見出し画像

「客観的に」論構成を見直す

こんばんは。今日は人と話すこと。

オンラインだからできることですが、実家にいながら大学の教授と面談ができるんです。教授のご都合もあり、今日2回目の面談でした。

今回は後世のことをご相談しました。3章構成にするのは決まっていて、(やらなくてはいけないことが決まっている)2章の内容は変わらないだろう、という話をしました。そこから、教授の質問に回答する形でもう少し積極的にやりたいことの理由と、どうしたら論を広げられるか、などをお話しして、どういうアプローチなら論文として成立するか考えました。

実に1時間以上お話ししたのですが、だいぶ広がりました。1章と3章はかなり内容が変わってきそうです。自分1人で1ヶ月考えるよりも、教授と1時間お話しした方が道筋が見えてくるというのは、納得できると同時に教授の凄さを感じました。

人と話すということは、それだけで狭まった視野を広げてくれるものだと思っています。客観的な見方というものがありますが、データというよりかは「他の人の主観も取り入れること」だと思っていて、その意味でまさしく「客観的に」自分の考えを見ることができるんですよね。ましてや免許こそないとは言え毎年のように論文指導をされている大学教授ですから、論構成に関する知見や感覚は言わずもがなです。それだけしっかり考えを深めることができるような気がします。

とりあえず、今まで集めていた作品とファンタジーに関する論文や文献に追加して、ポストコロニアル批評やジェンダー論(特にフェミニズム批評)、日本の天皇制や民族に関する思想に関する文献も集める必要がありそうです。来週の後半からは教育実習の準備に専念したいので、それまでにできることはやりたいと思います。

余談ですが、「ここからは雑談なんですけど…」と言いながらガッツリ核心に近い部分の本題を聞いてくるのが、Twitterなどでよく見る「素人質問で恐縮ですが…」に似たものを感じて怖かったです。教授自体はすごく優しい方で、ど素人の私が考えていることも否定せずにちゃんと面白いと思うと言ってくださるのですが、アカデミアに残っているだけあって凄みがありました。1回目の面談よりは緊張しなかったとはいえ、背筋が伸びました。


いいなと思ったら応援しよう!