でも記載の通り、結果さえ出せば過程(プロセス)は無視していいのかというと、それも違ってるかと。というのが再現性が無く次に繋がらない懸念があるからです。どちらも大事なのではないでしょうか。
では続いて、①成功(=結果+過程)に辿り着くにはどうすればいいでしょうか?以下の3つのルートが考えられます。
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それぞれの特徴を一言でいうと、
過程先行型:最大限の努力を維持続ければ結果は出てくる
過程・結果積上型:努力の程度に比例して結果は出てくる
結果先行型:成り立たない(②と同じ。結果が出た時点で過程を経る必要が無い)
いかがでしょうか?"過程先行型"も"過程・結果積上型"も「努力すれば報われる」ことを示しており美しいですよね。漫画やドラマになりそうな王道のパターンだと思います。でも現実的に実行する場合はどうでしょうか?両者を言い換えると、
過程先行型:最大限の努力を維持続ければ結果は出てくる=最大限の努力を維持し続けなければ結果は出ない
過程・結果積上型:努力の程度に比例して結果は出てくる=努力より大きな結果は出ない
とも言えます。最大限の努力そしてその維持って美しいですけど、実際やろうとしたらかなり困難です。努力より大きな結果は出ないというのも、工夫とか効率化とかが無視されてる感じがして寂しい気がします。ということで以下のルートを提案します。
https://i.gyazo.com/e9888c68cc0c1bf12e295187686dc40e.png
ここで最初に述べた結論となります。
過程回収型:結果を出す前提(=目的でも可)で必要な過程(プロセス)を経る=過程を回収し終えた先に結果が待ってる
「おいおい、いつの間にか象限が変わってるじゃないか!?」と言われそうですが、
①成功=(結果を得るために)必要な過程を経た上で結果を出した
であるため、少なくとも②実力?ではないんです。要するに結果(=目的)を目指した必要な努力をしましょうということです。
これまで全般的には結果重視の書き方をしました。過程についても補足いたします。
過程(ここでは努力とします)については、"はじめの一歩"の有名な言葉があるので引用して紹介します。
努力したからといって結果に結びつくかどうか分からないが、結果を出してる人は必ず努力している
私自身は結果を出す人より、(結果を出そうが出すまいが)過程を頑張ってる人を応援したくなります。皆様そんなものではないでしょうか。応援した人が結果を出したら自分のことのように嬉しいですよね。過程も感情を揺さぶる面では結果と同じくらい大事です。
今回はこれまで。最後言い訳がましく書きましたが、社会人(プロ)としては結果を出すために日々過程(努力)を経ましょう。
以上