ダブルタップをマスターしよう! ダブルタップの練習のコツと指導のポイント
ダブルタップをマスターしよう!
ダブルタップの練習のコツと指導のポイント
前回は、電話アプリのキーパッドを使った練習方法を開設しました。
前回の記事は此方から
https://note.com/mdsisupport/n/n15dde8992849
前回の練習でスワイプは上手になりましたでしょうか!?
今回のダブルタップを覚えれば前回にも記述した通り操作の半分以上のことが出来ます。
と、言うことで今回までの内容をマスターすれば超初心者は卒業になります!
ではダブルタップの練習を始めましょう!
1、ホームボタンを押してホーム画面にする。
ホームボタンがない機種はホームに戻るジェスチャーをしてください。
ポロって音がします。
2、右スワイプをして開きたいアプリまで移動する。
開くアプリはどれでも大丈夫ですが、今回は天気アプリにしてみましょう。
ホーム画面に並んでいる天気アプリのアイコンが見てわかる方は直接タッチをしても間違いではありませんが、今回は、前回に引き続き基本練習になりますので左右スワイプで天気アプリまで移動しましょう。
ポイスオーバーが天気と読み上げるのと同時にカチッと音がします。
3、ダブルタップをしてアプリが開きます。
成功すればピキッと音がします。
さらにピキとほぼ同時にぽろっと2つの音がします。
この2つの音は大事なので覚えてください。
ピキットした音は、
ダブルタップが成功した音です。
ポロっとした音は画面のページが切り替わった音です。
つまり、この2つの音の意味は、
ダブルタップが成功してホーム画面から最後に読み上げた指定のアプリが開いたという意味になりますので、効果音も大事です。
ダブルタップを失敗した場合は、大体シングルタップを2回押したと判定されることが多いです。
このときの交換は、項目を移動したことになるカチって音がします。
誤ってタッチをした項目を読み上げますので、再度左右のスワイプで天気アプリを探しましょう。
4、天気アプリが開いたらホーム画面に戻りますので、繰り返し練習してみましょう。
アプリからホーム画面に戻る時だけポロの音が2回連続でなります。
ダブルタップのポイント
以前もダブルタップの解説の会で詳しく説明しましたが、音で表すと
トントン
と表現するのは誤りです。
必ず
トトン
と表現しましょう。
ダブルタップもスワイプも、脇を閉めたほうが操作が安定します。
また、腕を動かして操作するよりも、
指だけ動かすとミスが減っていきます。
あとは何度も繰り返し練習が上達の近道です。
ダブルタップのイメージ
なかなか、文字で読んで指の動きを理解するのは大変です。
身近なモノや仕草でダブルタップの指の動きを表現できると練習する方も理解しやすいと思います。
パソコンの経験がある方であれば、
マウス操作のダブルタップの指の動きと同じです。
タバコを吸ったことがある方は、
タバコの灰を灰皿に落とす時と同じです。
マウスもタバコも共通している事は、
動かすのは人差し指だけリズム良く
親指と中指は良端を持って動かさない
腕も動かさないことです。
ダブルタップの失敗の原因の1つとして、指の着地点
つまり、高さの目測がつけられないことが挙げられます。
そのために、親指や中指を高さの基準として固定すると良いです。
具体的には、パソコンのマウスのように親指と中指でiPhoneの側面を持ち人差し指でダブルタップをするとうまくいきます。
しかし、ダブルタップだけではなくスワイプもしなければならないので、親指と中指で良端を持つ鷲掴みのスタイルはおすすめできません。
そのため、中指だけ右利きの方であれば右側面に固定しスワイプ、ダブルタップをすることをおオススメします。
指導の手順とポイント
1、手のひらでテーブルをダブルタップ
手のひらでテーブルを叩きリズムを確認します。
指導する方が先にトトンと音が出るようにテーブルを叩き、その後に受講者に続いて真似をしてもらいます。
ここでは、あえて
トトンとトントンの違いを理解してもらいましょう。
ここの段階でも、もちろん爪で音は出しません。
2、人差し指だけでテーブルにダブルタップ
ここでは音を出す必要はありません。
わざと、親指と中指を固定するようには伝えなくても結構です。
受講者がアドバイス前に親指と中指を固定した場合には直す必要はありません。
3、親指と中指をテーブルに固定してダブルタップ
本体の両端に親指と中指を固定してダブルタップをします。
支援者が視覚障害者の場合は、指の動きを目視する事が難しければ自分の指を受講者の人差し指の上に軽く乗せ指の動きを確認しましょう。
ここでもう一つ大事なのが、スワイプ同様に画面のどこにでもダブルタップをして大丈夫と言うことを理解してもらいましょう。
4、固定する指を中指のみにしてダブルタップ
前回の形から親指を外して、中指だけを本体側面に固定しましょう。
ダブルタップの操作ミスの中でありがちなのが、他の指で誤ってタッチをすることと手のひらの下の部分が画面に触れてしまうことです。
このミスタッチを防止するためにての角度をつけるように意識してもらいましょう。
この方法が操作しにくそうならば、本体の底辺左寄りに親指を固定する方法もあります。
場所は充電ケーブルを挿すライトニング端子のやや左側が良いかと思います。
ここまで様々な練習方法やアドバイスを記載しましたが、ダブルタップはミスタッチをしなければどんな形でもオッケーです。
ただ、基本形を覚えてミスの確率を減らす事は大事です。
上達する側のも人それぞれですので、根気よく楽しんで練習してもらいましょう。
これでダブルタップの練習を終わります。
ここまで読んで練習して上達すれば超初心者は卒業です!
次回予告
次回の投稿でダブルタップとスワイプのテストをします。
しっかり練習してテストに臨んでください!
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作成日2020年8月2日