西伊豆・小下田「割石 (ワレイシ)」メジナ 釣行。2021年3月。
先週、西伊豆・小下田にメジナ 釣行して来ました。とびしま丸さんのお世話になり、載せてもらった磯は「割石 (ワレイシ)」。
小下田の磯では、最も田子よりの磯となります。下の地図は、とびしま丸さんのHPからの引用になります。
釣りポイント航空写真集で見ると、磯が2つにパックリと割れているのがわかります。赤マルが私の立ち位置で船着きもこのあたり。白マルと緑マルが常連さん2名さんの立ち位置でした。
写真集のポイント矢印(白色の)で見ると、船着きじゃない方の大きな岩が本命ポイント?白マルで示した立ち位置の正面に、大きな沈み根がありますね。
常連さんたちは、「今日は上り潮が速いから、船着きは釣りにくいかも。まぁやってみて、釣りにくかったら、こっちに来るといいよ」と、少し申し訳なさそうに白マル・緑マルを付けた大きな岩の方に移動して行かれました。
私は初めてのポイントなので、船着きで十分です。
パックリ割れた割れ目ですが、こんな感じです。映像では幅があるように見えますが、実際はポンっと跳べる幅です。ただし、ちょっと下までうまく撮れてないのですが、割れ目の下は奈落です…。
当日の私の立ち位置#1です。沖を向いています。船着きもこのあたりです。もう少しカメラを右に降っていたら、常連さん(緑マル)のウキか道具が見えたかもしれません。
当日の私の立ち位置#2です。田子港方面を向いています。とびしま丸さんの磯マップから
とびしま丸さんの磯マップから割石をクリックすると下の写真が表示されます。赤いウェアの釣り人が写っていますが、これがちょうど私の立ち位置#2ですね。
ついでに、私が乗っている側の岩の高いところから撮影した、地方〜田子港方向にかけての映像も公開しておきます。最後に映る出っ張りのあたりが、私の立ち位置#2(田子港方面向きの立ち位置)です。
釣りを開始すると、エサ取りがまぁいるわいるわ…。「飛島」なみにいますね。きっと下にはメジナ もいると信じ、付けエサが時々はエサ取りの層を通過してくれることを願ってひたすら打ち返しますが、ことごとく瞬殺です。
エサ取りの中に良型のカワハギが見えます。サイトでずっと狙っていたら、遂に付けエサをパクッ!すかさず軽い軽い合わせを入れるとうまく針がかり。28〜29cmのカワハギをゲットです。とりあえずおみやげを持って帰れることになったのでホッとしました。
エサ取りの猛攻が続きます。スズメダイ、キタマクラ、何かフグ系、そんなところでしょうか。ちょっと薄めのコバルトブルー色をした、アジのような体型の魚が気になりますが、針がかりしてくれず正体がつかめません。
エサ取り、エサ取り、エサ取り…。7時、8時、9時、10時、そして11時…。遂に久々のボウズかという気持ちになってきます…。
12時前くらいになると、見えるエサ取りの数はパッと見あまり変わらないものの、エサがだんだん残るようになって来ました。チャンス到来です。
思い切って狙うポイントを変えてみたところ、遂にオープンベールのスプールからラインがドゥルルルルルルルッと飛び出す、目の覚めるようなアタリ。合わせると気持ちよく竿が絞り込まれます。推定32〜35cmの引き。ですが、バラします。アウチッ!
同じポイント、同じ仕掛けの入りで、2回目のアタリ。これもバラします。
同じポイント、同じ仕掛けの入りで、更に3回目のアタリ。またまたバラします。
同じポイント、同じ仕掛けの入りで、更に4回目のアタリ。遂にこれはゲット。足場が高くて中々タモ入れに成功しない私を見かねて、緑マルの常連さんが割れ目を跳んでわざわざ手伝いにきてくれました。ほんとありがとうございました!
ちょっとタモ網が邪魔でわかりにくいですが、32cmほどのキレイなメジナ です。ずっと君が欲しかった!
その後アタリは遠のき、アイゴの強烈な引きを味わって?釣りは終了です。今回の釣行で、13連続ボウズ無しです。
迎えの船の中で船長は、
「今日は磯全体的に釣れなかったな〜」とか
「釣れた磯は***と***と***だけだ〜」とか
「今日釣れた人は名人〜」などと言ってました。
更に船長は、
「メジナ のノッコミももう終…」と言いかけますが、あっヤバイと気づいたのか、
「今日はメジナ は定休日だ〜」といい直します。
釣りの後の料金清算では、船宿のバァバさんが、
「釣れてないのにお金もらっちゃって悪いわね〜」とか
「元気ないじゃな〜い」とか
「田子もダメだったらしいよ〜」(田子はお隣りの渡船区)、
などとお客に声をかけていました。
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