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2024の望月真白と音楽

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

どうも、中国生まれ中国育ちだけど日本語でめっちゃしゃべっている音楽のオタくん、望月真白です。

最近になって僕を知るようになった人もいるかもしれませんので、一応自己紹介。
中学校時代から音ゲーでブレイクコアトランスを知って長年聴きました。この二つのジャンルをシステム的に聴きまくって今の自分に大きな影響を与えたと思います。
大学は日本語専門で日本のサブカルチャーや同人音楽シーンに興味津々で、それからTwitterを始め日本語で発信し、接触しようとしています。
2019年からDJし始めて、2021年から本格的に曲を作っています。メインジャンルはブレイクコア、ジャングル、ハードコア、deconstructed club、エトセトラ。
電子音楽以外全くわからない人ですが気が向いたらロックンロールもヒップホップも聴いたりしています。
最近は美少女ゲームにハマっていて、2000年あたりのビジュアルが大好物。

Soundcloudは容量制限に引っかかってアカウント分けていた
他のはlinktreeに参照!




2024年、あまりクラブに遊びに行かなくなって、家に籠っても新しいものではなくいにしえのゲームや音楽ばかり探していた。
そんなこんなで自分にとって一番デカい出来事は三つ。

日本に行った

ずっと憧れのあのクラブシーンやアニメ聖地に近づいたくて、3月に決意表明、貯金、8月24日に飛行機を乗って空へ!飛んだ。
東京圏だけだったが、友人のAxorst2k君んちに8日も泊まっていろいろ観光してきました。コロナ禍の中でブレイクコア主軸のオンライン配信 いえブ で知り合いになったOthermoon aka 邪神先生とリアルで会って、VRChatの友達mentaaさんと一緒に江ノ島にGO。

月曜日は日本留学中の筑波コブ君と秋葉原へエロゲを物色。それからAxorst2k君と幡ヶ谷FORESTLIMITへダッシュ、deconstructed club/tranceのイメージイベント「儚」をやりました。

以前自分からやっていたオンラインイベントにもご縁があるNordOstさん、中国発のデコクラレーベルGenome 6.66MbpにリリースあるあるWa?steさん、いつでもclub bangerとエネルギーを与えてくれるpìccoloさん、Mizuha 罔象から活動が多いAzrelさん、腐れ縁にして付き合いの長いAxorst2k君……みんなそれぞれの個性をアピールしていい感じに暴れました。
初めて日本に行く者なのにろくにオーガナイザー経験もないけど、月曜日で想像以上に盛り上がって、いい文化交流のイベントが出来たので嬉しい限りです。


土曜は中野heavysick ZEROで邪神先生とブレイクコアイベント「OOOTO4」やりました。

OOOTO4

VRChat発でオフラインに、デカい音の下で。

元々今回日本に行くのもOOOTOが先に決めていて、邪神先生と企画を立てから、入国の手続きを済んで、いざ現地へ。
しかし江ノ島から帰ってきたとこで、台風の情報が流れてきた。もしヤバかったら遠征勢が来られなくなる…!あるいは控えめでやる、とか。幸いHayateさんを除いて関西勢もほとんど無事に現場で集合。(Hayateさん…後でVRChatからやらせていただきました)

気になるDJさんも結構居て、サブフロアでゆったりと低音に浴びて話したり、思う存分にメインフロアで暴れたり、どっちでもいい体験になれるでしょう。ElVoNさんがかけたneo-grime、キタコレ!ってアーティストの名前を呼んで二人笑い合うの今でもいい思い出です…

メインフロア、chagopenさんのしっとりとした流れでdepressive breakcore、邪神先生もcannorinさんもPEACEOFFやらハードコアジャングルやらバキバキですが、雨部冷キザミセンセからネタ曲いっぱい出ていて流石にワロタwww 思わずFlashback 90’sでパラパラしてました。
「あぁ~!フロア熱狂の音ォ !!」

最後のオオトリ、ワイです。自分がspecial guestとして出るのはあまりないので、本当に全部をぶち込めてセトリ積んでました。最初はデコクラ、Y2Kバイブスのハードコア、フリーフォーム、2010年あたりのドラムンベース、それからBPM急上昇でThe DJ ProducerのPositive Outlook、途中でさよ教のブートレグ混ざって電波人間になったり、インダストリアルハードコアとブレイクコアで暴れたり。最後にダスボ先生の旧曲Teslacoilで締まります。


その他、阿佐ヶ谷driftのeμlateリリパ、WWWβにもお邪魔して、一週間で四ヶ所回っていていい感じだった。
eμlateリリパで、生で見た白迦(その時はまだπさん)の歌、mizuki wada先生と大昔Otherman Recordsのリリースとか話し込んでいて、いい出会いがあった。
WWWβのTEXTURE、W.ANNA.WさんとLSTNGTさんのライブセットすっごくやばかった。最も印象深いのはSpiral Matai aka Dirty dirtさんがでのDJ。それは感情。輝く誰かの去っていた青春。その青春期の衝動。素晴らしいものだ。

しゅぷれ〜むキャンディ 〜王道には王道たる理由があるんです!
(これ見なかったら絶対見逃がしたと思う。後でFANZAで電子版買って遊べた)

あとはDirty dirtさんが働いだ書店で結構薄い本買っちゃった!!!百合もあるんだけど。うん。萌えだ。

中野は結構近いからAxorst2k君とコブ君とよく回っている。OOOTOの先日にsuleiman.jpと一緒に中野のまんだらけを一通り回って、色々再発見もあったし、ゲーセンで初めてのアーケード版アイマスやってた(ありがとう…)

…ちょっと残念なのは、わざわざ飛行機を早めたのにカルトさんのDARK ANIMA 2に行けなかった。まぁそりゃ初めて他の国に行って電車も鉄道も分からない者なので急いでも間に合わなかったからだな。
それと、バタバタしててろくに日本料理食べていなかったなーと。中野の二郎ラーメン屋さんと羽田空港で食べた天ぷら丼はおいしいけど。



TRANCEへの再認識

ここ数年、Y2Kバイブスのリバイバルもあり、2020年からSewerslvtスタイルの儚いブレイクコアと、Machine Girlやbye2のOrbcoreも流行、Metalheartなどのアートワークが付くVOLANT(今はnuphory)氏のhypertrance等々...だんだんトランスあるいはトランスのエレメントが付く物がブームになっている感じだ。
僕自身は音ゲーと同人音楽からトランス聞き始めたので、最初はDiverse SystemのAD:Tranceシリーズ (確かAD:Trance 3.5?) から「これがトランスだ」とハッキリ認識していた。それからArmin van buuren、BT、更にいろんな細かいサブジャンルを摂取。近年ではトランスのバイブスがするテクノなども。

ここまで語っていたら、2023年でWarp RecordsにリリースされたEvian ChristのRevanchistを言及しないといけないなぁ。こういうブームの集大成の一作だと思う。

クラブで聴けるアルペッジョが多くなり、自分と向き合う時もいつも古いトランスを掘り下がっている。20年前のA State Of Tranceポッドキャストを聴いたり、闲鱼(中國版のメルカリ)でEXIT TRANCE化した馴染むアニソンを見つかったり、古いトランスのリミックスも時々DJで掛けたりしていた。

が、一番夢中になっていたのは、美少女ゲームからトランスを探す、ということだ。

我が部屋、CDを飾っていつでも眺めるようにしたくてこの部屋を借りると言っても過ぎない

見ての通り、一番上のCDは全部Taishi大先生が手掛けた作品。
同人音楽を聴きまくる時からずっと尊敬しているTaishi先生、10年前はこんなエロゲーに曲作った!という発見でびっくりしながら、いろいろdigしてきた。
Taishi → Blasterhead(一時期Taishi先生も参加) → quad(luvtrax) → I've → ave;new → fripSide 等々、2000年以降の美少女ビジュアルに刺さりながら曲を探している。

GWAVE Club sound project、Taishi x 青葉りんごによるユニットTRäkker、絵はkarory先生、「Transwing -Inner Gaze-」といったこのアルバムは結構じっくり来ている。
2010年あたりのトランス、ドラムンベース、奇麗なアンビエント。自分はcompllegeのPhantシリーズから追ってきた者だがこの時のTaishi先生既に完成型し過ぎる。
テーマソングの「Separate Wings」もそうだけど、CLOCKUP「凌辱学園長/奴隷倶楽部 ~読心調教録~」のOP曲リメイク「Insanity -Rebirth-」が更にクラブ向けに進化していて凄すぎる。
しかし、Taishi先生が手掛けたエロゲーのコンピレーションアルバムがS屋でかなりプレミアム価格になってしまい、自分が購入した頃は確か10000円もかけて買っちゃったわけだ。困ったもんだなー。

8bitとガバで有名なBlasterheadごと伊藤氏、かつていろんな作品にサウンドトラックや公式リミックスに手掛けている。Taishi先生が2007年から参加して一緒に活動していたようでトランスもあるある。ケロQ「二重影」「モエかん」、ランティス「SHUFFLE! リミックスアルバム」、Key Sound Lab「OTSU:Blasterhead」…

「モエかん」のOP/EDは勿論、バトルシーンで使われているこのBGMも普通に良すぎる。アシッドの音も気持ちええや…エモいし盛り上がる!!!

(実は「サクラノ詩」にも"Bright pain”という曲を)


それと、公爵(デューク)の「末期、少女病」、、、

聞いた話で恐縮だが、伊藤氏がこの元会社倒産で発売できなくなったゲームの著作権を買い、サウンドトラックを三つほどこの世に残したものの、その張本人が2013年から行方不明になってしまい、この最後の毒電波ゲーもいつになっても発売できなくなった。

suruga-ya killer雇って大金で購入

詳しい話はこちら:https://mokeshop.hatenablog.com/entry/2024/01/14/200457

曲だけ聞いた限り、狂に狂ったほどその世界観に魅力されている自分が居た。
今になって結構複雑な気分だけど、定期的に末期、少女病を調べてはいるのだ。


しかし、やはり一番ハマっていたのは、I've
北海道からやってきたI'veは約1998年から、長年に渡って美少女ゲーム、アニメまたいろんな作品に曲を提供していた。最初は自ら美少女ゲームも作っていたという話もあった。Key「Kanon」、CRAFTWORK「さよならを教えて」に書き下ろした曲はいつでも謳われる傑作。

お合言葉は"low trance assembly"からでもうわかりますよね、tranceが堂々と記載されているよ。
それにほとんど知られていないかもしれませんが、「鳥の詩」という名曲よりも国歌はI'veがアレンジメント担当していたよ。何せ最初はI'veのコンピレーションアルバム「I've Girls Compilation Vol.2 ~Verge~」で初リリースされていたから。
美少女ゲームのほか、アニメにも色々。「おねがい☆ツインズ」「神無月の巫女」「とある魔術の禁書目録」、そのOP/EDほとんどが、I've sound。

I've Girls Compilationシリーズ、本当に、お世話様でした。
(モエかん+サクラノ詩初稿のやつもアツかったぞ!)

我ながら厳選の三曲をどうぞ。

川田まみ - IMMORAL (PCゲーム「IMMORAL」より)

詩月カオリ - Cross talk (Mixed up FISH TONE Style)

MOMO - DROWNING -Album Mix- (PCゲーム「凌辱痴漢地獄 」より)

……いや三曲なんて全然足りない。100曲選ぶべき!というくらい好きでここ半年必ず毎日聴くようになっている。
その"low trance assembly"の意味のままにシンセサイザーを多用し、ドリーミーでエーテリアルな音色、歌姫(KOTOKOさん、島みやえい子さん、C.G mix兄さん、川田まみさん…)あの時代ならではの音を届けている、今でも胸の中に響く…本っ当に魅力的な曲ばかりだ。



いっぱい曲作った

恐縮ながら2024年は結構オファーいただいていろんなとこから曲を出しました。それと自発的に新しい物に曲に付けてチャレンジしてみました。
BMSに進出するのも長年ずっとやりたかったことなので、友達に誘われて自分も作り始めました。

編集はちょっと雑、Amen Destroyerを大きくしたけどそこは楽曲提供だけで参加してるよ

まずは自ら出したEverlasting EPから話しましょう。

望月真白 - Everlasting EP

実は2023年Otherman Recordsから自分のファーストアルバム「Alternative NeonSight」をリリースした頃からずっと準備したものなんです。
出さないと後悔するな~って思いながらいくつかのデモがあって、空中浮遊レイブ、Y2Kバイブスな四曲をまとめてました。
beatless trance, freetekno, Artcore x Breakcore, deconstructed club、様々なジャンルをすべてトランス特化にしてみました。
Midlight Request Sensation」のタイトルからはUKでGrimeやっているSkreamの名曲「Midnight Request Line」の真似。我ながらのトランスアンセム!みたいな気分+勢いで作った曲、結構自信作ですよ、うん。
monument for a dead beat」は昔大好きなボカロックのブートレグですが、S280F、011668などアメリカでdeconstructed club、Installation artの達者へのリスペクトでもあります。彼らが作ったeditはフットワーク+トラップ寄りで、救いのない暗闇へ沈み雰囲気が特徴的です。

このEP、思った以上に反応受けていたようだ。日本に行ったごろ、LSTNGTさんからあー知ってるし買っちゃってるよって一言、実に嬉しいです。
この際に知り合いのTARAさんにアルバムカバーを頼んで、その後もBMS作品にBGA依頼しました!最高の出来です。
あとbandcampに書いたメモですが、雑に言うとインディーズでリリースするみんな見ててワイもやりたいということ、です!

cyanide system collection 001 - UNIVERSAL KONTRAXT

次は、Axorst2k君が主催したcyanide system collection 001に一曲参加しました。
実はこれも2023年夏の頃作った曲。サイバー感あるあるブレイクコア/ジャングルにしかったのです。が、その頃マジでミキシングうまくいかなくて、雑に提出しててぐちゃぐちゃでした。

【無名戦2024】endlessky

初めてのBMSで優勝!いろいろ有難い話だ

自分はG2R2018 Climax -GO BACK 2 YOUR ROOTS 2018 climax-からBMS作品に注目していたのです。その頃FRENZという映像ライブイベントもよくBMS作者との交流があるらしいので、BMSはプレイ&インプレしていないが参戦の曲と映像いっぱい見ました。
その時からいつか自分もBMSを作る、という願いがあった。弐寺は中国大陸でまともに遊べないので、代わりにキーボード打って遊べるBMSにするのも悪くないと思いました。
時は2024年1月。無名戦の告知を見て今度こそ作ろうと思った。楽曲制作にしては三年、しかしブレイクコア聴くのはもはや十年。くくく、ワイの割れたアーメンブレイクでも勝負するか!と、「endlessky」がありました。
結果的には、4位、確かにアーメンブレイクとTARA画伯のBGAで勝ったと思いますね。ヨシ!

$uiciderecord$ pres. $UICIDE​$​ELECT vol​.​5 - 午前4:35、バッドエンドにて。

$UICIDE$ELECT、自分はvol.1から参加しているコンピレーションなんです。
vol.5のオファーが来た時、ちょうどBlasterhead氏と末期、少女病で調べている最中なので、S屋キラーとしてサントラ盤買って、一曲サンプリングでやりました。その話もshin(())codeさんとちょっとだけネタバレして、ちゃんとオタクやってるな~って言われました、それはそう!
雰囲気をより重視したatmospheric breakcore、って感じですかね。vol.4の「shadow between」もそんな感じでdrumfunk作りました、これからもやっていきたいよな~

Thoughost pres. KAKUSATSU SHOUJO 3 - FOOTPRINTS -雨ノ宮-

M9RVEN & 望月真白 - ぶっこぬき音源!ブレイクコアで抜いてしまったサキュバス賀馬ちゃん!

2024年の後半になってから、前半で作った曲達が爆発的にリリースされていました。
うちのサークルThoughostの「KAKUSATSU SHOUJO」、早々も3までいった!二年一度に出るコンピレーションとして自分は本気でやっていくつもりです。
日本在住のM9RVEN先輩と一緒に作ったエッチでネタあるあるサンプリングブレイクコアを1曲目にして、アニメの方のH2O -FOOTPRINTS IN THE SAND- をサンプリングして感情ブコアの9曲目。

2024年はいろんなケロ枕の作品を遊んだから、H2Oのアニメもついつい見ちゃいましたが、やはりその作風は好きすぎてたまりませんよな。
ちょっと硬くように見えるロングヘア、大きくてきれいな目…。無限にそういうビジュアルに惚れてしまう。

最近Thoughost五周年のお祝いもあって、今買うと35%OFFになってます!

Seippelabel Vol. 12 - Stella trail

外国人だが北京でレーベルもDJイベントもしっかりやっているMichele Seippelさん、そのレーベルとコンピレーションの名前がSeippelabel。中国でフットワーク作れる人を探している話が出て自分が手を挙げてやりま~すと誘われました。
かなり苦戦していた記憶があります。元々広島寄りのminimal footworkにしたかったけど、作れば作るほど雰囲気のこだわりがヤバくなっていてずっとコード変化の試行錯誤してました。
それでもいい感じに仕上げたと自分は思っています。

【BOF:TT】ハカナイユメ、ユメノサカイ

結構上位まで来ていてチームの方も上手かったので有難い

いよいよ、初めてのBMS of Fighters!
切なさに溢れた「endlessky」と打って変わって、何か希望を与えようとする「ハカナイユメ、ユメノサカイ」。
テーマは百合の物語で、少女と夢の中でしか出会わないイマジナリーフレンドとの絆、みたいなことを描きたかったんです。

zaaang pres. comp.3 另一个房间 Another Room - ZIZZ but a rave dream

上海のネットレーベルzaaangのコンピレーションに一曲レイヴ ブレイクコア提供しました。
これも2024年1月の頃に作ったもの、とにかくキックが汚い、ネタが面白いを目指して作っていました。後半はSmile.Dk - Butterflyのメロディーもいい感じに混ざってましたw
自分の曲以外みんなはシリアスでクラブ向けの物を作っていてなんだかびっくりさせる!的な曲になってました。

D1S pres. HALLOWEEN THRILLER SPECIAL VOL​.​1 - Nafuw & 望月真白 - Floating Ember

中國深圳、主にOil Clubで活動しているレーベルD1Sからハロウィンお祝いのコンピレーションに、友人Nafuwとのコラボ曲「Floating Ember」。
お互い普段からぢgた曲をシェアしていて、wave/UK発のbass musicが大好きで、何度かデモを交わした後この曲が生まれた訳です。自分は主にサウンドデザインの方面でこだわっていました。

この曲、なんとOil Clubの七周年アニバーサリーパーティーでプロモーションビデオとして使われていました。お互い深圳住まいのプロデューサーだし今回のパーティーにもDJさせてもろってるので主催さんがそう選んだ、嬉しいです!
お陰で良いパーティーができたし、メインフロアで自分の曲もかけられてヤバかったんです!

サブフロアでジャングル回した時に撮られた。オタクんし過ぎる!!!


Breakcore Demon pres. Amen Destroyer - アカツキ、メテオ、二人

超デッカいブレイクコア コンピ、「Amen Destroyer」。
かなりヤバいメンツ揃っているなぁと、同じ中国出身のkiralitch氏、UKのarcade trauma氏は最近ずっと注目しています。Izum1さん、ELECTRさん、Lzieさんの曲もアツかったです。
自分は約2年前ハードディスクに置いた曲をミキシング直して提出しました。MyXoMoPBLスタイルのグロテスクなハードコアが作りたかったんです…
百合アニメにバトル物、そういうアニメからぶっこぬいた女の子の叫び声を多用しているためイヤホン推奨…前はゆゆゆでやってましたね…

#OOOTO 5 来場特典コンピレーション - 冬もブレイクコア

OOOTO5の来場特典コンピレーションに、一曲目でブレイクコア!
OOOTO4に引き続きこういう形で参加できて嬉しい~ちょうど寒くなった季節なので冬テーマの曲をブレイクコアにしました。わかる人いますかね~?

C.T.M pres. World Wild Compilation: Sounds Across Continents - One Step Forward, Third World Latin

最後の曲はなんと、海を越えてエクアドルのdeconstructed clubレーベルからの依頼です!
deconstructed clubは第三世界発なので、レゲトンのビートとワイが得意なブレイクコアを混ざってやっていきました。「アジアの楽器を使ってほしい」と、最初に思ったのは中国の嗩吶!音が破壊的ですしハードコアに似合うから、です。
ちなみに今回のコンピもアジアとの交流を深めたいからやっていたそうで、コンピにちょくちょく馴染むアーティストさんも出ています。



良い曲

自分のことばかり喋っていて疲れるぅぅ…
一応2024年聞いて&聞き直して良いと思った曲たちを投下。

真面目に新しいもの聴くのが少なくてトランスばかり聴いてた。ブレイクコア/ハードコアも割と減ってしまった。
前の三行はほとんどトランス、中にいにしえのエロゲソングがいっぱい出てくる。
前はよくここ現地のクラブに掛ける曲を集めたりしてたけど、今になって個性の塊みたいなものが好ましいんだ。それをDJで繋ぐのも楽しい。

個人的に紹介したいのはいくつかあります。

pencil - about what you think is me

(M3秋でフィジカルリリース、時間限定でbandcamp公開)
Dochakuso Recordsからfootcore大好きマンになったワイ、やっぱりこういうサンプリングの刻み方が好きでたまらないわ~
Danke Danke Revolution」と「Koibumi」も収録されて有難い!KoibumiはHardcore Teknologyのフィジカル買ってずっと聞いてました。

Aki - Temporarily Fixed Consciousness

全体的な流れがすっごくいいです。rave、jungle、tekno、funkot、Akiさんならではのスタイルで集大成なアルバムを作ったと思っています、最高。
Secrets (Null Specification Remix)」は元曲Thoughostに収録されたものなので、同じくお世話になりましたNull Specificationさんがcycore(?)スタイルにリミックスしていただいてアツかったんです。

Dirty K - Myogi 妙義

中国出身のDirty K氏、日本発のHyper Techno(ジュリアナ東京で流れる曲たち)、ましてや東アジアのレイヴ文化に興味深い人です。
台湾の台客舞、広東省と香港でまた広がるパラパラ、TECHPARA、彼はすべてを愛している。そのため自らそういう音楽スタイルを学んで、曲を作って、その文化をリバイバルさせたい、現場であった時Dirty K氏が話してくれていました。
日本からもWRACK、pìccoloさんを招いてリミックスに手掛けて、もっと現代のレイヴにしました。

Sport DJ - Winds Flowing In a Ruined Castle Of The World Within Me

透明感のあるトランス特化デコクラ、バイレファンキ、アンビエント。
ロシアからやってきたSport DJ氏のEP。国のことはあれなのでBANされてサンクラのみのリリースとなってしまいました。
しかし実にピュアな音……盛大な氷雪帝国が堕ちたように、展開が凄い、ピアノが綺麗で切ない、「Chain Of Memories」にまた割れたブレイクが入っていて鳥肌が立つ。
…このEP聞いて泣いたりしたことさえある。起承転結、大変素晴らしい。




2024年後半、リリースばかりしているがほとんど曲作っていない。エロゲーはかなりやったけど…ここは「望月真白と音楽」だからゲームの話はまた…。
すっかりケロ枕のオタクになったワイから一言、「しゅぷれ〜むキャンディ」は最高、「モエかん」はFDも集めて一緒に遊んだら絶対盛り上がる。

ジャコかわいいなぁ...


ここ最近はI've聴きながら自分からもエロゲーのトランスを集めてDJでみんなに伝えたい、が、調べたら流石に著作権に引っかかってヤバい。
俺たち一緒にエロゲーダンスミュージックのシーンを作っていきましょう
ないなった!!!!!

改めて考えてみると、人と関わったからこそ色んな交流や作品が出せると実感できました。にしても最近仕事は忙しくて自分の曲のことなんて全然考えていない、テンション低いです。
ま、中國には春節(1月27日~2月4日)の連休もあるんで、余裕あったらまた何かを作りたいですね。

今は「サクラノ詩」真琴√をやっていて、「おねがい☆ツインズ」を見ている。

曖昧な季節だからこそ
かすかな手触り 心で感じて
限られた時を生きるから
たたんだ翼を今すぐ広げて
たとえ虹が壊れても 空は待っている

KOTOKO & 佐藤ひろ美 - Second Flight


それではみんな、良い年を!

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