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新型コロナ感染症重症化と肥満の関連

日本肥満症予防協会のyoutubeチャンネルから

琉球大学の益崎先生の解説。大変有意義ですが再生数も登録者数も少ないのが残念なので、かんたんに紹介します。

サイトカインストームとは

ギリシャ語で、サイトは細胞、カインは運動という意味。生体内で情報を伝える伝達物質をさす。サイトカインは進化の過程で免疫システムで、例えればミサイルのようなもの。外的に対抗するときに自分の組織も攻撃してしまうのがサイトカインストーム。

全身の炎症が進み血栓症の原因となる。

肥満の方では血栓がおきやすく、ヨーロッパの重症コロナ感染症では4人に1人が肺血栓塞栓症でなくなっている

免疫と肥満の関連

痩せても太っても免疫力が落ちることが知られており、自然免疫は体重と関連している。
新型コロナウイルスが体内に入るための足場の蛋白(ACE2)。喫煙していたり肥満があると(慢性炎症ににより)血管が傷んでいるのでウイルスが入りやすくなる。

脂肪細胞にはACE2が沢山存在しているので肥満ではコロナ感染症が起きやすく重症しやすいと考えられている

年齢、タバコ、肥満は重症化と関連する

加齢、喫煙、内臓脂肪蓄積は重症化するリスクがあると報告されている
むやみに怖がる必要はないが、日頃より重症化しないように整えたい

益崎先生も強調しておられたが、感染しても重症化しないように早めに休養とるべき。症状がないからと言って無理をすると重症化してしまう。逆に、診断がついてなくても、現時点でPCR陰性だったとしても、症状があるときは休養をとるべきだし、寒い時期に無理をしてはいけないと思います。自分の体調により敏感でいるべきだし、肉体的・精神的なストレスをなるべくさけて暖かくして部屋も加湿してすごしましょう。

安心して療養できる環境が保たれることが、重症化を防ぐ観点からも重要と思います。

いま煙草を吸っている人は、とにかく禁煙しましょう。

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