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SAYONARA卵巣、GOODBYE子宮:卵巣腫瘍ができちゃった(7)「最初で最後の子宮体がん検査〜ネギトロ丼〜」

さて人生2度目の婦人科内診。
前回は特になんてことなく終わった(というか「手術だね」の一言でそれどころじゃなかった)ので特に警戒も緊張もしていなかったのだけれど、今回はどうも様子が違った。
腫瘍を一通りチェックしてから「子宮の方の検査しますね〜」ってところまでは余裕だったのだけれど、途中から何だか嫌な予感。次から次へと看護師さんに器具の指示を出し、カーテンの向こうがバタつき出し、だんだん器具の扱いが荒々しくなってくる。「ん?ちょっと強いぞ。何してんの先生?」からの、次の瞬間

「いいいいいいいいっっっっっっったああああああああああああああァァァァァァああぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!!」

痛みの種類は色々あるけれど、開腹手術にまつわるの諸々の痛みを一通り経験した今思い起こしても、この時の痛みがダントツの痛みだったと思う。
こうして書いているだけで血の気が引いてくる。

カーテンがあって一体全体何をされていたのかは最後までわからなかったけれど、イメージでは子宮の内側の肉をアイス用のギザギザのスプーンで力一杯削り出そうとしている感覚。それも何度も、何度も。ネギトロ丼2人前分くらいは削り取られたくらいの体感。

基本私は"武士は食わねど高楊枝"の精神なのであまり人様に弱みを見せることはないのですが、この時ばかりは奥歯噛み砕く勢いで歯を食いしばり、内診台の肘掛けに亀裂が入る勢いで強く握り、必死に深呼吸をしてもどうにもならなず、「痛いです…!!!!!」と声に出してしまったほど。
痛みの種類としては、ここ最近の生理痛の時に悶絶していた下腹部の鈍痛と同じものだったけれど、そのMAXの痛みが連続で押し寄せる感じ。
一気に血圧が下がり貧血っぽくなったので、検査後しばらくそのまま休ませてもらってどうにか復活。

「なんだったんだよさっきのは…!」と呆然としながら調べたら、子宮体癌検査は痛いと噂の検査だったようで。でもここまで痛みが強かったのは、腫瘍があったことや生理が始まる直前で生理痛が出始めていたことも影響していたのかも。
「子宮体癌検査」で検索してこれを読んだ人がいたら不安になってしまうと思うけれど、痛いのは検査している間だけで終われば痛みはないので大丈夫!検査せずに万が一のことがあったら、痛いとかどうだとかの次元ではなくなるので、絶対に受けておいて損はないことは断言いたします!

とはいえ「子宮全摘したから2度とあの痛みを味わうことはないもんね〜!ラッキー(?)」とは思う。

ちなみに内診の結果は、やっぱり悪性の疑いがあるとのこと、さらに子宮にも気になるところがあるという不穏な情報。詳しく調べるため、次回MRIを撮ることに。
万が一「子宮にも」ってことだといよいよ厳しいな〜とは思ったけれど、親玉(卵巣)に比べれば雑魚キャラだろ!という感じで、それほど動揺はせず帰路につきましたとさ。

さーて、次はMRIについて調べるぞー!

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