【全文無料】悪テラスリザードンの現状
【始めに】
こんにちは!
ラクルです!
今回は、黒炎の支配者環境も大分煮詰まってきたなかでの悪テラスリザードンの立ち位置とデッキ内容を実際に使用しているデッキを見ながら解説、紹介をしていきたいと思います!
長くなりまが、寝る前や移動中などお暇な時に読んでいただけると嬉しいです。至らない点も多くあると思いますが、自分の考えが少しでも参考になれば幸いです。
【環境考察】
まず、黒炎の支配者環境をtier表形式で振り返ります。
tier1
ロストギラティナ
サーナイトex
tier1.5
ルギアVSTAR(一撃、無色)
パオジアンex(アルセウス、パルキア)
封印石ロストバレット
tier2
悪テラスタルリザードンex
ロストヌメルゴン
ミライドン(モココ)
ミュウVmax
アルセウスギラティナ
連撃ウーラオスインテレオン
アルジュラブラッキー
(上下差あり)
※個人的な意見です。
・環境のまとめ
①
ロストギラティナ、サーナイトex、パオジアンexがリザードンに強いため勢力を伸ばしている。
②
ルギアVSTARがリザードンexに対して不利寄りであるため、勢力を減らしている。
③
その他のデッキはリザードン以外の特定のデッキに対して有利を取れるデッキ
【環境デッキに対する相性】
①ロストギラティナ 微不利〜不利
不利。頂の雪道とスターレクイエムがかなり厳しい。相手は一撃で倒せるが、こちらは倒せない状況が出来てしまうと簡単に押し切られてしまう。
今の環境に刺さりがいいので抗える手段は必須。
②サーナイトex 五分〜微不利
アルカナシャインのサーナイトでリザードンexやアルセウスVSTARを一撃で倒されてしまうと厳しい印象だが、アルセウスVSTARで非エクポケモンを2体取ってリザードンexでサーナイトexを2回とる動きを最速でできれば勝てる場合もある。
③ルギアVSTAR 有利
基本的に1発では倒されないので一撃型、無色型両方に対して有利を取ることができます。コバルオンやアヤシシV、ミュウexなどには注意が必要。
④パオジアンex 不利
明確な不利。序盤から高火力で殴られ続けられると簡単に押し切られてしまいます。マナフィを立てられない時にかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでヒトカゲを盤面から消されてしまうと戦いにすらならなくなってしまいます。
⑤封印石ロストバレット 不利
アルセウスVSTARを取られて、ピジョットexをライコウV、リザードンexをシェイミVで取られてしまうと簡単に負けてしまいます。
⑥ロストヌメルゴン 不利
モイストスターが結構重い。火力が上がっていないと、確定2発も取ることが難しくなってしまう。
⑦ミライドンex 有利〜微有利
雪道さえ乗り越えられれば高耐久、高火力を押し付けて勝つことができる。ライチュウVには注意。
⑧ミュウVmax 有利
ミュウVmaxを弱点込みで1発で倒すことが出来るため、概ね勝つことが出来る。頂への雪道には注意。
⑨アルセウスギラティナ 微有利〜微不利
相手の構築に依ります。ただ雪道ジャッジマンで事故らされたり、リーフィアVSTAR、アローラロコンVSTARなどの対策札が入っていると一気に厳しくなる。先行からテンポを取れればリザードンex有利。
⑩連撃ウーラオスインテレオン 五分
進化される前にキョダイレンゲキでヒトカゲを一掃されると厳しくなる。進化さえできれば有利に進めることが出来る。
⑪アルセウスジュラルドンブラッキー 五分
どちらが対戦テンポをとるかに全てがかかっている。終盤に相手のポケモンを1発で倒すことができれば押し切ることが出来る。
【主な型紹介】
①アルセウスVSTAR+ピジョットex
無難に強い。世の中のリザードンexデッキのほとんどがこの型な印象。ボスの指令を連打したり、2体目の育成がかなりしやすくなります。サイドが2-2-2で取られやすいのがデメリット。
今回紹介するのもこの型です。
②アルセウスVSTAR+ビーダル
頂への雪道への耐性が強いのが何よりのメリット。2-2-1-2のプランも押し付けやすい。ビーダルが縛られやすい点や手札が詰まってしまうと必要札が引きづらいことがあるのがデメリット。
前回紹介した型です。
③森の封印石+ピジョットex orビーダル
アルセウスVSTARではなく、森の封印石を使ってリザードンexを育成していく型。雪道にも耐性があることや炎タイプのサブアタッカーを採用しやすいのがメリット。リザードンexの高耐久が活かしづらくなるのがデメリット。
④ロスト軸リザードンex
序盤はロストギミックで戦い、終盤はリザードンexの高耐久を活かしていく。頂への雪道に強いくヤミラミやウッウといったサブアタッカーも豊富なのも特徴の一つ。デメリットは少ないがギラティナの方が強い印象がある。
【使用デッキ紹介】
デッキコード[U2pXXM-JV0B9v-RMMXyy]
2023年8月30日 ジムバトル優勝
アルセウスVSTAR 2枚
このデッキの超重要ポケモン。スターバースを使えばほぼ100%リザードンexが立つ。アタッカーとしても優秀で先2こだわりベルトトリニティーノヴァ230で相手のアルセウスVなどを取ることが出来る。最初に殴るアタッカーは99%このカード。1回使えれば十分なのでサイド落ち考慮の2枚
アルセウスV 2枚
必要最低限の枚数。早めに進化しておきたいポケモン。1ターン目に必ず出します。
リザードンex 3枚
高火力、高耐久をもつこのデッキの主役。最低でも2回れんごくしはいを使います。2、3番目のアタッカーはこのポケモンになる。
ヒトカゲ 3枚
必要最低限の枚数。ロストマイン耐性があり、技で頂への雪道を壊せる『まるやけ』のヒトカゲを採用しましょう。1枚は1エネルギーで殴れるヒトカゲを採用しても良いです。最初のターンにできれば2体出したいです。
ピジョットex 2枚
最強最高のサーチができるポケモン。逃げ0なのも偉い。このポケモンを入れてからサーナイトexへの勝率が上がった。稀にアタッカーになることもある。
ポッポ 2枚
必要最低限の枚数。後攻1ターン目の『なかまをよぶ』が強力で展開を支えてくれる。
マナフィ 1枚
パオジアンexの先行2ターン目げっこうしゅりけんで盤面破壊されないために採用。個人的は必須ポケモン。
ミュウ 1枚
少しでもバトルVIPパスを持ってくる確率を上げたり、ふしぎなあめ、ロストスイーパーやハイパーボールにも触れることができる優秀な1枚。ジェットエネルギーと併用することが多い。
バケッチャ 1枚
このデッキレシピの特徴の一つ。これを仲間から提案された時は目から鱗だった。ハイパーボールが実質的に頂への雪道を割るカードになってくれる。頂への雪道への対抗札。
バトルVIPパス 4枚
最初のターンに1番引きたいカード。展開を支えくれる重要なカードです。無論4枚採用。
ハイパーボール 4枚
アルセウスVSTARやピジョットex、リザードンex、バケッチャとキーポケモンに触れられるカード。引き込みたいポケモンが多いので4枚採用。
ネストボール 2枚
バトルVIPパスが引けなかった時の保険かつ2ターン目以降ヒトカゲやマナフィに触るために採用。
必要無くなったらトラッシュしたり、ロストしたりして大丈夫です。
ふしぎなあめ 4枚
ピジョットexとリザードンexを立てるのに使います。ミュウで触れやすくするために4枚採用。必ず山に何枚あるか確認しましょう。
ロストスイーパー 1枚
ミュウで触ることが出来る頂への雪道を割れるカードとして採用。終盤に備えて使う必要がある時にだけ使うようにしましょう。
すごいつりざお 1枚
基本炎エネルギーを戻すことが主な役割。リザードンexが2枚落ちたらリザードンexを戻すこともあります。
ヒスイのヘビーボール 1枚
ジムバトル優勝時のMVP。実質的にネストボールの3枚目みたいな感じに使える。マナフィやバケッチャ、ヒトカゲ、アルセウスV、ポッポなど最低限しか入っていないポケモンがサイドに落ちた際に拾ってくれる優秀な1枚。
こだわりベルト 1枚
アルセウスVSTARにつけてトリニティノヴァ230で相手の種ポケモンVをとっていくために採用。アルセウスギラティナ対面で先行2ターン目にエネ付きアルセウスを取れればかなりゲームを有利に進めることができる。
げんきのはちまき 1枚
リザードンexの足りない火力を補うために採用。210→220、270→280になるのが偉い。当日は使わなかったので要検討枠。
ナンジャモ 3枚
これがなきゃパオジアンexに勝てません。終盤に打って妨害してやりましょう。序盤のドローサポートとしても優秀です。
アクロマの実験 2枚
手札を抱えたままドロー出来る優秀なサポート。これ以上のドローサポートがないので渋々採用。
博士の研究 1枚
必要無くなったバトルVIPパスをトラッシュできる。ただ序盤に必要札を巻き込みたくないことがあるので要検討枠。
ボスの指令 3枚
終盤の決定札。ボスの指令連打することがあるので3枚入れましょう。
ジニア 1枚
このカード最強です。アルセウスVSTAR、リザードンex、ピジョットexが安定して立つようになる。使い方解説は後で解説します。
ボウルタウン 3枚
雪道を割ってくれるカードかつ、序盤の安定性を高めてくれるカード。必要な時に貼ることを心がけましょう。
崩れたスタジアム 1枚
雪道を割るカードかつバケッチャやミュウをトラッシュするために採用。他にも優秀なスタジアムがあるので、要検討枠です。
基本炎エネルギー 7枚
本当に必要最低限の数しかありません。絶対に枚数を確認しましょう。
ジェットエネルギー 2枚
ポッポの『なかまをよぶ』やミュウの『ふしぎなしっぽ』を強く使うために採用。炎エネルギーの節約にもなってくれます。
Vガードエネルギー 1枚
アルセウスVSTARやピジョットexがギラティナVSTARの『ロストインパクト』を耐えられるようにするために採用。あるとないじゃかなり変わってきます。採用必須な感じがします。
【その他の採用候補のカード】
・かがやくフーディン
足りない打点を補ってくれるカードです。アルセウスの出過ぎた火力を他の場所に補うことができるが…ダメカンを乗せる手段が少し乏しい印象。
・かがやくリザードン
サイドを2枚取られないアタッカー。サブアタッカーとして十分なスペックがあるが、終盤に火力を出すという役割がリザードンexと被っている印象。
・かがやくヒードラン
リザードンよりも高火力が出せるが起動が少しネックか?入れる際はマグマの滝壺必須。
・かがやくゲッコウガ
置きドロソの権化。序盤のサポートはかなりありがといが、エネをあまり切りたくないデッキなのがネック。
・リザード、
これがあると要求が低くなるため、枠があれば採用したい。
・ヒトカゲ
ヒスイのヘビーボールがあるとはいえ、序盤に少しでも並べられるようにしたい。
・ビーダル、ビッパ
頂への雪道への耐性が上がる。ジニアが余ったら使える先になり得るので入れてみたさはある。
・イキリンコex
序盤並べたいポケモンを並べることが難しいときにあると助かるカード。ただ、必要札を切ってしまう点、負け筋になりやすい点がネック
・あなぬけのひも
ボスの指令とのコンボでアローラロコンVSTARやヒスイヌメルゴンVSTARの効果を消すことが出来る。出来れば入れたい。
・やまびこホーン
ミラーで後攻の際に逆転札となりえる点が優秀。
出来れば入れたい。
・リベンジパンチ
サーナイトexやパオジアンexへの対策札???
そんなに強く使えないような気がする印象。
・シロナの覇気
ピジョットexがあるからこそ採用し得るカード。博士の研究との選択枠。
・頂への雪道
終盤雪道ナンジャモして、パオジアンexを止めたい。アローラロコンVSTARの対策にもなり得るが果たして必要なのか?
・マグマの滝壺
序盤渋々トラッシュしてしまったエネを有効活用できる。かがやくリザードンやかがやくヒードランを使う際には採用したい。耐久を下げてしまう点には注意。
【回し方】
先行1ターン目
必須
ヒトカゲ、アルセウスV、ポッポを出す。
(必要あれば+マナフィ)
出来れば…
ヒトカゲ2枚目を出す。
後攻1ターン目
必須
なかまをよぶを絡めつつ、ヒトカゲ、アルセウスV、ポッポを出す。
(必要あれば+マナフィ)
2ターン目
最低限
アルセウスVSTARへの進化、リザードンexへの進化、ピジョットexへの進化
トリニティノヴァを打つ
上振れ
リザードンex(2体目)への進化
3ターン目以降
リザードンで攻撃する。
ジニアの使い方
1ターン目の盤面から
アルセウスVSTAR進化→スターバースのパターン
①スターバース→ジニア+ふしぎなあめ
②ジニア→ピジョットex+リザードンex
③ピジョットex進化マッハサーチ→ふしぎなあめ
④リザードンex進化→れんごくしはい
1ターン目の盤面から
ピジョットex進化→マッハサーチのパターン
①マッハサーチ→ジニア
②ジニア→アルセウスVSTAR+リザードンex
③スターバース→ふしぎなあめ+任意のカード
④リザードンex進化→れんごくしはい
→ピジョットexから進化した方が強い
【主なデッキへの立ち回り】
①対サーナイトex
アルセウスVSTARで非エクポケモンを2体とり、リザードンexでサーナイトexを2回倒す動きを最速でやりましょう。これわやっても十分に負け得ますが、勝つことが出来なくもないです。
②対ロストギラティナ
Vガードエネルギーでギラティナの攻撃を一回耐えて、切り返していきましょう。アルセウス VSTARかピジョットexが1回耐えることが出来れば勝機はあります。雪道は気合いで剥がしましょう。
③パオジアンex
げんきのハチマキを絡めて2-2-2を狙いましょう。終盤にナンジャモで手札を少なくするのも有効的。
【終わりに】
以上が現在のリザードンexの大まかな内容となります。CLやシティリーグでも十分に活躍できるスペックがあるデッキであると思うので、ぜひ組んでみて下さい。
長くなりましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました!自分の考えが少しでも役に立っていれば幸いです。これからもポケモンカードに対する情報を上げていきますので、よかったらコメント、スキ、フォローよろしくお願いします。
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