デレステでアイドルマスター(ランクSSS)になったときのこと
今回はアイドルマスター・シンデレラガールズ・スターライトステージ(デレステ)のお話。
興味のない人・苦手な人は必ず回れ右を。
0 まえがき
2020年の1月、私はデレステでアイドルマスター(プロデューサーランクSSS)になった。
そこで、アイドルマスターを目指すにあたって私がしたこと・思っていたことを書き残しておこうと思う。
これからアイドルマスターを目指そうと思った方々の参考になれば幸いである。
1 デレステとは
デレステとは
アイドルマスター・シンデレラガールズ・スターライトステージ
の略称である。
このゲームの公式ホームページは次のとおりである。
デレステはどんなゲームか。
簡単に言えば、
アイドルマスター・シンデレラガールズに登場するアイドルたちが歌って踊るリズムゲーム
である。
まあ、詳細は上のURLや次のURLを見てほしい。
これを勧めてくれたのは、私の友人(註1)である。
2017年12月17日、私はモバマス(詳細は次のURL)に飽きていたところ、デレステを勧めてくれた・・・気がする。
早速、私はその場でデレステをインストールした。
最初はどの程度プレイしていたか分からない。
このデレステを真面目にプレイし出したのは2018年6月である。
きっかけはデレステのイベントの「ライブパレード」である。
このイベントは全国各地で公演(ライブ・ゲームプレイ)を行い、その目標を達成していくというものである。
当時、私の音ゲーレベルは低かった(プロレベルのフルコンボがせいぜい、マスターレベルはほとんど手を出せなかった)が、出来ないなりに努力して公演目標をクリアしていくのが楽しかったのである。
それ以降、私はデレステにはまる。
そして、着実にデレステガチ勢というものになっていったのである。
2 アイドルマスターとは
そんなデレステだが、「アイドルマスター」という称号がある。
アイドルマスターという称号とは何か。
簡単に言うと、
ライブ(ゲーム)をたくさんプレイした人に1ヶ月限りで送られる尊称
である。
ライブ(ゲーム)をして、ライブを成功(ゲームをクリア)すると、ファンを獲得し、ファン数が上昇する。
そのファン数の月間獲得数ランキングで2000番以内に入った人に贈られる称号、それが「アイドルマスター」である。
なお、「アイドルマスター」という称号、名乗れるのは1か月間である。
例えば、私は2019年12月にファン数を稼ぎまくって、2020年1月にアイドルマスターになった。
しかし、1月は全然獲得ファン数を稼いでいなかったので、2020年2月にはアイドルマスターの座を降りている。
つまり、アイドルマスターで居続けるためには毎月走り続けなければならない。
そのため、「1回取れば終わり」という称号ではない(私のように「一度取ったら満足」と言う人もいるだろうが)。
だから、ずっとアイドルマスターでいたい人はずっと走り続け、ランキングに入るのは容易ではないと言われている。
この称号、私にとっては雲の上の存在のような称号であった。
ちなみに、私の別の友人(註1)が毎月アイドルマスターをゲットされているが、その行為には素直に脱帽である。
私にはその人のマネは到底できそうにない。
3 目指すきっかけ
アイドルマスターを目指すきっかけは、2019年12月上旬に行われたイベント「ライブパレード」を走ろうと思った時である。
私は「ライブパレード」のイベントではかなり走る(ゲームをプレイする)。
そのとき、イベントでのゲームのプレイ回数を試算した時にハタと気付いた。
「イベントでのプレイ回数を少し増やし、かつ、これを1か月間続けることができればアイドルマスターを目指せるんじゃないか」と。
そう思った私は情報収集を始めることにする。
闇雲にアイドルマスターを目指そうとしても徒労に終わる可能性がある。
まずは、情報収集である。
「デレステ SSS」などのワードで検索する。
すると、このようなサイトが出てきた。
(以上のサイトは、私が参考にしたサイトである、なお順不同)。
ふむふむ、と参考にしながら読む。
デレステの説明、アイドルマスターの説明はさておいて、アイドルマスターを目指すうえで、当時の私が何となく理解したことは、
特に何もキャンペーンがなければ月間獲得ファン数を1000万人稼げばアイドルマスターはゲットできる
プレイ回数は1日50回(1日約3時間)必要
月間プレイ回数約1500回
ということ。
私は直ちに手持ちのジュエルなどを数える。
12月当時、私は無償スタージュエルを約10000持っていた。
これを全部スタミナに変換した場合、ライブが約1250回できる。
また、月間のスタミナの自然回復分だけでもライブは約400回できる。
あわせれば、プレイ可能なライブ回数は1500回は優に超える。
というわけで、物量的にアイドルマスターが狙えることを確認した。
次に、気力の問題がある。
確かに、私は放置編成(一切タッチしないでライブをクリアできるパーティーのこと)を持っていて、ライブパレードでもそれを多用していた。
しかし、アイドルマスターを目指す際に問題になるのはファン数であり、ファン数を稼ぐにはハイスコアをたたき出す必要がある。
その観点から見れば、放置編成を使うのは効率が悪い。
また、ハイスコアを目指さなければならないという観点から見れば、フルコンボを目指してプレイしなければならない。
つまり、1日50回、ガチプレイをする必要がある。
それにメンタルが耐えられるかどうか。
などと思ったが、私の内心は決まっていた。
「ライブパレードのイベント期間中は、ノルマを果たすためにそれなりに走るのだから、とりあえずやってみればよい」と。
あと、退路を断つために、私はデレステの記録を毎日NOTEに書くことにした。
こうすれば、「やめましたー」という場合、それをNOTEに書く必要がある。
「やめました」と書くことに抵抗があるならばとりあえず走るだろうし、「それでもやめる」というならば「アイドルマスターは高い壁だったのだ」ということで納得できる。
そう決めた私は、
アイドルマスターを目指すために必要なボーダーラインを決め
(具体的には、1000万人)、
そこから1日あたりの具体的なプレイ数を決め
(1ライブのファン獲得数を5000として月間プレイ回数2000回、
1日あたり65回)、
必要なジュエル数などを再度割り出して
(11000くらい必要と試算する、
足らない分は途中で取得するスタージュエルでフォロー)、
アイドルマスターに挑むことになる。
4 目指していたときの主観
さて、初日。
私はライブパレードでライブをしまくった。
あるいは、先行逃げ切りを目指して走りまくった。
というのも、デレステ界(!)には「ボーダーは見下ろすもの」という格言(!)があり、私もそれを見習ったからである。
というわけで、2日0時の時点で600位台まで走り抜けることになる。
他方、2日0時時点のボーダー(2001位の月間ファン獲得数)38万になっていた。
38万が31日間続くとボーダーが1150万をこえてしまう。
私はあせって目標ラインを修正し、1200万まであげた。
しかし、その後はそれほどボーダーが伸びず、ややほっとする。
ただ、この「ボーダーは見下ろすもの」という考え方は大事だと思う。
ボーダーを調べる際には、次のツイッターアカウントが参考になった。
このサイトを見ると、日が変わるごとにSSSボーダーがわかる。
これは日々の推移を確認するうえでかなり参考になった。
なお、開始時当初はイベント「ライブパレード」が行われていたこともあり、私はかなり走っていた。
ライブパレードでは、12月1日には総ての公演目標を突破し、あとは、ひたすら「SWEET WITCHES’ NIGHT ~6人目はだぁれ~」をプレイしていたが、気持ちが折れるということはなかったように思う。
この頃は順調に月間獲得ファン数を稼げていた。
次に、ライブパレードを終わってからのこと。
この頃になると、気力は折れなかったが、だるさは感じていた。
「毎日、ライブを何回しなければならない」というのは、それはそれで重荷である。
「仕事が一個増えた」と思っていただければ想像しやすいか。
この間、私はマスターレベルの曲で簡単にフルコンボできる曲をひたすらプレイし、その累計クリア回数を100(いわゆる「クリアS」)にすることを目標にしていた。
累計クリア回数を100にすれば、スタージュエルが250もらえる。
これはジュエル的に大きい。
このようにして、私はライブをしながらジュエルを稼いでいった。
あと、私はマスタープラスレベルの曲には手を出さなかった。
というのも、私にはマスタープラスレベルの曲でフルコンボできる曲がなかったからである。
要は、もっともスコアの出せる曲を選んだらマスタープラスの曲は選ばなかった、というだけである。
そうやって、私は18日まで月間獲得ファン数を増やしていった。
しかし、12月19日から12月23日まで東京に出かけていたことが転機になる。
12月19日から23日までは東京にいて、プレイできなかった。
そして、12月24日からは、喉の調子がずっと悪く、デレステに対するやる気が急速になくなりつつあった。
この頃は、放置編成を多用してなんとかファン数を増やしていたと記憶している(ややうろ覚え)。
もっとも、それでもアタポンイベント(ギュッとミルキーウェイ)ではイベントptランキングを2000番以内にもっていったので、プレイ回数はめちゃくちゃ多かったとは思うが。
では、実際の私のファン獲得数の推移をご覧いただこう。
水色の線が私の目標としたライン(1200万人)。
赤の線が私の稼いだファン数。
そして、青の線がその時点でのボーダーである。
さらに、緑の線が予測ボーダー。
具体的にはそれ以前のペースが月末まで続いた場合にボーダーがどうなるかを予測したものである
(予測ボーダーとその時点のボーダーは上のツイッターアカウントの情報を参考にしております)。
こうやってみると、前半でファン数を稼げたのが大きい。
1日から18日までで稼いだファン数が約820万人。
他方、19から31日で稼いだファン数のトータルは約230万人。
後半では全然稼げてない。
そう考えると、「ボーダーは見下ろす」という前提に立った序盤の判断がよかった、ということになる。
というわけで、終盤にかなり日和ったが、ボーダーから100万人以上高いラインを確保した上で、アイドルマスターをゲットすることができた。
アイドルマスター(プロデューサーランクSSS)をゲットして思った最初の感想が、「ようやく解放された」である。
アイドルマスターを目指すのは一種の義務であった。
心こそ折れなかったが、それでも大変だったと思う。
ちなみに、「(はじめての)アイドルマスターを目指すうえで大変だったか」という問いにはこう答えることにしている。
「予測していたよりは大変ではなかった。しかし、大変であった」と。
だから、私は毎月アイドルマスターを目指して走っていらっしゃる方々を尊敬する。
5 私が用いた編成
ここで、私が用いた編成を紹介しておく。
私が用いた編成は次のとおりである。
センターに小日向美穂(シンデレラチャーム・トリコロールシナジー)。
そして、塩見周子(コンボボーナス)。
また、十時愛梨(スキルブースト)。
さらに、一ノ瀬志希(オーバーロード)。
最後に、村松さくら(パーフェクトサポート)。
なお、全員特技レベルは10にしている。
当時は、シンデレラエールがなかったと記憶している。
だから、センター効果にシンデレラチャームを用いた。
また、ゲストもゲスト効果がシンデレラチャームのものを選んでいる。
このパーティーで「GOIN’!!!」をフルコンボしたときのスコアと獲得ファン数は次の通り。
センターとゲストにシンデレラチャームを用いたためか、スコアは低い。
しかし、ファンの獲得数は8500(1700×5)を超えている。
もちろん、シンデレラエールを使えばもっと増えることだろう。
ちなみに、シンデレラエール(チャーム)がないとどうなるか。
センター・ゲストにシンデレラエール(チャーム)を用いなかった場合のパーティー、フルコンボを決めたときのスコア・ファン獲得数は次のとおりである。
スコアは131万だが、ファン数は7000を超える程度。
パーセントにして15%減。
こちらの方が低い。
よって、自分の編成にシンデレラエール(チャーム)が入れられなくてもゲストにはシンデレラエール(チャーム)を入れた方が良いと思う。
また、自分の編成にシンデレラエール(チャーム)がなくてもファン獲得数が25%下がるとかいうわけではないので、あまり気にしなくてもいいのかな、と思う。
私も途中までシンデレラチャームを使うことを思いつかなかったわけだし。
6 ライブの方法
2019年12月は上旬のイベントがライブパレードであった。
そこで、その期間はライブパレードをひたすらプレイしていた。
シンデレラキャラバン(12月中旬)は通常のライブをしていた。
そして、アタポンイベントではアタポンイベントを走っていた。
というわけで、私はライブパーティーはほとんど使わなかった。
時間節約の観点から見れば、これが正しかったのかは分からない。
私は自分のペースでできる方をとっただけだし。
7 最後に
以上、デレステのアイドルマスター(プロデューサーランクSSS)になったときのことを思い出してつらつら書いてみた。
二度目を目指す気にならないが、私は「チャンスがあれば一度はアイドルマスターを目指してはどうか」とは思う。
少なくても、「目指し、かつ、やり遂げてよかった」とは思っている。
もっとも、情報収集は怠るべきではないし、走る月の先月の段階で「来月はアイドルマスターを目指して走る」と決めるべきだと思うが。
あと、事前に確保すべきスタージュエルの量については、10000個くらいかと思う。
この点、実際は、途中で入手したスタージュエル(ログイン特典・イベントの報酬・マスターレベルのクリアSに伴う報酬など)が多かったので、手持ちのスタージュエルはそれほど使わずに済んだ。
ただ、余裕を持つ観点からすれば、ある程度は貯めておいた方が良いと思う。
では、今回はこの辺で。
最後になったが、参考になったサイトを書いてくださった方々、私に情報提供してくださった方々には厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
(註1)相手が私を友人と思っているかは知らないが、私は勝手に思っているので「友人」と書かせていただいた。
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