電話線をLANへ(DIYの記録)部品・ツール選定編
必要な部品とツールを検討。
現状把握
・壁の電源コンセント・電話のモジュラージャックの配線器具
Panasonic コスモシリーズ ワイド21
・情報通信設備配線盤から、壁のモジュラージャック迄に必要なケーブルの長さ
ざっくり測定値:7m+少々(床からの高さを含む)…通線ワイヤーを通して、あるいは、電話線を抜いて確認した結果:約8m
必要なもの
1.通線ワイヤー(今後、他の部屋の交換でも使える様に、長めのものを購入)
2.LANケーブル(カテゴリー6A以上)… 8m×2本
3.壁に取り付けるLANジャック(カテゴリー6A以上)
… ネットで調べると、Panasonicの製品もあり、もう少し安いものないかと探したところ、PANDUIT(パンドウィット)と云う会社の製品もあり、こちらがリーズナブル。
4.LANジャックを組み立てる専用工具
5.LANジャックを、壁に埋め込まれたボックスに取り付ける枠
…(電話のモジュラーソケットと置き換えで、LANのジャックを固定する部品)
6.電線の皮を剝く道具、専用工具 …あれば安心だけど結構高い。昔からニッパーとカッターを上手に使いこなしてきたので、今回も最初は買わずに、困ったらAmazonに相談することに決定。
7.シリコンスプレー
買ったもの
1.Dotoy通線ワイヤー グリーンスリムライン スリムヘッド 15M ロッド径 4.0mm
2.エレコム LANケーブル CAT7準拠 20m ツメが折れない ブルーメタリック LD-TWST/BM200
3.パンドウイット カテゴリ6A JISプレート用ジャックキット 白 JAOSSP6ATGMW
4.パンドウイット EGJT-1
5.パナソニック ワイド WTF3710K
追加で買ったもの
7.KURE シリコンスプレー
選定理由
1.工事で使うだけなので、安いもので良いかと思い選択。一方のセンタにはコイルで曲がりやすい様になっているので、配線を通すCD管の中も通し易いかも。
2.20mを2分割し、10mずつにして使用。分割したところは端末処理をして壁側(LANジャック)に接続。もともと20mの両端のプラグは、そのまま使用:情報通信設備配線盤側→端末処理不要。ちなみにメーカーHPによると、ケーブルはカテゴリー7準拠らしいが、両端のプラグはカテゴリー6Aらしい。既存のネットワーク機器類との相性は問題なさそう。
3.Panasonicの製品よりも安かった。メーカーHPに組み立て方が載っていて、具体的なイメージが出来たし、Panasonicのものと基本は同じ感じだった。ちなみに、ボックスの深さからの予測でも問題なさそう。
4.ジャックの構造と組み立て方法を調べると、組み立てと同時に電線を嚙みこませる様なので、確実な作業にする為、有った方が無難と判断。
5.今、使われているものと同じもの。電話のモジュラージャック部品を外すのが固そうなので、この部品は使いまわさずに、新しいものを購入。
7.通線ワイヤーを通してみたら、長さが進むにつれて、意外と硬くなり、最後には少々の力を加えても動かない状態に。ネットで調べたら同じ経験の方もいらっしゃったので、無理矢理に進めることはせずに、潤滑材として購入。
実際の交換作業は、次の記事にて。
(メモ)電線の被覆を剝く時・電線を切断するとき: いつも私が気を付けている使い方
・ニッパーも、カッターも、切れ味が良いものを使い、自分の手元を安定させて、線を傷つけないように細心の注意をしながらコントロール。(絶対に自分もケガをしないように)
・力を入れると、切りすぎて線を傷付けたり、手元が狂って自分がケガしたりと失敗しやすいので、力は入れない。
・力を入れないと電線の被覆ゴムに刃が入っていかないような切れ味が悪いカッターは使わない。
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