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MD2022 NAHA:15 ニシムイと末吉宮
MD2022NAHA:15 ニシムイと末吉宮 はじめに
・夜は真っ暗、安全第一で昼間のスタートをお願いしたい
・岩場や藪も多く足元不安定、歩きやすいスニーカー推奨
・蚊の大群注意、肌は極力覆って虫除けも。ハブも注意で。
MD那覇15 ニシムイと末吉宮を紹介します。このミッションは順番指定のシーケンシャル。スタートはフェンスに挟まれた細い道の先なので、見落とさないようご注意を。
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最初のポータル【高平山】(タカデーラヤマ) 組踊(くみおどり)の代表作「万歳敵討」の舞台とされる場所跡です。組踊についてはコース中盤、玉城朝薫の碑であらためて紹介します。
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経路上には一般のお墓も並び、またフェンスの側は静かな住宅街になっていますので、気を付けてお進みください。
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末吉宮へ向かうルートに入りますが、まず大変なのが蚊の大群。写真を撮る数秒で手に群がるほど。虫除けスプレー持参がいいです。
二つ目のポータル【和合火ぬ神】(ワゴウヒヌカン)火の神様=火ぬ神は家庭の台所にも祀られていますが、地域や公的なものもありました。今も拝所として大切にされています。
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鬱蒼とした森を奥へ。那覇の街中と比べると、少し不安になるくらいの別世界ですが大丈夫。道なりに進んでいきましょう。
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奥の石段を登り【末吉宮】に到着。琉球八社の一つに数えられる末吉宮、補修作業が行われ足場が組まれています。本殿まで続く末吉宮磴道は県の有形文化財に指定され、本殿下のアーチ橋も含め見事な石組が見られます。
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本殿左手の石段を下り【末吉宮跡】へ。不安定な岩場が続きます。後で気付いたのですが、迂回路に行きと同ルートを示す案内がありました。
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続くルートもしばらく雑草と石垣で、膝まで草に埋まる場所もあります。「ハブ咬症防止運動月間」でもあるので、十分にご注意ください。
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【宜野湾御殿の墓及び墓域案内板】に到着。亀甲墓様式でも特に初期の形で、生い茂る緑の中にあって荘厳な佇まいです。高度な石積みによる墓室やヒンプン(屏風)の造り、込められた意義など歴史的価値ある文化遺産としても大切に伝えられている場所です。
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来た道を戻って、整備された公園のルート(下り階段)から次のポータル【劇聖玉城朝薫生誕三百年記念碑】へ。
琉球王府の踊奉行として楽劇・組踊(くみおどり)を創作、劇聖と称えられる玉城朝薫の功績を紹介しています。
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組踊は琉球舞踊・古典音楽を基に、古事や民話が題材の物語を展開する舞台芸術です。朝薫が歌舞伎や能を参考に創作し今日に受け継がれます。
スタートの【高平山】は朝薫と並び称される田里朝直の名作『万歳敵討』の舞台となった場所とされています。
伝統芸能や舞台が好きな方、機会あればぜひ組踊の舞台をご覧ください。今なら朝薫の人気演目「孝行の巻」を映像化した「シネマ組踊 孝行の巻」を桜坂劇場で手軽にお楽しみ頂けます。
公園の遊歩道を道なり進むと、右手にポータル【森の中のベンチ】が見えます。休憩もどうぞ。
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ミッションも終盤、【滝見橋】へ。季節には蛍も観察できるのがこの公園の魅力でもあります。
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とても歩きやすい公園の遊歩道を進み【森の家みんみん】をハックして末吉公園を後にします。
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住宅街を歩きゴールを目指します。ミッションのタイトルにもある、ニシムイと呼ばれるエリアの【THE SITE OF BIJUTSU MURA 美術村跡】へ。
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沖縄の方言で方角の“北”を“ニシ”と読み、首里城の北(ニシ)の森(ムイ)でニシムイ。戦後の美術活動復興がニシムイ一帯に集った美術家により展開、ニシムイ美術村と呼ばれるようになりました。
ここには代表的な作品を紹介する碑が設置されています。ニシムイ美術を知るには、原田マハ著「太陽の棘」もオススメです。
以上、なかなかタフなコースとなっています。決して歩きやすい道ではありませんので、急ぎ足でのクリアは避け、安全第一でお楽しみください。
ここまでcho03による案内でした。