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MD2022 NAHA:13 うしゅがなしぃめぇまーい

うしゅがなしぃめぇ 御主加那志前
国王を表す称号(御主 うしゅ)に尊称の接尾辞(加那志前 かなしぃめぇ)をつけたもの。大河ドラマ・琉球の風で沢田研二演じる尚寧王が劇中「うしゅがなしぃめぇ」と呼ばれていたことを覚えている方もいるでしょう。

うしゅがなしぃめぇまーいは、王族が首里城から王家の別邸・迎賓館である庭園【識名園】へ向かう際に利用したとされるルートを辿ります。
途中の見所をチェックしながら、王の歩いた道を堪能しましょう。

はじめに
・シーケンシャル
・徒歩推奨
・寄り道いっぱい or 識名園ゆっくり堪能 or 両方

このミッションはシーケンシャル。回る順番が決まっています。
スタートは【園比屋武御嶽石門】首里城を見学後に始めるのもオススメ

警備中

守礼門を右手に、【真珠道】へ向かいます。が、いきなりのアクシデント、倒木のため一時的に通行止め。※通行できるようになっていました。

今日は迂回してルートに復帰、金城町石畳道へ。
小雨で濡れた石畳の表面はザラっとした抵抗を感じ、滑りにくいです。段差のある場所には手すりも設置されていますので、安心して歩けます。

見所が多いのもこのルートの魅力。道中の【首里金城の大アカギ】も国指定天然記念物。樹齢200年超、戦火を免れた大木へぜひお立ち寄りください。

次のポータル【首里金城村屋(スイカナグシクムラヤー)】伝統的な琉球木造建築で、なんと時間貸しで利用可なのです。

がじゅまるの木もいい雰囲気

ムラヤー隣の金城大樋川も必見。地域の共同井戸で、見事な石積みが魅力。MD当日には修復が済んだ金城大樋川が見られそうです。

こういうの好きでしょ

余談ですが今現在、那覇でカナグスクと言えば小禄駅付近になります。
 那覇市金城 (なはしかなぐすく)
対してこのミッションでまわるエリアは
 那覇市首里金城町 (なはししゅりきんじょうちょう)
混乱を避けるため変更したとか。移動の際はお間違いなく。

石畳を下りきったところで【金城橋】へ。
こちらは再建ですが、歴史ある橋です。傍らの碑文もご覧ください。

鳳凰のレリーフも魅力

橋を渡ったところから本ミッション一番の難所、識名坂を上ります。
簡易計測ながら13度,勾配23%はなかなかの激坂!心して登ってくださいね

途中の繁多川公園より。東屋は閉鎖中

坂を上りきったら残りあと少し。平坦な道、住宅街を進みます。
ポータル【シチナウマイーあと】(識名馬場跡) 市内にも数か所存在する馬場の跡です。琉球の競馬は速さではなく美しさを競ったと言われています。

余裕のある方は【繁多川井泉】や琉球八社の一つ【識名宮】もオススメ。MD16-ハンタガーからスンガーヒージャーでも近くを通過するので、一度マップをご確認ください。

【クシミチー】を通過後は墓苑のあいだを進みます。お墓の形も特有です。

【歴史散歩の道】を通過しクリアまであと一息のところで、焼き立てパンの香りが誘惑してきますがここは一旦耐えてゴールの【識名園】へ。
お時間の許す方はぜひ、庭園散策をご堪能ください。

ゆいレールフリー乗車券で割引価格

入り口手前(無料エリア)では限定の王朝食パンを販売しています。
食パン持ち帰りは厳しいなぁという方もご安心を。大人気の塩せんべいをアレンジした特別なお菓子もあります。(そして、先ほど通過した焼き立てパンの香り発信元=いまいパン が本店なので、そちらもどうぞ)

こちらは王妃のぶどうパン

以上、少しの解説を挟みつつご紹介でした。
識名園内を楽しむ時間が気になる方への参考情報:寄り道なしハック&ウォークで20分~25分程度でした 参考まで。
お時間許す限り、楽しんでいただけると幸いです。

ここまで、MDお土産に食パン持ち帰ったこともあるcho03でした。

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