牌譜解析の生かし方

 これまで、麻雀研究者は麻雀戦術研究のために牌譜解析をしてきた。
 そして、それ以外の使い方をしてこなかったように見える。

 しかし、牌譜解析結果を戦術のみ、シミュレーションのパラメータ採取のみ用いるのは、牌譜解析の可能性を縮めるものであり、妥当ではない。
 他の利用方法があるならば、積極的に活用していくべきである。

 例えば、天鳳のクイタン赤アリの東風戦東南戦は両方合わせて150万試合、1400万局ある。
 とすれば、これは「レアなケースだよね」というケースでも鳳凰卓であればそれなりに集まる。
 そのレアケース集をひたすら動画にしたらどうか。
 モデルとしては、役満鬼ヅモ集みたいなものがある。

 例えば、ダブル役満の和了例は44ケースあった。
 とすれば、ダブル役満鬼ヅモ集のようなものも作れるであろう。

 他にも、緑一色が60件、天和が44件、九蓮宝燈が48件(うち、純粋が4件)あった。
 また、役満外でもドラ爆(ドラたくさん)集なども作ることができる。

 もし、新しい役満鬼ヅモ集を作りたいので、牌譜解析結果が欲しいという方があれば申し出られたい。
 前向きに検討するので。

もし気が向いたら、サポートしていただければありがたいです。 なお、サポートしていただいた分は、麻雀研究費用に充てさせていただきます。