12/4-10 仁王立ちの正直さ

12/4(月)
在宅。普通に働き、夜は肉じゃがを作る。

寝る前、剃刀を手に取ろうとして指をざっくり切る。痛すぎて何かに八つ当たりしたくなったが、100%一点の曇りもなく自分が悪い。夫もいなかったので一人で呻きつつ、なんとか止血し就寝。


12/5(火)
出社。やることが多くバタバタと働く。最近ミーティングの場で、変な気を遣って変なことを言ってしまうことが多くて反省。

夜友人のライブを観に行く。なんか自分も歌を歌ってみたいなとふと思った。

出社するとオフィスの乾燥により全身が砂漠のようになる。帰宅して痒くて発狂。


12/6(水)
在宅、Zoomで一日研修。そこそこ楽しいけど、Zoom上で知らない人と話すのめちゃくちゃ疲れる。こういうのはオフラインのほうがなんとなく間が持つし楽だよね。

研修終了後気づけば床で一時間寝ていた。

12/7(木)
本日も1日研修。得意でないことを得意にしなければと思っていたけれど、そこそこ得意なことを得意と言えるように伸ばしたほうがいいんだろうなと思った(こうして書くととても陳腐)。

夜家にあったソース?キット?を使ってパスタを作ったが、麺をゆでるな、蒸せという指示に従ったところ、芯残りまくりパスタが出来上がった。そりゃそうだわなと思いつつ悲しい。

12/8(金)
出社。私って上司の壁打ち相手なんだよなと思わされた。うーむ。
ずっと後回しにしていたことをやり始めたら、相手方の反応が悪くなかったのはよかった。

退勤し、飲み会前に一時間ほどスタバへ。最近頭の中がごちゃごちゃしている感じがしたので、ノートを買って書き散らかしたのだがこれがよかった。1年後の転職を考え始めたのだが、まあいずれにせよ今目の前の仕事にもっと真摯に取り組むべきだと思った。環境のぬるさに甘えてはいけない。

夜友人たちと飲み。彼らとは高3のときに体育のバドミントンで同じグループになって、それ以来なんかずっと仲がいい。しかし29歳になってまで飲むとは思わなかったね。今日も飲みながらこの会めちゃくちゃいいよねと話した。また来年末に飲みましょう。


12/9(土)
昨日飲む前にウコンの力を飲んだおかげでひどい二日酔いにはならず。しみじみと昨日楽しかったなと噛み締めつつ起床。

若者の演奏を聴きに行く。よくぞコロナ禍を乗り越えてくれた。若者たちが楽しそうに演奏しているのを大先輩がニコニコと見ている、その様子を見て泣いた。


12/10(日)
仕事に行くような時間に起き、朝から友人の展示を観に行く。いつもはただの変で面白い友達だけど、彼女のクリエイティビティを目の当たりにして畏敬の念。会場でパフォーマンスが行われていたのだが、それを仁王立ちで見ている友人の姿を遠くから見て、彼女のこういう正直さ、飾らなさみたいなところが好きなんだよなと思った。あと彼女が私のことを周りの人に紹介してくれたのもとてもとても嬉しかった。彼女のまわりに集まってくる人たちも彼女と同じように正直なにおいがした。

その後下北沢へ移動し日記祭へ。会場は賑わっていて、こんなにたくさんの人が日記に興味を持っているのかとうれしくなる。日記祭をぐるぐると回り、何冊か購入しつつタイミングを見計らってシクロさんのブースに向かう。初めてお会いしたのだが、日記を読んで想像していた通りのやさしく柔らかいお人柄!ぜひまたゆっくりお話したいです。そして現実世界で初めて「もちやまです」という言葉を発した。

そのまま星乃珈琲店で手に入れた日記本を読む。シクロさんの「せめるひび」、ままならないことやもがく自分と向き合いながら、どうにか言葉をつむぎだそうとする、その誠実さに心を打たれる。いつもnoteで読ませていただいているけれど、本になっていることでこの「せめるひび」には一旦の完結があるのだと思えるのだなあ。日記を本にするおもしろさだ。

なんだか今日は人の正直さや誠実さにくらう日だ。なんとなくそれっぽく誤魔化すのが得意になってしまったけど、そういう自分のこと、実はかなり嫌なんだなという気づきがあった。

夜は大学の友人たちと飲み。前から癖のある友人たち、癖の部分が年々濃くなっているけど根底のやさしさは変わらない。大学時代から通っている大好きな居酒屋も変わらずおいしく最高。この会もまた来年。

いいなと思ったら応援しよう!