「異国で異邦人として生きることを恐れない」と書いた2019年をロンドンで振り返る
書いては消してをもう2回。下書きのまま置いてけぼりにした文字数はゆうに6,000字を超えている。後戻りし放題のパソコンで文字を打つときは手書きのそれと違うせいか、書いても書いても中身が詰まってこないことがある。
2人とも息災でした?ロンドンはすっかり寒い、暗い、永いの三重苦の冬になりました。
異邦人として過ごすロンドン
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いきなりですが、師走ということで。そういえば今年の初めにブログにこんな目標を書いていまして。
異国で異邦人として生きることを恐れない、2019年となりますように。
2019年の漢字
“ 粹 ”
2019年の約束事項
・一編の小説を書き上げ、応募しました
・5ヶ所へ旅にでました
・ドイツとデンマークとイタリアを訪れました
・ローマの小高い丘にあるコテージで夏を過ごしました
・毎月9冊の本を読ました(108冊/年)
・毎月2本以上の舞台or映画を観ました(24本/年)
・毎月2つ以上の展示を鑑賞しました(24つ/年)
・四半期に1度手紙を書きました(3度/年)
・SOHO HOUSEのメンバーになりました
・ualファッションサイコロジーを修了しました
・通信で大学院コースをスタートしました
・BLANCARTEのスキンを新しくしました
・BLANCARTE自体を下階層にセットしました
・病気や怪我を一度もしませんでした
・足と二の腕とお腹を筋力強化し5センチずつ絞れました
・“仕事のパートナー” と割り切る自分になれました
・一人の人を好きになる自分になりました
画用紙に手書きで書いた上述の項目をこの一年、部屋にズッと貼ってたの。
顧みると、不思議とすぐできそうなことに手を付けていなかったりする一方で遠いと思って冗談半分で書いていたことが現実になっていたりしてる。
未来を決めてかかることがいかに愚かか厭でもわかる。
イギリスでの年初の新月は1月24日。ちなみにポイントは具体的に/過去形で/書いてから共有するとのこと。来年も目標を書こうと思ってる。
心象風景が求められない世界へのアンチテーゼ
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オンラインとの付き合い方も変化のひとつかもしれない。
秋口にメールマガジン(この言葉が苦手なのだけれどもっと適語はないものか)Blancarte Letterというものを始めました。
👇 読んでね ♥
To make it short, きっかけは夏にツイッターで見かけたこの一文。
ツイッターに心象風景は要らない(笑)
だれのツイートか忘れちゃったけれど、この一文がぐわんぐわん響いたままどうしても離れていかなかくて。
現に、ほんの3年前まで感性のコミュニケーションと形容されてたインスタグラムはとっくに情報検索プラットフォームとなったし、ブロガー同士が繋がる世界はもう理想の相手に街で出会うくらいの奇跡になった。
所感も相まったと思う。
「もうSNSはとっくにそういう場所じゃなくなってるよね」って妙に納得しちゃって。
そこで、だったらもっと賢くなろうって竹を割ったみたいに割り切る自分が出てきたのは大きなポイントだった気がしてる。もっと演じ分けなよと。ずいぶんと強か(したたか)に聞こえるけれど、純粋な強かさって以てしかるべきだよななどと思ったりするなど。
というか下手な見栄とか棄てにこっち来たんじゃなかったっけって。
それでこうも思うわけ。
情報ファーストの昨今に心象風景はその(情報という)荒波を超えてくれた人にだけ伝えればいっか、と。
To make it short, Blancarte Letterは心象風景が要らなくなってしまったSNSへのアンチテーゼ。だからこそ「にくい」にこだわっていきたいと思ってる。
読みにくい、わかりにくい、よしんばニクイ。最終的な目標は細野晴臣さまが隔週目を細めながら受信を楽しみにしていてくれることです。
三度目の春が
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一周が半年くらいのmatouペースだと、次の更新のころにはDaffodilが咲き始めるころになってるかもしれない。
それは最初にDaffodilの話をしてから季節がふた周りもしているころで、個人的にはやっと2年間の天中殺を抜けたころで、いよいよ色んなものが動き出す春。
おっと、そのまえに一度東京へはいくことになりそうです。
こ、乞うご期待?
二〇十九年十二月四日
ロンドン・ノッティングヒルより
碧 拝
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