文字を読むにはこのアプリ OCR PROを開設

文字を読むにはこのアプリ
OCR PROを開設

今まで、われわれ視覚障害者が文字を読むには家族やヘルパーさんなど支援者に代読してもらう方法しかありませんでした。
点字が読める方なら、点字で書かれていれば嫁ことができますが、中途の視覚障害者はマスターが難しいです。
メールができれば、紙に印刷した文字ではなくメールで送ってもらえれば読むことが可能です。

そこに、新しい手段としてOCRが使われるようになってきました。

このOCRはパソコンでは既にお馴染みの機能でした。
スキャナーで紙をパソコンに取り込んで読み上げさせる方式で今でも新しい商品が発売されています。

ここで紹介するOCRはスマートフォン版です。
スマートフォンでは読ませたい紙に向かってカメラで撮影し、読み上げさせる方法です。

では、紹介するアプリは

OCR
pro
です。
ダウンロードは下のURLからどうぞ。https://apps.apple.com/jp/app/ocr-pro/id1193497829

このアプリは、有料ですが読み上げの精度がとにかく良いです。
それだけではなく、視覚障害者にも使いやすいシンプルなデザインでカンタン操作。
価格は730円(2020年8月現在)
毎月の支払いではなく、購入時いちど730円支払うだけなので安心です。

私は、このアプリに出会ってから、目が見えないから文字が読めないと言う後ろ向きな考えはなくなりました。
今の時代は、目が見えなくても文字が読める時代なんだと気づかせてくれました。

それではアプリの解説を始めます。

1、アプリを開く
2、カメラ起動ボタンをダブルタップ
3、写真を撮影
4、写真をしよう
5、2回目のOCRと読み上げたら右スワイプ
6、読み上げの確認が終わったら、左スワイプ押してOCR戻るボタンをダブルタップして終了。

アプリを起動すると、
3つの機能日から選ぶことになります。

OCR 見出し
見出しはダブルタップしても何も起こりません。

ここはOCRアプリのタイトルみたいなものです。

画像を選ぶ ボタン
写真を撮影 ボタン
履歴 ボタン

と3つの機能から洗濯します。

基本は、写真を撮影を選択し、カメラで紙を撮影します。

では、手順を詳しく解説します。

1、アプリを起動する。

2、カメラを起動ボタンをダブルタップ。
OCR見出しから右スワイプを2回すると見つかります。

3、写真を撮影 ボタンをダブルタップ。
カメラ起動をダブルタップすると、画面はカメラモードになります。

4、写真を確認して、写真をしよう ボタンをダブルタップ。
イメージと読み上げているのが画像を表示している意味となります。
目が見える方は、撮影した写真を確認し、この写真を使用するか、再撮影するかを選ぶことができます。
イメージから右スワイプで再撮影 ボタン
右スワイプ2回で写真をしよう
 ボタン
になります。

5、読読み上げを開始。
写真を使用をダブルタップすると、ページが切り替わりOCRと読み上げます。
この段階では、カメラで撮影した写真に写った文字を解析中です。
何も操作せずに、少し待ちましょう。
もう一度、OCRと読み上げたら準備完了です。
右スワイプをしたら、読み上げが始まります。

6、トップページに戻って終わりです。
読み上げを聞き終わったら、左にスワイプをしてOCR戻る ボタンを押して完了です。

これで、アプリを立ち上げた直後の一番最初の画面に戻ります。

操作の手順が少なく簡単ですが、正しく読み上げさせるには、しっかりと写真が撮影できなければ読み上げてくれません。

ここからは、目が見えなくても正しく撮影できる方法をご紹介します。

OCRでは、新聞みたいな番組されている文章や、Excelなどの表計算の表などは正しく読み上げするのが苦手です。
また、本の読み上げも可能ですが、撮影するページが波型になっていると上手に認識しない可能性があります。

まずはA4のプリントで練習してみましょう。

では、撮影のコツと手順を解説します。

1、カメラ起動をダブルタップすると、カメラ撮影の画面に切り替わります。
写真を撮影と読み上げておりますので、ダブルタップすれば写真が撮れます。

2、読ませたい紙の上にiPhoneを置きます。
場所の基準は、カメラの目の部分を紙の大体真ん中に置きます。

3、iPhoneを約25センチ位の高さに垂直に持ち上げます。
高さの基準は、テーブルの上に肘を立て手握りこぶしにした高さが目安です。
近くに見える方がいらっしゃれば、高さを見てもらってください。

4、画面をダブルタップすれば撮影完了。
画面がカメラになってからは、画面をタッチしないように気をつけてiPhoneを持ちましょう。
iPhoneケースが手帳の形の場合は、表紙が撮影時に映り込まないように気をつけて持ってください。
画面に表示されている、写真を撮影ボタンをダブルタップするかボリュームボタンのどちらでもいちど押せばシャッターを切ることができます。
シャッターを切る際にiPhoneの向きが変わってしまわないように気をつけましょう。
私のiPhoneケースは手帳型なので、左手手手帳の表紙を持ちます。
右手はiPhone本体の左端と右端を鷲掴みで持ちます。
親指が左端
中指・薬指・小指が右端にかかります。
ダブルタップは右手の人差し指でおこないます。

以上の点を注意して上手に撮影しましょう。

読み上げのコツとヒント

2度目のOCRと読み上げた後右スワイプで、読み上げが始まります。
基本的には写真で移した分は全て読み上げます。
ただ、長文になると一気に聞いて内容を理解するのは大変です。
少しずつ読むならば、
2本指シングルタップで、読み上げの一時停止と再会ができます。
もしくは、ローターを使って行読みをすると便利です。

アプリのデザインは簡単なので、とにかく慣れることが上達の近道です。

また今度、写真をしようと履歴のモードを解説します!

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作成日2020年8月15日
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