三麻データ本、重版される
こちらは麻雀界の奇書にして史上初の秋刀魚データ本たる『データで勝つ三人麻雀』。
この本、正式に第2刷となり、三才ブックスから見本をいただいた。
このような結果になったのは、買ってくださった読者の方々、三才ブックスの担当の方、福地誠先生など(他にもいるがそれについては割愛)のおかげでございます。
心から御礼申し上げます。
この点、私は麻雀関係(麻雀関係以外の本は除く)で4冊の書籍の著者となっている。
増刷が決定されたのは本書が初めてである。
そういう意味で感慨深い。
しかし、秋刀魚の研究は全然初期段階である。
局収支シミュレータが作られたわけでもない
(実は私の手元に局収支シミュレータはあるが、それはエクセルで作った極めて簡易なレベルのものである)。
一人麻雀練習機のようなものが作られたわけでもない。
疑似麻雀シミュレータを作られたわけでもない。
機械学習を使った研究がなされたわけでもない。
などなどなど。
これに加えてルール対応なども考える必要がある。
そうすると、未開の分野と言っても言い過ぎではない。
この傾向は秋刀魚本が出版された後も変わっていない。
そのため、これからは秋刀魚を研究した方がコスパがいいと思われる。
麻雀でデータを取るという目的だけなら四麻ではなく秋刀魚である。
つまり、スーパーフェニックスという巨塔が現れた以上、四麻であればスーパーフェニックスに遜色ないものを作るか、スーパーフェニックスにはない強みを発揮する必要がある。
それは大変である。
他方、秋刀魚は『科学する麻雀』と『おしえて!科学する麻雀』と『「統計学」のマージャン戦術』しかないような状況と言ってよい。
上で述べた通り未開のところはたくさんある。
ただ、秋刀魚層が四麻層と比べてどれだけいるかはわからない。
その点が気がかりであるが。
さてさて。
さらに閑話休題。
最近、とある研究(四麻)を行った。
だが、意味あるデータが出なかった。
よって、この研究を続けるならさらなる改良をする必要があるとの結論を得た。
それをしつつ思う。
一度統計学の勉強をし直した方がいいな、と。
以前、統計検定2級を受けようと思ったことがあった。
それは、コロナ騒動によって延期になっている。
ちゃんと勉強して資格を取るか。
去年は簿記3級と簿記2級を取ったのに、今年に入ってからは何も資格を取っていない。
何か勉強するのもいいかもしれない。
ただ、他にやるべきことがたくさんあるので優先順位は低くなるが。
では、今回はこの辺で。
もし気が向いたら、サポートしていただければありがたいです。 なお、サポートしていただいた分は、麻雀研究費用に充てさせていただきます。