POP×STEP!?配信を観て

眠れないのでリハビリがてら久々に文章を書いてみる。

SexyZoneの配信ライブ、POP×STEP!?に参戦して1週間。

配信ライブに至るまで、ツアー当落で一喜一憂し、延期で心を痛めつつ彼らの気持ちを思いながら公演の決定を待ちわび、ようやく決まった振替公演に(会社の都合上県外への制限もあり)行けるか行けないかで上司に根回しをし、しかし振替公演も中止になり……と、思えばとても長い時間が流れていたように思う。彼らに会いたい気持ちと、この状況でライブを開催してもし万が一があった場合と、彼らを守りたい気持ちとでずっと揺れていた。

そして配信でライブを行うことを決めてくれてからは、ひたすらライブを楽しみに日々を過ごしていた。

グッズを買ってパンフレットを読んでいたから、彼らがこだわって創りあげたステージだったり演出だったりセットリストだったり、気持ちは十二分に伝わってきていて。配信当日、画面に映し出されたステージのセットを見て胸が熱くなった。

ライブの内容は言わずもがなとても良くて(アルバムでのお気に入り曲がセトリに入っていなかったのは少し悲しかったけれど、次回に期待するので全然問題ない)、彼らが乗り越えてきたもの、そして創ろうとしている時代に思いを馳せて、少し、いやかなり泣いた。

4人でいても5人でいるような、そして聡ちゃんがパフォーマンスしてくれるとほんとうにしっくりくる、この5人を守ってくれてありがとうと強く思って、何度も胸が熱くなった2時間半だった。

シングル曲として麒麟の子、RUNと彼らの現状と強い決意を歌うような曲が続いてきたけれど、そこに畳み掛けてのNOT FOUND。特に今年発売されたRUNとNOT FOUNDは今まで以上に歌割りも秀逸で、何回観ても聴いても心に刺さって離れない。

「誰でもないよ 誰でもないんだ 自分で望んだ世界だ」

このパートを聡ちゃんにあてたこと、そして強い意志を持った眼で歌う聡ちゃんを観ると、短いようでとてもとても長かったこの1年9ヶ月を思い出して、そして今こうやって5人で活動できていることになんとも言えない感情が溢れてきて止まらない。

オーラス公演の風磨くんの挨拶だったり、配信にすることを自分たちで選んだという勝利くんの言葉だったり、楽屋での5人の会話だったり、すべてが当たり前ではないんだし彼らが一番もがいて、あがいて、苦しかったんだろうなと。でもその中で、配信でもわたしたちが寂しくないように、会場にいて彼らが目の前にいると感じさせてくれるように、全力でパフォーマンスをしてくれたんだという事実がとても、とても身に染みて。

自宅にいるとは思えないほど魅了されて、引き込まれて、あっという間だった2時間半。「それでいいよ」、今はまだこんな状況だけれど、いつかまた大きな会場で会えたときには精一杯の歓声を彼らに送り届けたいと胸に誓って。

取り留めのない文章になってしまったけれど、彼らはもっと大きくなる、どこまでも行けると、そう信じさせてくれた大切な公演でした。

10周年イヤー、止まらないで、止まらないでよ。どこまでもついていかせてほしい、ついていきたい、また願いが増えた夜でした。

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