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平和とはなんなのだろう。

8月がまたやってきましたね。8月と言えば、ほとんどの方にとっては夏休みなのかもしてませんが、それだけではありません。今から79年前多くの人を巻き込んだ戦争が終わった月でもあります。(完全に戦争状態ではなくなるまでにはまだ少し時間がかかりましたが…)
以前私は塾の講師をしていましたが、多くの生徒は8月15日がなんの日であるかを知りませんでした。戦争の記憶が薄れていくとは人の記憶から戦争が消えることなのではないかと思います。我々若い世代が戦争に対してどのように向かい合うべきなのか。戦争の記憶を残すことにどのような意味があるのか。

現在世界をみても、ロシアによるウクライナ侵略は終わりが見えず、長期化し、パレスチナで多くの市民が無差別に殺させています。国際法を学ぶ者としてはこのような状況において国際社会が決めたルールがまったく機能していないことに対してもどかしさを感じます。国際法があくまで先進国によって作られたものであるという批判や、国々の利益が異なることもわかるものの、声なき人々が殺されている現状をどうにかできないのだろうかと…

平和とはなんだろう。平和を維持するにはどうすればいいのだろう。国の力が大きくわたしたち個人で何もできないのだろうか。何かしら出来ると信じたい。でもどうやって。答えの出ない問いばかりで、また抽象的な問いばかりで情けないと思いつつ、こうやって模索していくしかないのかもしてないと思い自分のできることをコツコツとしていきたいと思います。

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