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あと4行が削れない

こんばんは。今日は修論の話を。

修士論文の中間発表に向けて、資料作りに勤しんでおります。今日も作業をしていました。目次案と文献目録はすでにできていて、面談で2回と授業で1回見ていただいたので、まあ大体これでいいだろうというところまで来ました。

問題は、論文主旨の方です。ある意味内容なのですが、論の見通しが立っていないとかではなく。一度書けるところまで書いてから、規定の文字数に収めてごらんと言われたので、そうしているのですが結構大変なのです。つまるところ、はみ出てしまうのです。

うちの研究室の規定は、40字で30〜40行に収めること。「論文主旨」という見出しに1行使うので、最大でも40字×39行です。字数にして1560字。8万字の論文をまとめると考えると、長いようで短いです。一度それで書いてみたものの、なんとなく収まりが悪く、読んでも面白く感じませんでした。自分の納得いく内容を書いた場合が2ページと8行。授業での質疑応答を受けて直して2ページと10行くらいでした。そこから半日かけてかなり削ったのですが、あと4行が削れないのです。冒頭の一段落(論文の前提となる事項)を削れば入るのですが、それを入れないと論文の問題設定が生まれる背景が見えてこないせいで突っ込まれそうな予感がするんですよねえ。だから入れておきたいのだけれどそうするとどこを削るかがすごく難しくなります。どうしましょう。

先生はないものを増やすよりあるものを削る方が簡単だとおっしゃっていました。削っていった方が締まるとも。ある意味ではそうだと思います。実際に、ここまで削ってみてわかりやすくなった気がしますから。でも、最後の最後削り足りないとなったときの苦しさは足りないのを生み出すよりしんどいです。これを感じたのはおそらく修士課程の大学院入試で提出する論文の字数オーバーを削ったとき以来でしょう。

今まで、国語の記述問題でも大きく引っ張って削るのではなく骨を作って肉付けする解き方をしていたし、字数をギリギリで調整するのは得意だと思っていた節がありました。だから、これは久しぶりの苦行です。まだ締め切りまで10日ほどあるとはいえ、一度1週間前にはできた状態にしておきたいのでもう少しあがこうと思います。それでダメだったら仕方なく冒頭一段落を消すことになりそうです。

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