砂川たまき ジェンダー観・性癖 プロフ
はじめまして、砂川たまきと申します。TwitterやマッチングアプリにてD/s一時のプレイのお相手、あるいは継続的な主従プレイの御主人様を探しています。
D/sプレイのパートナーとしてわたしがどのようなものかこちらに記載いたします。長文となりますが、ご興味を持っていただきこのnoteのリンクまで押してくださったかたには、どうかご高覧いただければ幸いです。
まって、半生語りだしちゃったよ長すぎるぅ!という方は「ジェンダー観」は読み飛ばし「性癖・望んでいるプレイ」だけでもご確認ください。
砂川たまき基本プロフ
身体性別 :男性
性自任 :MtF
性的指向 :男性
性別表現 :完全女装
(髭脱毛・腕脚アンダーヘア剃毛・地毛で女性ヘアスタイル)
性癖 :サブミッシブ
求パートナー:男性ドミナント
Twitter :@mdogtamaki
ジェンダー観
MtFとサブは生まれ持ったもの
今になって成人前を思い返すと色々あります。
小学生の時、女子と一緒に可愛い服の絵を描いていたことがあり、手芸部に入ってみようとして教師に止められたことがありました。
中高生になり、性的なものに興味を持つ年頃になると明らかな偏りがありました。
R-18のアダルト漫画やビデオは、SM物オンリーというくらいでした。
特に首輪に執着していて、本やビデオを購入する際の基準は首輪をした女性がでていることでした。
健全なものでも、漫画・アニメ・ゲームといったサブカルチャーでは、中性的な創作キャクターがとても好きでした。
ヴァンパイアセイヴァーというゲームのリリスというキャラクターは、この年頃の時までの人生でありえないくらいのハマり方をしていました。
今思えば、これらは明らかに「自分がそうなりたい」という願望です。
しかしそんな願望を抱いていると本人は気づかないまま生きていました。
ホモではないので気づかなかった
しかし、この頃友人や同性を好きになる、ということはありませんでした。もし同性を好きになることがあれば自分の内面に気づきそうですが、それはなかったのです。
異性にも興味がなかった
では女性が好きだったかというと、それもなかったのです。
思い返せば、小学生から社会人になるまで、好きな女の子の話で友人と盛り上がったことがありません。
そういう話になった時は「まあ女の子だれか好きになるもの(ならなければ変であるもの)だよな」と思い、適当に合わせていました。そもそもクラスメイトの女子の名前や、その当時の女性芸能人の名前をまるで覚えていませんでした。興味がなかったようです。
今思い返すと、なかなかマイノリティです。そして違和感を抱いていなかったことが不思議です。自分が変だと気づかないような人間の精神防衛が働いていたのかなとすら思います。
Xジェンダーなのかもと思っていた
社会人になり、女性のパートナーと出会います。
彼女はもちろん女性としても素敵なのですが、女性の部分よりまず趣味や考え方、性格といった人間性でひかれて結ばれました。
この時期あたりから、なるほど自分でも女性を好きになる、しかし性別より人間性を重視している、もしやすると聞いたことのあるXジェンダー気味なのかな、などと考え始めました。
昔からLGBT(この単語が広まる前から)に対して、全く拒否感を持っていませんでした。
自分は普通なので(実際は違ったのですがw)関係はないけれど、世の中色々な価値観があって当たり前だよね、自分に直接関係はないけれど否定したりすることじゃないよね、と考えていました。
願望が実現した時に内面が溢れてきた
女性パートナーとは幸いなことに性癖も一致しました。わたしの女性に首輪をかけて支配したい、という願望を受け入れてくれて、彼女は紛れもなくサブ気質でした。
これでめでたしめでたしになる、はずでした。
わたしは自分の願望が実際に形になったことで、より正確な本当の願望に気付きました。気付いてしまいました。
わたしがこうしたい、のは正確ではない。
わたしがこうされたい、のが本当の願望だと、初めて自分の本質に気付きました。
トップボトムの固執からMtFに気付く
自分がM、サブ側になりたい。それは間違いないのです。
ですが自分がM男として責められるのを想像すると、凄まじい違和感と拒否感がありました。
どうやら他者のLGBTは全て許容できるのに、自分自身においては「トップは男性、ボトムは女性でなければダメ」ということに気付きます。
Mサブになりたい、でもボトムは女性でなければならない。
この二つを自覚します。この二つが矛盾しない方法はひとつです。
自分がMサブの女性になるしかありません。
ここでようやく自分の女性化願望に気付きました。
コスプレから女装を始める
最初はゲームのキャラクターのコスプレから女装に挑戦してみました。
するとメイクをすること、可愛い服を着ることにこれまでない楽しさを感じました。
それからキャラクターものではない女装を始め、ハッテン場に行ってみるのにさほど時間はかかりませんでした。
男性とプレイすることは自分がより女になったと感じられ、一時期は池袋アウルによく通っていました。
普段の自分と女装は別と考えていた
とはいえ、重度のLGBTの方のような本来の男の自分に違和感を感じて苦しい、ということはありませんでした。
普段の自分、本来の表の人生も好き。そして秘密の趣味を持って楽しんでいる。この時はまだそのように考えていました。
そしてM願望は満たされないまま
女装で男性と遊んでも、SMが好き、というかたはほぼいませんでした。
SM好きだよ、という男性もプレイしたいだけで話を合わせているだけ、という感じでM願望は満たされないままでした。
ハードSMを体験しSMがわからなくなる
そんな中、かなり本格的な女装Sの人とプレイをする機会がありました。
その人は、鞭打ちと騎乗プレイが好き。
SNSでは Mには一切意思は要らず、ただSの道具であれば良いと発信している人でした。
実際に鞭打ち、騎乗プレイをしたところ、自分が望んでいた本格SMなのにいまいち満たされませんでした。
その後、その人から「あなたは見栄えするMだから気に入った。今度イベントでMを3人集めて騎馬戦の騎馬にしたいのだけど参加どうか」とお誘いがありました。
これには困惑しました。騎馬戦の騎馬って?
惨めさと服従がMだとは思うけれど、そこに倒錯美やSとMの関係性あるのか?
センスの違いなのかしら?
そのお話しは断ってその人とはそれきりになったものの、SMがわからなくなりました。
SMとは突き詰めればSにとって Mは完全にモノになるのか?
それは自分が抱いている欲望と違うと思う。
では自分が求めているのはソフトSMというべきなのか?
しかしこれまでソフトSMと言っている男性とでしっくりきたことがない。
SMとは???という具合でした。
自分の中の女性が、男性側を侵食し始める
SMはいまいちわからないものの、細く女装は続けていました。普段の本来の男の人生と、秘密の趣味。切り分けられた関係として。
そこに転機がきました。転職です。
新しい職場は様々な価値観に理解と自由がありました。
居心地はとても良いです。
そこでわたしに変化が出てきました。
髪を伸ばし始める。
時にB面でも軽くメイクをする。ネイルを塗ることもある。
ファッションも中性的でフェミニンなものも着るようになる。
ヒゲ脱毛器を使い、アンダーヘアも剃るようになる。
女性ホルモンと似た働きをするプエラリアサプリを飲み始めて体格を変え出す。
明らかに普段の本来の人生に、女性化願望が滲み始めます。
ですが、自分が女性化を望んで実践しているという自覚は今こうして自分を見直して文章にするまでまるで自覚していませんでした。
信じがたいかもしれませんが
「うちの会社はすごく若い子ばかりなので年かさだからせめて若作りしないとね」
とそう思い、他者にもそう話していました。
不思議なもので精神の防衛機能がそう思わせていたのでしょうか。
スゴいね人体♡
D/sの概念を知り、自分を自覚する
そしてD/sの概念を知ります。
SMは加虐趣味と被虐趣味をさすもので、もっと自分をぴったりと説明できる概念があると知りました。
この時は衝撃とともになにか頭の中がクリアになったようでした。
そして自分がこれまで説明ができないにも関わらず、抱き続けた願望の重さと、自分の奥底の本質をはっきり認識できてしまいました。
MtFの自覚、困惑と恐怖
わたしはこの文章を書いている今になってやっと自分はMtXではなく、もっとはっきりと MtFなのだと認識しました。
わたしには美しく可愛らしい女の姿でありたいという本能があります。
そして女の美しさには、男性に傅いて尽くすこと、サブの美学が絶対必須であり、美しく女像と切り離せないと考えています。
今は、もし自分の人生のどこかの選択によっては、豊胸手術までしてシーメールになっていた人生もあり得た、もし機会があればそれを選んだだろうと言い切れます。
ですがその機会はなかった。だから今は男として満足し男の自分をちゃんと好きで、そして秘密の趣味として女の自分も持っている。
折り合いをつけて生きている。
と、思っていたのも今や疑っています。
精神防衛がそう思うように、破滅しないようにそう考えるようにしているのではと思います。
今からでも、もし千載一遇のチャンスに恵まれれば、男の人生を全部捨てて、女になって生きる人生に舵を切ることも、今の自分では選んでしまうのでないかと感じています。
自分のMtFを満足させないと破滅するのでは
自分の願望と本質に気づいてしまい、これまでと違って知らぬふりをして抑えこんでいくことは難しそうです。
自分のなかの女を肯定して生きるために、自分のジェンダー観とプレイ性癖と一致するドムの方のプレイ相手を見つける。
そして可能ならばもっと踏み込んだ、自分の女の人生をコントロールしてくださる御主人を見つけたい、見つけなければ自分が危ういかもしれない。
文章化して整理した今、そう考えています。
性癖・望んでいるプレイ
自分はマゾではなかった
以前、わたしは倒錯的な性癖の概念の言葉を、サド・マゾしか知りませんでした。
それにより自分のことをマゾだと思っているのにも関わらず、うまく自分の性癖を表現できていませんでした。
「マゾだけれど肉体的な痛みが快感ではなく、精神的な責めが欲しい。でもソフトSMというわけでもなく、拘束されたり鞭打ちを立場をわからせる表現として欲しい」
など自分自身も他者への説明もぼんやりしたものしか言い表わせませんでした。
D/sという軸と海外のDBSMtestで納得できた
そこにD/sという関係性の軸と、DBSMtestの提示する区分ではっきりと自分の性癖を認識し、言い表すことができるようになりました。
わたしの診断結果は次で、この結果にわたしもとても納得しています。
・100%スレイブ
・99%ペット
・98%サブミッシブ
これがわたしの本質、本能です。
自分をコントロールしてくださり全てを委ねることができる存在=御主人様を欲しています。
御主人様に求めるものは、肉体加虐ではなく、精神的な支配と屈服です。
そしてそれを求めたくてやまなくなる強さ、器の大きさ、優しさ。
しかし冷徹さや残酷さ、貪欲さも合わせ持っている。
そんな御主人様を敬愛し傅いてご奉仕し、喜んでいただきたい。
叶うなら御主人様が自慢できる奴隷になりたい。
そんな主従関係に憧れています。
わずかにスレイブとペットのほうがサブミッシブより高いのも、現実的には難しいでしょうが本当に人間性を捨て去って全てを御主人様に捧げたい、という夢願望があるのは間違いないからです。
・デグレーディー100%
・ロープバニー88%
拘束され卑猥に蔑められて辱められることを求めています。
これには大きく2つの意味があると感じています。
蔑められることで犬奴隷、人間以下の御主人様に飼われる存在になる、なれる、という考えです。
犬奴隷になるために必要な儀式、手段と考えています。
拘束されることは好きですが、中でも首輪を特別視しています。
拘束といっても、なんなら首輪だけでもかまいません。
わたしにとって、首輪を付けている=人間以下で御主人様無しで存在できないもの。御主人様の所有物、という意味が込められている象徴的な道具です。
現実的には24時間ずっと御主人様と一緒にいることはできないでしょう。
ですので御主人様から首輪を頂戴し、首輪はわたしが持ち帰り、御主人様がリードを持ち帰る。
そうして離れている時にも繋がっている象徴にできたら素敵だなと思っています。
もう一つは、犬奴隷になりたいと心から願うわたしは、卑猥で蔑められて当然である。そして蔑められることがわたしの肯定になる、という考えです。
わたしは、犬奴隷になりたいと願うわたしを、自分自身で蔑んでいます。
ですので男性からもらいたい言葉は「あなたは卑猥ではないよ」ではありません。それはわたしの存在を否定されてしまいます。
ですから強く寛大な御主人様に
「お前はどうしようもなく歪んでいて卑猥な犬奴隷だ。だから辱めて叱って罰してやる。なんならまだ足りない。俺がもっとお前のいやらしい中身を引き出してやる」
そう言われたいのです。
わたしが歪んだ卑猥なのはどうしようもない事実で本能です。
侮蔑され叱られるべきです。
でも否定はしてほしくないのです。
わたしをわたしが在るべきように辱めて、わたしにわたしが卑猥であることを思い知らせて、そして侮蔑し叱り罰して、その上でそれでいい、としてくださる強さと器がある御主人様がいれば、わたしはやっと肯定されて赦されるのではと考えています。
・露出狂80%
・マゾヒスト75%
ここまで%が下がると、これらは前述のわたしの本質を叶えるための手段であり、目的ではないといえます。
野外露出や鞭打ちは好きですが、それは蔑められる手段として好きであり、他者に見つかるかもというスリルや痛みは目的ではない、ということです。
D/sという概念を知る前は、このマゾヒストの定義と自分の望むもののズレを説明できず悩んでいました。
適切な言葉を知った今は、この肉体被虐は目的ではない、という点を他者としっかりコンセンサスをとらなければいけないと思っています。
男性ドミナントの御主人様を求めている
ジェンダー観にて書いた通り、わたしは
「自分のプレイでは、トップは男性、ボトムは女性でありたい」と考えています。
ですのでドムの御主人様を求めており、フェムドムの御主人様はわたしは合わないと思っています。
またわたしは女装をしている人は女性だと考えています。
ですので所謂カマレズも苦手です。
さらに女装ドムの方となると、フェムドムであり、しかしドムならば男性でよいのでは、と二重にわたしの本能が混乱してしまいさらに苦手です。
(これは自身自身についてのみの話しです。他のフェムドムとメイルサブの方たちや、千差万別のDBSMの関係を持つ方たちの素晴らしい繋がりを見てリスペクトとときめきを抱いています)
結論・女装サブを愛してくださるドムはいるのか
長く書き綴った通り、わたしはなかなか面倒なサブ性癖を持っています。
もしわたしが本当の女性でも、ぴったりの御主人様と巡り合うのは難しいかもしれません。
そして悲しいかなわたしは女装です。
なんとか本当の女性に近づけないかと努力はしているつもりですが、体が男であることはどうしようもありません。
どうか、この世に女装サブを愛せて、そしてわたしを気にいってくださる御主人様がいることを願っています。