秋冬の北海道旅行を快適に!防寒グッズ&対策完全ガイド
★防寒対策と防寒グッズ
雪国の冬に必要な防寒ってどんなもの?
どの程度のものを身に着けて行けばいいの?
そんな疑問を解決しながら、後半ではあると便利なグッズなどもご紹介します。
項目ごとに分けて説明していきますので、下の目次から必要なところを選択して読んでくださいね!
※再度のご案内ですが、想像のつきやすいよう商品のリンクを貼っています。
リンクから商品を購入したくない!という方はご自身で検索してみてくださいね!
★防寒対策 アウターとインナー
まず、1番迷うであろう「アウター」についてお伝えします。
雪の降る季節であれば、アウターは防水・表面がツルツルしたものに限ります!!
毛足の長いものや毛糸のアウターは、表面に雪がついてしまい、屋内や車内に入った途端それが溶けてビッシャビシャになります。
重くなってしまいますし、しみ込んでしまうと次に屋外へ出ると冷えて風邪をひきかねません。
フードについたボアや毛は、外せるものであれば外しておいた方がいいです。ちょっとオシャレさに欠ける!と思うかもしれませんが、ない方が屋内でアウターを脱いで手に持った際などの管理が楽です。
ダウンや、内側がマイクロファイバーやボアになっていて表面はツルっとしたアウターがおススメです。
防水でないものなら、防水スプレーをかけておくのが良いです。
水分の少ない雪質の北海道では、雪が降っている時傘をささない人が多いです。パパっと払えば(北海道の方言では払うを「ほろう」と言うらしいです)大丈夫。
ですので雪の季節は、フードのあるアウターがいいですよ!
わたしと彼の愛用アウターはワークマンのものです。メンズ商品だと思いますが、細身なのでインナーにぶ厚いものでも着こめるようわたし(156㎝ワガママbody)はL、彼(168㎝普通体型)は3Lを着用しています。
今年も同じ商品(仕様は新しくなっているかと思いますが)が出ていましたので、ご紹介しておきます。
下のリンクとは別に、グリーンもあります!
降り始めの11月下旬から12月頭、春の近づく3月下旬から4月であれば、水分の多い雪や雨の日もあるので傘もあった方が良いかもしれません。
アウターの下に着るものですが、こちらはあまり着こみすぎないくらいがいいかと思います。
寒がりの方も、ぶ厚いものを着るより調節しやすいように数枚重ね着するのがおススメです。
北海道では屋内や車内の設定温度が高いところが多く、入ると暑すぎてアウター脱ぎたい!となります。
アウターを暖かいものにして、下は調整して脱ぎ着しやすいようにしておくと快適に過ごせます。
わたしは厳冬期でも、7分袖で保温性の高い肌着と裏起毛の厚めのスウェットトップスに、暖かくぶ厚いアウターを着ることが多いです。
ただ、屋外での観光が多い場合はもう1着中に着るか、肌着を超極暖などの究極に暖かいものにするのがいいかもしれません。
防水スプレーのリンクも貼っておきます。
素材によっては使えないので、確認してから購入してください。
★防寒対策 ボトムスと靴下
ボトムスは、ちょっとモゴモゴしてしまいますが内側がフリースになったもの、普通のパンツの下にタイツを履くなど暖かいものが必須です。
オシャレが優先!と生足やスカートを履くのはおススメしません!
パンツスタイルでも太ももの皮がつっぱる感覚になるほど冷える日もありますので、オシャレよりも防寒をとってください。
どうしてもスカートを履きたい場合は、下に暖かいタイツを履いてレッグウォーマーをプラスするなど足を冷やさない工夫が必要です。
道民の女子高生や若い女性はスカートに生足で外を歩いていたりしますが、それはこの地域で生まれ育ち、冬の北海道に耐性があるからです。真似すると痛いです(冷えた脚に布が擦れたり当たると物理的に痛いのです)
わたしはユニクロの内側がヒートテックフリースのパンツ、内側がボアのパンツ、ワークマンの内側フリースのパンツを愛用しています。
靴下は長めのものがおススメです。パンツの裾から入る冷気で足が冷えるととっても寒く感じますので、足首の隠れるものがいいです。
ブーツなどを履く場合は5本指の靴下も、蒸れなくて優秀ですよ!(かわいさはありませんが)
わたしが愛用しているものはありませんでしたが、メンズのパンツのリンクを貼っておきます。「こんな感じ!」という参考にしてください。
楽天でザっと検索して出てきた良さそうなものもご紹介していますが、値段と機能で言えばワークマンとユニクロが大優勝だと思います。
★防寒対策 靴
靴については、滑り止めのある靴を履くのが理想です。
滑り止めがついていても滑りますが、普通の靴を履くよりは踏ん張りが効くのでより安全に歩くことができます。
わたしはワークマンの、底にガラス繊維の練りこまれた靴を履いています。
そのような靴を持っていない、買う予定がない方は、滑り止めの加工をしてくれるお店に持ち込んで加工してもらうのも良いと思います。
札幌市内にも加工をその場でしてくれるお店がありますので、事前に調べておいて北海道へ来てから加工してもらうこともできます。
時間がかかることもありますので、確認してくださいね!
通販で靴底に貼るタイプの滑り止めも買うことができますが、これも滑らないようになる!ではなく、滑りにくくなるだけなので肝に銘じておいてください。
雪道やツルツル路面に慣れていないと、慎重に変なところの筋肉を使って歩くことになりますので、筋肉痛になったり時間が大幅にかかったります。
時間には余裕をもって旅行の日程を決めてくださいね!
雪の降らない地域の冬に定番となっている、UGGなどのシープスキンブーツは雪が溶けて染み込み、シミになってしまいます。
防水スプレーをかけていてもシミになるリスクは変わりませんので、履かない方が得策です。
(最近では内側だけシープボアで防水のものもありますので、それなら履けるかもしれません!)
また、雪が多い地域に観光に行く場合には防水のブーツを買った方がいいですよ!「〇センチ防水」という表示を確認して、多少足が埋もれても濡れないような靴を準備してください。
持っている長靴を履く!という方もいると思いますが、足首部分の筒が広い長靴は雪が降っていたり積もった新雪をかき分けて歩くと中に入り込み冷たいです。
雨用の長靴は裏面もゴムで一見滑らなそうですが、雪道や凍った路面では滑りますので、前述したように滑り止め加工があった方が安心です。
が、やはり冬靴の方が良いことに変わりはありませんので思い切り冬の北海道観光を楽しみたいのなら、雪でも安心な靴を購入してくださいね!
ワークマンの冬靴であれば5000円以内で防水・滑らない(滑りにくい)ものを購入できます。(ワークマンの回し者ではありませんが、本当に安くて機能性のいいものが多いので移住してきてから常連です)
楽天で言うと、下のような足首までのものなら札幌でも十分です。
ただし、雪が沢山降る予報が出ているときはもう少し長いブーツを履いた方が安心です。
★北海道旅行で注意しておきたいこと
ここまでは自分で事前に準備しておけることをご紹介しましたが、実は注意すべき大切な項目があります。
服や靴は最悪北海道でも購入できますよね。
でも、天気は事前に調べてあっても当日にならないと状況が分からないこともあります。
北海道では冬季に雪の影響で、飛行機の減便や欠航が起きる場合があります。
電車も同様で、突然運転見合わせになったり間引き運転したりすることも。
雪の日でも殆ど欠航しないとして知られている旭川空港では欠航率がとても低いのですが、新千歳空港では12月から2月までの冬季で2~10%、月平均5%の欠航率だそうです。
(空港や航空会社によって差があります)
利用する航空会社がどの程度欠航しているか、その場合の手続き方法などをあらかじめ確認しておいてくださいね!
電車の場合は暴風雪になると運転再開が未定になることもありますので、時間に余裕をもって常に情報をチェックしておきましょう。
また、近年は運転手の不足からバスの減便や廃止も相次いでいます。
目的地周辺の移動手段についても、最新の情報をチェックするようにしてください。
広い道内はレンタカー移動もスタンダードですが、出来れば冬は慣れない方が運転しない方が良いです!
ホワイトアウトにブラックアイスバーン。
都市部を抜けると北国の洗礼が待っていたりします。
★そのほかの防寒グッズ
最後に、ここまで読んでくださった皆様に、これもあるとより快適に過ごせるよ!といった防寒グッズや便利なものをコッソリお伝えします!
ここまでの防寒対策を読んで、北海道の寒さについて実感が湧いてきましたか?余すところなく細かく書いてきましたが、風が吹くとこの寒さ、体感温度はググっと下がります。
北海道は冬の日照時間も短く、太陽が沈んでしまった夕方以降や、曇りの日は実際の気温より寒く感じることも。
そんな時に感じる「寒すぎて耳が痛い!!!」
わたしは両耳にピアスが7か所あいていて、ステンレス製のものを付けているのですがキンキンに冷えます。
このイヤーマフ買って解決しました!!1000円以内で買えて、コスパも良し!
分かれているタイプなので紛失には注意です。
わたしの使っているものと同じ商品ですが、耳にかけるタイプなのでどんな髪形でも着けられます。
ピアスをバチバチにあけていても、耳を強く押さえつけないので快適です。(ピアスの種類は選びますが!)
オシャレな耳当て付きニットキャップも可愛いですよね!
バラクラバも顔全体を覆うので防寒性は高いですが、口元を覆うと呼吸で結露が発生してベチャっとなるので気をつけてください。
ちなみにマスクも気温が低い日に外でつけていると、同じく結露で内側が濡れます。
常にマスクを付けていたい方は、枚数を多めに持っていくといいですよ!
外での観光や屋外で待つ必要がある場合は、エコカイロとってもおススメします!!
わたしの使っているのはこちらの電気カイロです。
大容量のものもありますよ!
必要な時にスイッチを入れると数秒で温かくなり、充電器にもなるので便利です。
エコカイロには注意点があって、飛行機に乗る際は保安検査でモバイルバッテリーと同じようにカバンから取り出して検査を受けます。
その時にアンペア数を答えられないと没収される場合がありますので注意してください。(彼はアンペア数を答えられず没収されてしまいました)
防寒グッズの枠に入るかどうか微妙ですが、保湿グッズも用意しておいた方がいいです。
北海道の屋内はとても乾燥します!
リップクリームやハンドクリームは必需品です。
このユリアージュのリップはかなり優秀で、他のリップだと日に何度も塗りますがこちらのリップは保湿力が高く塗る回数が少なく済みます。
わたしの使っているのはバニラの香り。強い香りではないですがしっかり香るので、癒されながら使っています。
ハンドクリームはもう何年もこれだけ!
手洗い消毒の多い介護士の彼、冬の手荒れが酷くあかぎれに悩んでいたのですが、このハンドクリームを使い始めてからは1度もあかぎれになっていません!!
香料は入っていないため匂いもなく、塗ってからしばらくは水を使ってもはじくので手指を守ってくれます。
思っているより少ない量でもよく伸びるので、頻繁に使う我が家でも1年で1つもつくらい。(米粒大で手首まで塗れます)
ただし、使った後にスマホは画面を触るとペタっとします。
それを加味しても良い品なので、周りにすすめまくっています。
★まとめ★
ここまでこれからの季節(秋冬)の北海道へ来る際に必要なものについてお伝えしてきました!
いかがだったでしょうか?
毛足の長いアウターは避ける
調節しやすいインナーを着る
滑り止めの機能のある靴を履く
この3つは対策しておくと、より快適な旅ができますよ!
また、冬の北海道旅行では飛行機の減便や欠航、電車の遅延や休止など雪が影響する交通障害にも注意してください。
絶対にまた来たくなる、素敵な北海道を味わい尽くして楽しんでいただければ幸いです!