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「ガードレールを抱き込んだ木」


  2009年2月4日、
  鹿児島市伊敷、甲突河畔で撮影したものです。




   次は、

   同じ場所を

   15年後の2024年3月7日に撮影したものです。


    15年という歳月が木を成長させ、形状が随分変化したため、

     同じ木だと気づくまで、少し時間がかかってしまいました。




    これには驚きました。


  支柱の先端部分がわずかに表にでていますが、

  さらに年月を経ると、全く見えなくなるのではないでしょうか・・・


    精神だとか魂だとか煩悩だとか・・・

   そんなものとは一切無縁の世界

    人が体験し得ない“時”を

     その場に佇んだまま

   静かにゆっくりと巨大化してゆく・・・


 自分が一体何を感じているのかさえもわからない。

   わからないまま、ただその姿を見ていたくなる。



  

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