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ドラゴンメイド新規と混ぜ物の考察

はじめに

この記事では、遊戯王OCGのQUARTER CENTURY TRINITY BOXで登場したドラゴンメイド新規について考察します。

今回は、混ぜ物を含んだ展開について考察していきます。
新規2種の効果確認と純での基本的な展開については、前回の考察で行っています。


おさらい

  • シュテルン
    チェイムのドラゴン姿
    手札から捨てると墓地除外から蘇生効果

  • ラティス
    場と墓地の同属性ペアを除外してss
    特殊召喚時、下級リクルート
    相手スタンバイに場か除外から戻して融合

  • 1枚初動から、天球+シュトラール

  • 2枚初動から、天球+シュトラール+お片付け

展開例

追加の採用によって1枚初動に変化はあるか、ドラメ初動+αの2枚初動でどこまで行けるかについて考察していきます。
(ドラメのみの展開に関しては前回の考察を参照ください)

1枚初動:ドラゴンリンク

ティルルorパルラ1枚初動から展開可能。チェイム初動の場合はお片付けをサーチできない分の手札コストが必要。
参考

ティルルorパルラ
→ヴァレルエンド+サベージ+シュトラール

  1. ティルル(orパルラ)ns、フランメ(orルフト)を墓地へ、2体を除外しラティスss

  2. チェイムss、お片付けサーチ

  3. ストライカーss、セクターサーチ、ロムルスss、渓谷サーチ、渓谷でお片付けを捨ててアブソルーター墓地へ、トレーサーサーチ

  4. セクターでトレーサーss、セクターを破壊してリチャージャーss、ストライカーとピスティss、ピスティ効果で1体ss

  5. ピスティと1体でデリンジャラスss、ストライカーでデリンジャラス破壊、リチャージャー回収、トレーサーss、デリンジャラスss

  6. ロムルス、デリンジャラス、ストライカーでヴァレルエンドss、リチャージャーss、サベージss

  7. 相手スタンバイに、墓地お片付けでラティスss、シュトラールss

1枚初動:青き眼の精霊使用

青き眼の精霊を使用することで、ラティスと青眼の白龍の2体の星8を並べることができます。これにより、ランク8から他ギミックへのアクセスが可能です。

1枚初動:シュトラール+銀河眼の時空竜+トランスミグレイション
参考

1枚初動
→シュトラール+銀河眼の時空竜+トランスミグレイション+リソース

  1. 1枚初動でラティスss

  2. チェイム(orパルラ)ss、お心づくしサーチ(orお片付けを墓地へ)、青き眼の精霊ss、霊堂サーチ、青眼の白龍を墓地へ、青眼の白龍ss

  3. ラティスと青眼の白龍でドラッグルクシオンss、銀河眼の時源竜サーチ、ドラッグルクシオンに重ねて銀河眼の時空竜ss

  4. 銀河眼の時源竜ss、タキオントランスミグレイションサーチ、お心づくし(or墓地お片付け)でドラメss、2体で天球ss

  5. 相手スタンバイに天球リリースで霊堂を手札へ、パルラss、お片付けを墓地へ、ラティスss、シュトラールss

1枚初動:シュトラール+任意のランク8

  1. 1枚初動でラティスss

  2. チェイム(orパルラ)ss、お心づくしサーチ(orお片付けを墓地へ)、青き眼の精霊ss、霊堂サーチ、青眼の白龍を墓地へ、青眼の白龍ss

  3. ラティスと青眼の白龍でランク8、コスト等でX素材のラティスを墓地へ

  4. お心づくし(or墓地お片付け)でラティスss

  5. 相手スタンバイにシュトラールss

2枚初動:光と闇リメイク

ドラゴンメイドの初動と、光と昇華の竜または闇と消滅の竜のどちらかを持っている場合の展開です。

ティルルorパルラ+光と闇リメイク:シュトラール+お片付け+光と闇の竜王

光と闇の竜王の無効は強制効果なので、効果を使い切った後も意味なく発動してシュトラールの発動を阻害します。この点を解消するために天球ではなくお片付けを構えるのが良さそうです。

ティルルorパルラ+光と昇華の竜(or闇と消滅の竜)
→シュトラール+お片付け+光と闇の竜王+墓地にチェイム

  1. ティルル(orパルラ)ns、フランメ(orルフト)を墓地へ、2体を除外しラティスss

  2. チェイムss、お片付けサーチ

  3. 闇星8(or光星8)を除外して光と昇華の竜(or闇と消滅の竜)ss、チェイムとラティスでシュトラールss

  4. 相手スタンバイにラティスss、場の光(or闇)と除外の闇(or光)を戻して光と闇の竜王ss

チェイム+光と闇リメイク:シュトラール+マスカレーナ+光と闇の竜王
チェイムのサーチを展開に使うため、竜王を退かすカードとしてお片付けの代わりにマスカレーナを構えます。横マーカー不可なためアルミラージを使用しています。

チェイム+光と昇華の竜(or闇と消滅の竜)
→マスカレーナ+シュトラール+光と闇の竜王+アルミラージ+墓地にパルラ

  1. チェイムns、お心づくしサーチ、チェイム1体でアルミラージss、お心づくしでチェイムss、シュテルンを墓地へ、チェイムとシュテルンを除外してラティスss

  2. パルラss、お片付けを墓地へ、ラティスとパルラでマスカレーナss

  3. 闇星8を除外して光と昇華の竜(or闇と消滅の竜)ss、墓地お片付けでドラメss、2体でシュトラールss

  4. 相手スタンバイにラティスss、場のラティスと除外の闇星8を戻して光と闇の竜王ss

2枚初動:深淵の獣

墓地のチェイムを除外してモンスター1体追加できるので、ティルルorパルラ初動の場合は、前回考察した2枚初動とほぼ同じ動きができます。マグナムートの場合はドラゴン族サーチ、獣ルベリオンの場合は烙印永続が追加されます。

ティルル(orパルラ)+星6深淵の獣
→天球+シュトラール+お片付け

ティルル(orパルラ)+深淵の獣ルベリオン
→天球+シュトラール+お片付け+烙印永続+手札にドラゴン族

チェイム+深淵の獣ルベリオン
→天球+シュトラール+烙印永続+手札にドラゴン族

2枚初動:征竜

スペクトル+ドラゴンの2枚でできる展開です。
召喚権無しで「ドラメ初動サーチ」「任意のドラゴンサーチ」「ドラゴン1体分追加」をしながら、シャスマティス自身も妨害として機能します。
簡単のため親征竜、子征竜という表現を使っています。
参考

スペクトル+ドラゴン
→シャスマティス+天球+シュトラール+お片付け+光と闇の竜王

  1. スペクトルで炎子征竜と地親征竜をサーチ、炎子征竜で炎親征竜ss、

  2. スペクトルと炎子征竜を除外して地親征竜ss、シャスマティスss、素材の炎親征竜とデッキの風親征竜を墓地へ、闇と消滅の竜サーチ

  3. 風親征竜とドラゴンを除外して炎親征竜ss、パルラサーチ

  4. パルラns、ルフトを墓地へ、パルラとルフトを除外してラティスss

  5. チェイムss、お片付けをサーチ、炎親征竜とチェイムで天球ss

  6. 闇星8を除外して闇と消滅の竜ss、闇と消滅の竜とラティスでシュトラールss

  7. 相手スタンバイに、ラティスss、場のラティスと除外状態の闇星8を戻して光と闇の竜王ss

2枚初動:烙印融合

ドラゴンメイドの初動と、烙印融合(または召喚権無しでサーチできる烙印開幕)を持っている場合にできる展開です。
ドラゴンメイド1枚が「ルベリオンの素材となる闇属性」「失烙印下での融合召喚」の2つの役割をしています。

ティルルorパルラ+烙印融合
参考

ティルルorパルラ+烙印融合+手札コスト1枚
→シュトラール+ミラジェイド+スタぺリア+断罪+失烙印+メルクーリエ+1ドロー

  1. ティルル(orパルラ)ns、フランメ(orルフト)を墓地へ、ティルルとフランメ(orパルラとルフト)を除外しラティスss

  2. チェイムss、お召し替えサーチ

  3. 烙印融合で獣ルベリオンを送ってアルビオンss、アルバスとチェイムでルベリオンss、チェイムとルベリオンでスタぺリアss

  4. アルビオンをコストに獣ルベリオンss、失烙印を置く

  5. 獣ルベリオンとラティスでシュトラールss、黒衣竜サーチ、アルバスをコストに1ドロー

  6. エンドフェイズに、アルビオンで断罪セット

  7. 相手スタンバイにラティスss、ラティスと除外のアルバスを戻してアルビオンss、墓地のアルバスとアルビオンでミラジェイドss、メルクーリエサーチ

展開考察

  • ドラゴンリンクのエンジンとしてドラゴンメイドが使用できる。
    チェイムで手札を増やしながら展開できる点や、墓地にお片付けとラティスを置いて展開できるのでニビル等で妨害されても相手スタンバイに最低限シュトラールは出せる点がメリットか。
    デメリットは、ドラメ視点だとドラゴンリンクのパーツが多い点、ドラゴンリンク視点だと上級ドラメの素引きやドラメ自体が1妨害で止まりやすい点など。

  • 青き眼の精霊を使用することで、ランク8を出せる。
    タキオンによって高品質の妨害が行える他、X素材を墓地に送れるランク8なら広く採用を検討できそう。

  • 光と闇リメイクは、初動にはならないものの、少ない枚数で採用出来て最大3妨害追加できるため優秀そう。初動が止められた時に最低限シュトラールを出せる点もメリットか。

  • 深淵の獣は、それ自体が手札誘発として機能する点が最大の特長。展開は2枚初動を少し補強できる程度。

  • 征竜は、スペクトルからの2枚初動でドラメが欲しいものが全部叶う。しっかり動かすには征竜の枚数がそこそこ必要。

  • 烙印融合は、展開自体はかなり強力。パーツが多い点や烙印融合自体の枚数が少ない点が課題か。烙印の気炎がキーカードになりそう。

おわりに

今回は、混ぜ物してできる展開についてでした。
不純物を採用することになるので、展開を伸ばした価値があるものを記載したつもりです。
参考になれば幸いです。


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