社会人が勉強時間を確保する方法
こんにちは、Madaxです。
日々の業務や家事・育児で忙殺されている社会人が学習に限らず新しいことを始める際、一番ネックになるのは時間の確保。
私自身、平日の日中は仕事、帰宅後と休日は家事と育児が待っている中、慶應義塾大学通信教育課程を卒業し、現在は米国公認会計士(USCPA)の学習に取り組んでいます。
何か新しいことに挑戦する方の一助になればと想い、慶應通信時代から現在まで実践している時間の作り方をご紹介します。
何か一つやめるものを決める
1日の時間は24時間と有限なので、「何か」を始めるためには、「何か」をやめることが必然。
その際、一番手っ取り早く実行しやすいのが睡眠時間の削減です。定期試験前に一夜漬けで勉強したり、急な仕事で深夜まで残業するなど、日常生活で睡眠時間を削って何かの時間に充てることがありますよね。
しかし、長期的に物事に取り組むために睡眠時間を削ると健康を害する可能性が高く持続性がないので、基本的には避けるべき。
睡眠を除いた平日と休日の過ごし方を可視化して優先順位を付け、やめるものを明確に決めましょう。
なんとなく「これをやめようかな」と思っていると、ついついその方向に流れていってしまいがちなので。
ちなみに私が時間を作るためにやめたことは次の二つです。
テレビを不必要に見ること
スマホを不必要にいじること
テレビを不必要に見ること
以前は平日・休日を問わずなんとなくテレビをつけて、特に好きな番組でもないのに流しっぱなしにしていました。しかし、引っ越したタイミングでテレビが長時間映らなくなってしまい、本当に見たい番組に絞る必要性が生じたことが転機に。
コロナ禍で外出自粛や在宅勤務の開始と同じタイミングでしたが、日常生活の満足度が下がることはなく、むしろ知る必要のない情報を見聞きする機会が減ったことで精神衛生上プラスに働きました。
私はテレビを見ながら勉強や読書できるタイプではないので、テレビを流していた時間を他のことに充てることができています。
スマホを不必要にいじること
テレビの視聴時間が減っても日常生活の満足度が下がらなかったのは、スマホの存在が大きくあります。以前は手持ち無沙汰になると、ゲーム、SNS、ネットサーフィンなどでスマホをいじっていました。
自分自身でも健全ではないと思っていたとき、ROLANDさんのYouTubeで彼がスマホ本体と個々のアプリに利用時間の制限を設定していることを知り、早速その機能を導入。
私はiPhoneのスクリーンタイムで使用頻度の高いアプリとその使用時間を確認し、ギリギリで使用制限にかかる時間を設定しています。
緊急で使用する必要があるときはすぐに設定を解除できるので困ったことはありませんし、手持ち無沙汰になってもkindleで読書するようになりました。
日常生活のルーチン作業を自動化する
何かをやめることで時間の大部分は作り出せます。
そのうえで、時短家電やウェブサービスを活用して日常生活のルーチン作業を効率化することで、さらに時間を作り出します。
時短家電の導入
ロボット掃除機、乾燥機付きドラム式洗濯機、電気圧力鍋を導入しています。
導入前と比較すると、明らかに自由に使える時間が増えました。
一番のおすすめはやはり乾燥機付きドラム式洗濯機。
洗濯物を干す作業って案外時間がかかりますよね。
以前は洗濯物を干してから出勤していたので、朝の勉強を途中で切り上げる必要がありました。
しかし今では、寝ている間に終わった洗濯物から乾燥できない衣類を数着干すだけで、残った大部分の洗濯物は自動で乾燥してくれるので、ギリギリまで時間を使うことができています。
スペースの関係で乾燥機付きドラム式洗濯機を置けない方には、ロボット掃除機もおすすめです。
使用する際のポイントは自宅で別の作業をしながら一部屋ずつ掃除すること。
そうすれば、掃除の途中で止まっても対応できますし、家具をまとめておく必要もありません。
なんやかんやと言われることが多いロボット掃除機ですが、自分が作業中に80点の掃除ができると考えれば、使う価値はあります。
自炊する方には電気圧力鍋もおすすめ。
火を使った料理と比較すると、料理中でも手を離して別の作業ができ、しかも料理時間が大幅に短縮できることが大きなメリット。
ティファールの電気圧力鍋にはレシピも付属しているので、自分だけでは作れなかった料理も簡単にできるので、重宝しています。
ウェブサービスの活用
食料品や日用品の買い物はネットスーパーの活用がおすすめ。
送料や商品の購入制限など実店舗にはない制約はあるものの、自宅とスーパーの往復時間や買い物している時間を削減でき、重い荷物を持って帰る手間がなくなることを考えれば、時短以上のメリットがあります。
自炊しない人は宅食サービスの利用を選択肢に入れてみてください。
さすがに毎日コンビニ弁当、スーパーの惣菜、インスタント食品では飽きてくるし、栄養バランスの偏りも気になってきます。
例えばnoshでは栄養価が計算されたメニューが提供されています。
また、ニチレイは特徴(糖質の制限やタンパク質の摂取など)に応じたセットメニューがあるので、商品を選ぶ時間すら削減することができます。
夜型から朝型の生活に移行する
何か一つやめることを決め、日常生活のルーチン作業を自動化することで、新しいことに取り組む時間の確保は可能です。
そのうえで、夜型から朝型の生活に移行すれば確保した時間を最大限に活用できます。
私は早起きが苦手で残業も多いので、元々は帰宅後の時間を勉強に充てようとしていました。
しかし、仕事で疲れ切って勉強どころではなかったり、そもそも残業で勉強時間が取れないことが何度もありました。
そのため、寝る時間と起きる時間を30分ずつ徐々にずらし、最終的には1時間30分前倒ししました。
朝は寝坊のリスクが一定あるものの、頭がフレッシュな状態で物事に取り組むことができます。
勉強時間が同じでも朝と夜では集中力や理解力に差が出ることを実感したので、単に時間を確保すること以上の効果があります。
以上、私が実践している時間の作り方をご紹介しました。
意識しないとどんどん時間が削られていくので、「時間が足りない」と感じられている方の参考になれば幸いです。
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