ローターで可能な操作を試してみよう
ローターで可能な操作を試してみよう
基本のジェスチャ解説はこれで最後!
前回は様々なローターの回し方を開設しましたので、今回は具体的に使い方を練習してみましょう。
前回の記事はコチラ
https://note.com/mdsisupport/n/n029d04cb117c
ここからは具体的に、ローターを回して様々な操作をしてみます
まずは、
読み上げ速度の変更です。
読み上げ速度は音声パソコンと同じようにiPhoneでも必要な時に簡単に瞬時に変更することがローターならば可能です。
これだけ気軽に変更できることによって、慎重に読みたいときはゆっくり。
読み飛ばしたいところは早めになんて変更することが可能です。
設定アプリからも読み上げ速度を変更することができますが、すぐに切り替えられることが大事です。
例えば、夏休みのお知らせ
なんてメールが届いたとします。
ビジネスメールやお知らせのプリント等は上から
会社の名前や担当者名
長く挨拶が続き、大事な情報は大体下にあります。
夏休みのお知らせならば、知りたいのはいつからいつまでお休みなのか
緊急連絡先はどこなのか
などになります。
このような形式であれば大事な情報まではやや早く読み飛ばす形で聞き流して行きます。
大事な情報に差し掛かったあたりで読み上げ速度をゆっくりにすると情報を処理する時間も短くなれば、頭の中に必要な情報がしっかり入ります。
中途全盲者の私から言わせてもらうと、
目が見えていた頃と情報の処理の仕方は同じです。
見えている頃には、ゆっくり読んで頭に叩きこむ黙読とあまり必要のない箇所は読み飛ばす黙読がありました。
この読み方を斜め読みなんて言いましたね。
では、読み上げ速度変更してみましょう。
ローターを回して読み上げ速度と読み上げたら指を画面から話す
1本指上下のスワイプで読み上げ速度が変更できます。
上にスワイプすると速くなり
下にスワイプすると遅くなります
読み上げ速度の変更は画面がどの状態でもスリープになっていなければ変更できます。
読み上げ速度は変更できましたか?
次は、文字読みです。
パソコンではお馴染みの文字読みです。
今までは、ポイスオーバーが読み上げた文章が、よく聞き取れなかった場合にはもう一度同じ項目を読ませていたかと思います。
また、ひらがななのかカタカナなのかアルファベットで書かれているのか数字なのかはわからなかったはずです。
あとは、漢字でもどの漢字を使っているのかは分かりません。
こんな時に、文字読みです。
文字読みは、最後に読み上げた文字を1文字ずつ読ませることができます。
ホームボタンを押してホーム画面にしましょう
カレンダーアプリを選択します。
ただしダブルタップはしません。
選択したときに読み上げた項目を1文字ずつ読ませるために、
ローターを回して文字にセットします。
下スワイプを1度すると1文字読みます。
下スワイプは次の文字を1文字読みます。
上スワイプは1文字前野文字を読みます。
では、最後まで読んでみましょう。
文字読みは、1文字読んだ後に詳細を読み上げます。
詳細読みは、
ひらがな
か
カタカナ
アルファベットならば大文字か小文字にコネクテッド読みをします。
コネクテッド読みは
Aと読んだ後にアルファと呼んでくれます。
東京のT
なんて表現したりしますよね。
感じならば音読みと訓読みで読み上げます。
数字は何も言わず数字だけ読み上げます。
これで、読み上げたとき意味が伝わらなかったとしても、文字がわかれば理解できるようになります。
電話番号を読み上げた後に文字読みをさせると1桁ずつ確認することができます。
このローターの文字はどの画面でも使えますので使ってみましょう。
また、ローター項目を単語にすれば、単語ずつ聞き取ることができるので便利です。
Safariや長文のときには、行読みさせるローター項目の
行
があります。
行は、使用できる時だけローターを回した際に現れますので気をつけてください。
ローターは必要な時にまわします。
文字に合わせて文字読みをして、また左右にスワイプして項目を切り替えたりすれば前にセットした文字のローター項目はリセットされます。
ローターの項目は様々ありますのでまた具体的な機能については改めて解説します。
さて、使い方が少し理解できたところでいろいろ試して使ってみましょう!
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作成日2020年8月13日
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