「苗字劇場」
日本は、苗字の数が桁違いに多い。
たぶん、そのことをあなたも耳にしたことがあるでしょう。
その多さの理由として、様々なことが考えられると思いますが、そのひとつとして、「日本人は基本的にクリエイティヴである」ということがあげられるのではないでしょうか?
能や狂言などの古典芸能、北斎、写楽、広重等の日本画家の他、書道、茶道、華道など、ごく日常的な所作を芸術の域まで高め、柔道、剣道、弓道など、もともとは他を倒すための武術に過ぎなかった行為を精神的な高みに押し上げ、現代においては、アニメ、ゲーム、J-Popなどのポップカルチャーで世界を楽しませています。
比較するのも野暮だとは思いますが、近隣のやっかいな人々、北朝鮮、ロシアは論外として、自国こそが世界の中心であるという誇大妄想に取りつかれ、国民を縛り付け、世界を足蹴にしようと企んでいる中国共産党や、劣等感の裏返しからなのか、我こそが世界で最優秀民族であり全世界のあこがれの的であると勘違いして、上から目線で世界中に難癖を付けてをいる韓国など、いかにも融通の利かない肩ひじ張った重ったるく硬直しまくった方々に比して、じつに謙虚で軽やか、軽妙洒脱でたおやかな大衆文化を生み出す自由な精神を備えた愛すべき人々だと思うのです。
全国各地に名産特産品、個性豊かな郷土料理があるように、苗字にも地域性が見られ、それらを見渡すだけでも飽きるということがありません。そんな中にも、日本人特有のクリエイティヴな精神を感じてしまうのですね。
そこで、鹿児島という限られた地区のそのまたごく一部からということになりますが、具体的な例を、ちょっとした遊び心を交えてご紹介したいと思った次第であります。
軽い口調になりますが、苗字自体を蔑む意図は全くありませんので、ご了承願います。
では始まり始まりぃ~!
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蔵元さんの所から
お酒の匂いが漂ってきたぞ!
ちょうど今、用も終わったとこだし
よし、祝い酒だ!
おかみさ~ん!
お燗つけてね~!
冷蔵庫の中にハムがあった!
いくらもある!
わお!鯵の干物も^^;
これでも、まだイマイチだと??
いやいや、海のものと陸のものが揃っているし・・・
お! 隣の奥さんもやってきた!
おっす!
大いに楽しみましょう!
長~く楽しみましょう!
胸一杯に
幸せが
満ち満ちて
座も盛り上がってまいりました
気分はウキウキ
瞳はウルウル
まぁるい顔が、真っ赤になっちまっただよ
ちょっと裏の山道を歩いてみようか!
あ、水溜り!
笹舟を浮かべて遊んでいたら…
鶴が飛んできたぞ
肴が足りなかったからハラ腹ぺこだ。
よ~し、木に隠れて
遠くから弓矢で
撃ち落し
喰っちまおう!
調子に乗って遊んでいるうちに、もう朝日が昇ってきた
しかし、道に迷って帰れない^^;
これは恐ろしいことになっちまっただ!
神様、助けて~!
いろんな苗字がありますねぇ!
すべて、鹿児島市で見かけたものです。