#13イチゴのタルト

「今日は1日、寝てたの？」

ついに、賃借人のおじさんに、1日家でゴロゴロしてたことを暗に、っていうか超直接的に指摘された本日。ドイツ来てから19日目が終わろうとしています。

父の日のカードをAIR MAILで郵便局に出しに行こうと思ったんだけど、買い物ついでに出してきてあげるというおじさんの言葉に甘え、結局今日は1日お家でゆっくりしてました。（まじで1歩も家から出ていない。）

「郵便局、あと5メートルってところで閉まっちゃったよ、ごめん。」といって返って来たおじさんの両手には、大量のイチゴ！

いつもなら2パック3€のところ、お店が閉まるからっていって4パック3€でもらえたみたい。

出た～～ドイツあるあるのラッキーday！oh yeah～👆👆

そして、何やら考え事をしていたおじさんが、「こんなにイチゴいっぱいあるから、ケーキ作ろうか」と言い出した。「え～～ケーキ作るの！？その心意気に感動。すごいね」と言ったら、「It's my hobby.」と、当然のことをあえて褒めるなとでもいう口ぶりで言ってきた彼。

「タルトのクッキー部分を焼くのはめんどくさいからスーパー行ってくる」といって改めて買出しに出かけた。

「タルトのベースをつくらないのであれば、それは”ケーキづくり”ではなく、”ケーキ盛り付け”なのでは？」と思ったけど、イチゴのタルトは大好物なので、私としては願ったりかなったり。ケーキに使えるイチゴの仕分けを私が担当して、あとはおじさんが一生懸命作ってました。

買ってきたクッキー生地に、プリンを作って、イチゴを載せて、ソースをのせて、完成！

今、このタルトちゃんは冷蔵庫で眠っているので、明朝起きてから味見が楽しみです。

「（いつもは遅いけど）明日はケーキの為に早起きする！かも！」と言ったら、苦笑されました。なんなんだ。

週末は、ギャラリーやらクラブやら野外コンサートやら、ベルリンのアートに触れるよ！たのちみ～～

やっぱり友達がいると世界が広がって楽しいね。

それではみなさん、よい週末を～～

お察しの通り、おじさん事件が解決してからは（自分の中で始まって途端に終わっただけだけど）、かなり順調に過ごしています。

P.S.

5:00-21:00まで日が出ていて、1日1日の流れる時間がとても穏やかなベルリンでは、料理する時間も楽しくて、1つ1つの食材に感謝しながら心を込めて作るアートって感じでウキウキです。

みんなにはドイツに遊びに来て欲しいけど、ここは観光というよりも暮らすような旅をしたい人向けだなあとつくづく。ま、でも、いつでも遊びに来てね。