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気づかなかった!1歳児のお母さんへの本当の気持ち。~ベビーサインエピソード③~


 1歳半離れている長男と次男。
次男が産まれた頃、長男はお兄ちゃん、というよりかは、
まだ自分が1番!
お母さんの膝に座るのも自分、
食事にて、お母さんの隣も自分、
運転手の隣のチャイルドシートももちろん、自分!

 その様子を察してか、次男は、様子をみているようで、長男には対して一歩下がっているような感じ。
長男に手がかかる分、私も常に次男をみてあげれるわけでもなかったので次男はわりと誰に対しても甘え上手。
人懐っこく、私ではなくても平気なのかなと、思っていました。

しかし、実はそうでもなかった事に気づく出来事が!!

 ある日、次男が1歳2ヶ月の時、おばあちゃんに次男を預けて公園に出かけた長男と私。帰ってきて次男をお迎えに行くとおばあちゃんが私に言いました。
「なんかね、次男くん、ほっぺたのあたりばかり触っているよ。」
え!?っと驚きました。なにやら次男はサインを見せていたよう。
次男はサインで訴えていたのです。
ほっぺたばかり触っているサイン、それは【お母さん】でした。

 【お母さん】のサインで伝えたかったのは、本当はおかあさんと一緒にいたい。次男のそんな気持ちでした。バイバイしても泣かない、ぐずらぐに待てる、おばあちゃんと留守番できる、平気そうだった次男がそんな風に思っているなんて全くきづかなかった。サインがなければ気づいてあげられなかった。次男の心の中の、本当は寂しいんだよ、という気持ちに気づけたこと、本当に良かったと思います。

 それ以来、幼い2人連れ出すのは大変でしたが、次男も一緒に3人で出かけるようにしました。

 サインがあることでおしゃべり前のお子さんでも、気持ちを確実に伝える事を可能にします。お子さんが心の中に秘めている感情、サインで分かり合えたら、素敵な親子関係が築けるはずです。

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ベビーサイン講師&英語講師&3人兄弟の母
親子の時間を大切にする事で、子供達がデジタル社会をしっかりと生き抜いていく力を養っていきたい!!ベビーサインを通じて、親子の絆を築いていくサポートをしています。