拡大鏡も設定できます

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拡大鏡も設定できます

前回紹介したトリプルクリックは設定しましたか？

まだの方はコチラ
https://note.com/mdsisupport/n/n96a077c04390

ここではトリプルクリックでは触れませんでしたが、拡大鏡も実はトリプルクリ
ックとは関係があるアクセシビリティです。
 
拡大鏡とはカメラを使って拡大して景色や文字を見る機能です。
この機能が加わる前はカメラアプリを起動して拡大して見ていましたね。
拡大鏡を立ち上げて本体の画面越しに見たい景色や文字を拡大できます。
眼鏡とかルーペみたいに使えるのに加えて、大きい本体で見ることが出来るのが
魅力です。
 
 ではまずは設定して使ってみましょう。
拡大鏡はアプリではありません。
設定アプリから、アクセシビリティ→拡大鏡
 
設定を開きましたか？
拡大鏡をオンにするとトリプルクリックに拡大鏡が入ります。

つまり、トリプルクリックをすれば、スリープが解除されていれば、どの状態でも拡大鏡が立ち上がります。
拡大鏡ではカメラの画面にはなるものの写真も動画も撮影できません。
拡大して見るだけです。
ただ、通常のカメラアプリよりも視覚障害者が見ることについて特化しています。
もちろんボイスオーバーと併用できますので使ってみて下さい。

前回のトリプルクリックの記事を読んでいただいた方はお気づきかもしれませんが、既にポイスオーバーや色を反転を設定している方は注意が必要です。
トリプルクリックの設定は1つがオススメでしたよね。
その通り、1つ設定をされている状態で拡大鏡をオンにすると、トリプルクリックの設定が2つになってしまいます。
こうなると、ワンタッチで設定した機能が立ち上げられません。
もし、拡大鏡をメインで使うのであればショートカットの設定は、なしに変えておきましょう。

ポイスオーバーでの操作方法を解説します。

トリプルクリックで拡大鏡を立ち上げると、画面が変わった効果音と共に、拡大鏡スナップショット2.0倍と読み上げカメラの撮影画面になります。

いくつかボタンがありますので、説明します。

拡大表示
上下スワイプでズームレベルの変更ができます。
特定のポイントをフォーカスするにはダブルタップをします。
オートフォーカスにするにはトリプルタップをして戻します。

ズームレベル
上下スワイプでズーム倍率を変更できます。
隣の拡大表示と同じです
どちらで数値を変更しても、どちらにも反映されます。

フラッシュライト
ダブルタップでオンとオフの切り替えをします
有効になっているときは、洗濯中のフラッシュライトと読み上げます。

焦点ロック
ダブルタップするとカメラの焦点を合わせます。
こちらも有効になっているときには、洗濯中の焦点ロックと読み上げます。

フリーズフレーム
ダブルタップするとシャッターオンと撮影したように画面が止まります。
細かいものを見るときなどに有効です。

フィルタ
ダブルタップすると、輝度、コントラストは上下スワイプで値をを変更できます。
フィルタを反転
ダブルタップで色を反転します。

フリーズフレームをダブルタップすると、シャッター音が鳴り、画面が静止します。
ここの画面で、左右にスワイプをしてもスナップショットから動きません。
上下のスワイプで拡大倍率の変更ができます。
さらに、トリプルタップをすると静止画の保存と、共有ボタンが出てきます。

ダブルタップすると前の画面に出ていた項目が表示されます。
ここの段階で、洗濯中になっているフリーズフレームをダブルタップすると、画面の静止が解除されます。

また、フリーズフレームを有効にし画面が静止画になっている状態でホームに戻っても、再度トリプルクリックをして拡大鏡を立ち上げても画面はそのままです。

最後に、使用例の一部ですが、

町中の看板を見たり、電車の行先表示を見たり駅の電光掲示板も見えるかもしれません。
本やノート、黒板やレシートも拡大して見れたり、白黒反転して確認できます。
私は展示会やコンサートなどでも使いました。
 
上級者ではメイクや爪切りや拡大読書器代わりになります。
 
高速移動中の車窓からの景色も楽しめます。
カメラの解像度が高いので滑らかに景色が流れます。
弱視のお子様にもオススメです。
 
使い方は何でもありの拡大鏡です。
 
みなさんがどういう使い方をしているか一度伺ってみたいものです。

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作成日2020年7月28日