初めての採卵②(アンタゴニスト法)
2019年12月に初めて採卵した結果は6個でした。状態が悪くなかったのですべて振りかけで受精するようにしてくれました。
翌日、受精確認のメールがありました。就活の合否判定のメールを開けるみたいで緊張しました。結果、何と全部受精しました。
ネットで情報収集した結果、取れた6個という数は、平均的といえば平均的だということだと分かりました。ここから胚盤胞へ進むのは約3割くらいだというのも分かりました。(病院では事前には教えてくれないし、自分も聞かなかったので、とにかく検索しまくっていました)
6個×0.3=1.8個。できれば二つ。二つ育ってくれないと、移植に失敗したらまた採卵。
家族は、「もしも一つで妊娠して、一つが余ったら、またそれを使えるってこと?」と無邪気に聞いてきます。
何個胚盤胞になれるかも分からない、ましてや一回で妊娠するかどうかも分からない。やってもいないのに、そんな悠長な話は出来ないと、そわそわする毎日でした。
胚盤胞になったかの結果は通院で聞きます。
結果は一つ。3AB。
一つだけ。1.8を四捨五入したら2なんですが。切り捨てられたのか。
しかも3AB。よく分からないけど、とりあえず数字が4とか、大きい数字の方がいいことは知っている。
先生は私が浮かない顔をしていたからか「いい卵だと思いますよ」と言ってくれて、それで少し気持ちが回復したけど、けれどもショックでした。
私が妊娠しないのは卵の質が悪いんだな、と痛感しました。
この後は年末に入ってしまうので、年明けから移植周期を開始できるようピルをもらいました。同時に次の採卵に向けてサプリを飲もうと決めました。