HUNTER×HUNTER 主要人物を占う(数秘術・西洋占星術)②
年齢・生まれた年は色々な説が
主要人物たちは、誕生日の月日・年齢は公表されていて、生まれた年は公式には出ていないようだ。ちなみに公表されている5人とも全員ゾロ目の月と日になっている。クラピカなどは、年齢が人によって解釈が変わるようだけれど、「1999年の誕生日で18歳」でいい気がする。連載自体は1998年に始まったが、合格したハンター試験が1999年1月という設定らしい。4月4日生まれなので、試験は誕生日前で17歳。
そうすると1981年生まれになるが、もう1つよくいわれている82年よりも、その出生図(占星術での図。割り出した図は「ホロスコープ」「チャート」、ある人物の生まれた図のことを特に限定して「ネイタルチャート」「ネイタル」ともいう)の方が、よりしくて美しいので、私はこちらを採用したい。82年の出生図も面白いけど、よりぎゅっとまとまっている感じ。見るからに、キャラクターに合った特徴的な図なので。
占星術で生年月日を仮定したところで、まずは数秘術から見ていく。
数秘術
数秘術の計算方法
私は西洋占星術の他に、数秘術も占術として使っているのだけれど、数秘術でゾロ目は「マスターナンバー」といわれる特別な数字。数秘術は、ユダヤの知恵ともいわれている占いで、生年月日(西暦)をそれぞれ1ケタずつにバラして1ケタになるまで足して、その数字で占うというもの。雑誌の占いでも時々載っているので、知っている方も多いかと思う。
例)1981年4月4日
1+9+8+1+4+4=27
2+7=9
数秘術での数字は9
私は日本最古の占い館・渋谷トリンに在籍していて、そこで同僚の美帆先生に数秘術を教えてもらった。その方法だと、さらに数字をいくつか割り出す。
例)1981年4月4日
・日のみ:4 →過去数字
・年+月+日:9 →現在数字
・月+日:44(8の意味も含まれる) →未来数字
の合計を割り出す。ちなみに、この数の名称は数秘術の協会ごとに色々あって、それぞれの名称を使うには許可が必要らしい。「数秘術」で検索してみると分かるが、数秘術のこれらの数の名前は様々あって、しかもカタカナの長い名前も多いので、どれがどれやら分かりづらい。ここは便宜的にざっくりした名前を付けて呼ぶことにする。生年月日全てを足した数(真ん中)が1番大事なのではあるが、これらを割り出すことで、さらにその人を見ていくことができる。
過去数字・現在数字・未来数字の意味
日のみ:過去数字
才能。前世~子どもの時にすでに達成されて、才能となっている部分。例えば、現在数字(年+月+日):4より、過去数字(日のみ):4の方が、その4の分野を上手くできる。だがすでに達成されているので、今世でやっていても発展性がなく、本人もあまり興味が沸かないし、人より得意なのに評価されないことも。過去での現在数字だったもの、ともいえるかもしれない。今世でやってもあまり感動がないので、発展させるべき現在数字(年+月+日)のために使うのがいい。
年+月+日:現在数字
メインテーマ。割り出す数字たちを成分で考えると、どの数字よりも圧倒的に割合が多い。まさに今世で体現しているもの。現在進行形・途中経過。本人もその数字が表すことをしている時が楽しいし、今生きている・今エネルギーの流れている部分。
月+日:未来数字
苦手。ただし、成功の鍵となるもの。メインテーマである現在数字をさらに大きく発展させるために必要となってくるもの。本人は苦手なこととして感じているが、実はその素質があるという部分。なぜかパブリックイメージとして見られる部分でもある。だからこそ、葛藤が起きやすいとも。一般的には大人~中年以降に獲得していく。若くして成功した人は、早くからこの数字を上手く使っている。ただし、年中・毎分毎秒使うのではなく、「ここぞ」という時に使えばいいもの。
この未来数字は、この例の場合、単純に足すと8なのだけれど、ゾロ目生まれはそのままゾロ目で考える。またゾロ目でなくても、例えば4月13日など、月と日のそれぞれの合計が同じ数字の場合も、未来数字がゾロ目であると見なす。
この過去・現在・未来数字以外にも、さらに色々な数字の割り出し方がある。例えばこれら3つを足したり(この場合4+9+44=57→12→3)、過去+現在、現在+未来の数を出したり、など。基本は現在数字、もしくは過去・現在・未来数字で見ていき、その他は依頼者の質問に合わせて、細かく占っていく見ていく時用の技法になる。これら細かい数字は、これからしたい話には含まれないので割愛。いつか数秘術についても、じっくり書きたいと思う。気になる方は鑑定に来てね☆彡
マスターナンバーの意味とは
数秘術の中で、特別な数字といわれるマスターナンバー。そもそもマスターナンバーの意味とは、何なのだろう。よく才能があるともいわれるが、1ケタの数字でも才能がある人は十分多い。むしろ規格外の価値観・考え方をするので、いわゆるソツのない優秀・優等生のタイプではないと思う。何か特定の分野の中で、正攻法・直線的に効率的にポイントを積み上げていくタイプではなく、成功の仕方・個性の発揮はとても型破りなものになる。良くも悪くも宇宙人的で、スケールが大きい。そのため、地球のルールが響かない・届かないことも多い。相当な強運を持っているのだけれど、何しろ地球のルールが響いていないので、その強運を本人は特にありがたがっていなかったり。どこか大きくズレていて、しかも時折大きくブレていて、目の前の現実とは別の世界から、自身のアンテナから受信している感じ。
過去・現在・未来数字にあるマスターナンバー
さて、ではこの特別な数字とされるマスターナンバーが、過去・現在・未来数字にあると、どういう意味になるのか。
過去数字(日)がマスターナンバー
子どもの頃に普通ではない体験・生活をしていて、その時の話が第三者にはなかなか想像しにくかったり、共感しにくかったり。家庭環境が特殊だったり、普通の子どもとちがう何かに極端に熱中していたり。異質さがそのまま才能となり、その才能に本人はあまり感動がないので、周りとちがうことをさらっとできる。肝が据わっている。日にちのゾロ目なので、11・22日生まれのみになる。
山添寛(相席スタート)1985年06月11日(11・4・8)
川瀬名人(ゆにばーす)1984年8月11日(11・5・1)
深津絵里 1973年1月11日(11・5・3)
川西賢志郎(和牛)1984年1月29日(11・7・3)
水川かたまり 1990年7月22日(22・3・11)※未来数字も
タモリ 1945年8月22日(22・4・3)
庵野秀明 1960年5月22日(22・7・9)
現在数字(年月日)がマスターナンバー
キャラクター自体が独特。存在感や方向性が何か1つのジャンルに収まりにくく、マルチな活動になるか、新たなジャンル・芸風・道を作る。緊張や壁を作っているとかではなく、相手の情緒が伝わらなかったり。独特な存在感があり、その個性が認められて、カリスマ的な受け止められ方をすることも。
ともしげ(モグライダー)1982年5月31日(4・11・9)
美輪明宏 1935年5月15日(6・11・7)
所ジョージ 1955年1月26日(8・11・9)
大島渚 1932年3月31日(4・22・7)
鰻和弘(銀シャリ)1983年8月31日(4・33・3)
岡村靖幸 1964年8月14日(5・33・4)
馬場裕之(ロバート)1979年3月22日(22・33・7)※過去数字も
山口百恵、SADE 1959年1月17日(8・33・9)
未来数字(月日)がマスターナンバー
大人になってから、数奇な運命をたどることになる。最初は普通に会社に勤めたのに、脱サラして全く違うことを始めて成功したりなど、経歴がどんどん面白くなっていく。未来数字は本人にとって苦手に感じている部分なので、過去数字・現在数字がマスターナンバーのタイプほど、あまり個人の異質さを前面に押し出さない。けれど、その隠していたその異質さに運命が引き寄せられて、どんどんスケールの大きな生き方になっていく。人生のどこかで開眼・覚醒することも。年をとるごとに自由になっていくタイプ。大人~中年期になってから目立つ。
小籔千豊 1973年9月11日(11・4・11)※過去数字も
甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)1963年3月17日(8・3・11)
真島昌利(〃)1962年2月20日(2・22・22)※現在数字も
周平魂(ツートライブ)1983年9月11日(11・5・11)※過去数字も
劇団ひとり 1977年2月2日(2・1・22)
芝大輔(モグライダー)1983年7月25日(7・8・77)
東野幸治 1967年8月8日(8・3・88)
橋本直 1980年9月27日(9・9・99)
主要人物たちがみんなゾロ目なのは、おそらく適当なのだと思うけれど、少年漫画のメインとしては、とてもいいのではないか。性格的にあまり特殊過ぎると読者も共感しづらいし、話が通じるぐらいにはまっとうさがないと物語が進まない。敵はどんどん強くなっていくし、活躍する世界も広がっていくので、後天的に異質さが開花していく、というのは物語の主役・主要人物としてもすごくいいように思う。
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